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梓「え?唯先輩、今なんて言いました……?」 その2 

252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 15:00:25.94 ID:nNmGHYR00
梓「……」

律「つーわけだからさ、これからは口のきき方に気をつけろよな」
律「まあ、これからも仲良くいこうぜ?」

ひひひ、と下卑た笑いをする律。

梓(私が感じた……先輩たちの一体感も全部……嘘だったってこと?)

梓「え?唯先輩、今なんて言いました……?」 その1
梓「え?唯先輩、今なんて言いました……?」 その3
梓「え?唯先輩、今なんて言いました……?」 その4(最終編)



254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 15:05:04.14 ID:nNmGHYR00
それから数日後、例の噂は和も知るところとなり……。

和(うそ……なんで?)

梓の場合とは違った仕打ちが、和には待っていた。
和の机に彫られた「レズメガネ」の文字。
ついでとばかりに椅子には件の写真が隙間なくボンドで貼り付けられていた。



257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 15:16:33.62 ID:nNmGHYR00
和「だれ……誰がこんなこと!!」

叫んではみるが、反応はない。
しかし、和には見当がついていた。
この合成写真には、先日いじめられていた後輩の姿があったからだ。

和「澪……!」

軽音部の連中の仕業ではないか。
そう思い澪のほうを向くと、席に座り顔を伏せている。

和(澪が主犯ってわけじゃないだろうけど……やはり)



258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 15:27:48.20 ID:nNmGHYR00
律「でさー……」

唯「きゃはは!!もうりっちゃんったらー」

和「ちょっと唯!」

唯「んあー?なに、和ちゃん?」

ニタニタとした顔で和の顔を見る唯。

和(この子……こんな笑い方だっけ?)

この教室に入る前から、唯と律の馬鹿笑いは聞こえていた。



260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 15:42:07.57 ID:nNmGHYR00
和「あなたちの仕業でしょ?私の机と椅子にあんな……」

唯「えー?なんのこと?」

けらけらと律と笑いあう唯。

和「他に誰がやるっていうのよ!こんな写真作ってまで!!」

唯「へえ、あずにゃんって和ちゃんにも気が合ったんだ」

和「!!……この」

唯「でもさぁ、和ちゃんってひどいよねぇ」

律「だよなぁ、仮にも幼馴染を疑うんだからなぁ」

和「だ、だって……!この間あなたたち、梓をいじめてたじゃない!!」
和「私がそれを止めた仕返しって考えると、あなたたちしか!!」

律「うざうざうざ!!お前本当にそれだけが原因と思ってるわけ?」

和「……え?」

唯「和ちゃんってあずにゃんと一緒で本当に空気読めないよね」
唯「和ちゃんってさぁ、周りからどう思われてるか知らないでしょ?w」



261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 15:49:43.38 ID:nNmGHYR00
律「仕切り屋、ガリベン、キモメガネ(笑)」

唯「なんか辛気臭いしぃ、常に上から目線でうざいよぅ」

和「ゆ、唯……?」

律「特に唯のこと見下してるよな」

唯「うんうん、なんかたまに保護者気取りのときあるし」
唯「そういうとこ、憂と一緒でむかつく!」

和「そん……な」

律「まあ唯のことは抜きにしても、鬱陶しがられてるのはマジだからな?」
律「周り見てみろよ、誰かお前に同情してるやついるか?」

和「う……あ……」

よその教室であるということもあった、和には自分に向けられている視線がすべて敵意あるものに感じられた。



262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 15:57:39.35 ID:nNmGHYR00
その日、和は早退した。
噂はすでに学校中に広まっており、和には周りがすべて敵に見えていた。
中にはそんな噂を真に受けず、単なるいじめだと認識し、同情的になっているものもいたが、
そんなことがなんの慰めになるだろう。
結局和はそれから部屋に引きこもってしまった。
梓がそれを知ったのは、和が引きこもってから二週間後のことだった。



264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 16:02:09.15 ID:nNmGHYR00
梓「和先輩……」

和「……」

ドア越しに話しかけるが、返答はない。

梓「あの……なんて言ったらいいか」
梓「私……和先輩に伝えなきゃダメだったのに……その」

和「……」

梓「ご、ごめんなさい!!」



265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 16:05:19.47 ID:nNmGHYR00
長い長い沈黙。
それを破ったのは和だった。

和「梓のせいじゃないわよ」

梓「!でも、私のせいで、あんな写真……」

和「私がはじめからみんなに快く思われてなかったからよ」

梓「だ、だけど」

和「うるさいわね!!あんたのせいじゃないって言ってるでしょ!!」

梓「ひっ……!!」

和「こんなことする奴らが悪いにきまってるじゃない!!」
和「なんで……あんたが謝るのよ……」

梓「先輩……」



271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 16:10:35.78 ID:nNmGHYR00
和「でもね……お願い、一言だけ、梓に言いたいことがあるの?」

梓「な、なんですか……?」

和「……」



















和「あんたなんか、助けなければ良かった」



276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 16:15:47.10 ID:nNmGHYR00
梓「……」とぼとぼ

唯「和ちゃんの様子はどうだった?」

梓「!!唯……先輩」

唯「和ちゃんもでりけーとだねっ。ひきこもりになっちゃうなんて」
唯「私のことニートとかバカにしてたくせに、いい気味だよぉ♪」

梓「そんな言い方……ないと思います!!」

唯「でもあずにゃんが原因じゃん、和ちゃんがこうなったのも」

梓「……」
梓「うう……ぇ……ぁぅ……」ぽろぽろ

唯「あーあー、また泣くの?」
唯「もううるさいから、私かえるよ、ばいばーい」

梓「うぇええええええぃ!!!!」

梓は人目も憚らず泣いた。



284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 16:30:36.90 ID:nNmGHYR00
梓の日常

味方を完全になくした梓の日常は一変した。

日も昇らない時間帯に、梓は携帯の着信で毎朝起こされる。
画面には非通知とある。

梓「もしもし……」

『梓ちゃん、今度×××して○○しようねぇ』げらげら

笑う男の声。
毎回違う男のようだが、卑猥な言葉を投げかけてくる点は共通している。
どうやら律先輩と繋がりがある男たちのようで、電源を切ったり着信を拒否したりすると学校で律の鉄拳が炸裂する。



288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 16:38:08.40 ID:nNmGHYR00
不愉快な目覚めのあとは、学校に行く準備をする。
しかし梓はこのところ準備の途中でいつも腹痛を起こす。
身体が学校へ行くのを拒否しているようだ。
朝食を摂るのもままならないが、親に心配されたくないので無理矢理胃におさめる。
が、登校途中で具合が悪くなり、結局吐いてしまう。
梓は、朝食を作ってくれた母に申し訳なく思い、涙で頬を濡らしながら学校へ向かうのである。



292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 16:44:18.22 ID:nNmGHYR00
学校に着くと、ちょこんと自分の席に座り、授業が始めるまでしばしの眠りにつく。
その間、ちょっかいをかけてくる者はいないので、梓にとっては心休まる時間である。
授業中も平和だ。
ただ、体育や家庭など、他人と組まなければならない授業だけは苦痛だった。
だが、こんなこと、放課後ティータイムの化け物たちの仕打ちに比べれば、数段マシだった。



298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 17:01:34.56 ID:8Tg3Qlv00
ばwwwwけwwwwもwwwwのwwwたwwwwちwwww



299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 17:02:35.09 ID:nNmGHYR00
放課後

律「梓ぁ、はやくこっちこいよ」

梓「せ、先輩……勘弁してください……」

律「猫が人間の言葉喋ってるよw生意気によ!!」がすっ

梓「ぐえ!!」

唯「あずにゃーん、はやくぅ、にゃんにゃんいいなよぉ」

梓「ああ……ああ……」

唯「鳴き声になってないよ」ガン!!

梓「わ、わだじのぎたー!!」

唯「猫にならないと、もっとギターが傷ついちゃうよ?」

梓「うなぁ……」

梓は全裸に猫耳、尻尾をつけられ、放課後ティータイムの飼い猫と化していた。



303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 17:10:38.16 ID:nNmGHYR00
紬「さあさあ、梓ちゃん、エサの時間ですよ?」

そういって紬が用意したのは、小汚いペット用の皿の上に山盛りとなったキャットフード。
キャットフードの中には人間が食べられるものもあるが、明らかにこれは人間が食べられないものであろう。

梓「や、やだ……」

瞬間、紬は梓の頭を踏みつけ、強制的に皿の上のエサに口をつけさせる。

梓「うげえ……」

紬「梓ちゃんは今猫ちゃんでしょう?喋ったらだめよ、本当に物覚えが悪いわね」



314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 17:18:34.50 ID:nNmGHYR00
梓を見つめる六つの瞳。
澪だけは、申し訳なさそうに俯いている。

梓(たべなきゃ、なにされるか……でも……)

しかし抵抗はもちろんある。
以前友人だったクラスメイトから預かった猫――あずにゃん二号の世話をするときに、キャットフードのことについても色々調べていた梓は、
ものによっては酸化防止のために発がん性のある薬を混ぜていることを知っていた。

唯「はやくはやくー」がんがん

梓「!!」
梓(ギターが……もうだめだ)
梓「かり……かり……」

律「おお……食った食った!!」

唯「やったね、ムギちゃん!!」

紬「用意したかいがあったわぁ」

これが本当の猫に向けられた言葉ならどんなに微笑ましいことか。
梓は泣きながら、ときに吐き気を催しながらもキャットフードを食べ続けた。



322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 17:26:44.75 ID:nNmGHYR00
その夜、梓は腹痛を訴えて病院に運び込まれた。
キャットフードはあらかた吐き出していたが、精神的な負担とあわせて梓の身体を蝕むには十分すぎた。
それからしばらくは、梓にとって平穏な時間が訪れた。



323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 17:30:05.24 ID:nNmGHYR00
梓(入院できたのは、ラッキーだったな……あのまま猫の格好させらるのは、寒いし恥ずかしいし……)
梓(でも、退院したらまた……)

退院のことを考えると胃が痛くなる。
梓は唯たちのことを考えるだけでストレスを感じてしまうようになった。

梓(もういやだ……誰か助けてよ……!)



327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 17:34:23.30 ID:nNmGHYR00
十二月二十四日、クリスマスイブの日に、梓は退院した。
入院中に唯たちがお見舞いと称していじめにくるのではないかと懸念していたが、
実際はそんなことはなく、ゆっくりと療養できた梓。
しかし、すでに学校は冬休みに入っていた。

梓(まだ……冬休みの間はなんとか会わなくてもいい……)
梓(携帯も病院では使えなかったし、このまましばらくは……)



332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 17:46:27.81 ID:nNmGHYR00
梓の母親が運転する車は街の中を走っていた。
梓は後部座席から、街の様子を眺める。

梓(いつの間にかクリスマス一色だな……)

まるでタイムスリップしたみたいだ、と梓は思った。

梓(ん?あれは?)

見慣れた姿が目に入る。

梓(……唯先輩たち)

唯、律、紬、澪の四人と、見知らぬ男四人が並んで歩いていた。



336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 17:59:37.15 ID:nNmGHYR00
梓「私、ちょっと用事」

母親が心配するのをよそに、梓は車から降りて唯たちのあとを追う。
ウインドウショッピングを楽しむ八人の姿が、梓には眩しく見える。
やがて喫茶店に入る一行。梓も続いて店に入る。
約一時間、唯たちは男と談笑をしていた。その間、梓は一杯のコーヒーで粘っていたので、店員から白い目で見られた。



338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:06:53.31 ID:nNmGHYR00
喫茶店から出ると、お開きといった様子で思い思いの行動を取る八人。
澪が真面目そうな男から電話番号を聞かれているらしきところを見る限り、初めて会った男のようだった。
ただ、唯や律と話をしている軽薄そうな男二人はどうだろう。
梓には、あの男たちこそ朝に下品な電話をかけてくる張本人だという確信があった。

梓(先輩たち、あんなに楽しそうに……私をこんな目にあわせておいて……)

唇をかみ締める。
どうして、自分ばかり。
どうして、先輩たちばかり。
許せない。
梓は初めて、先輩たちに対して恐怖ではなく怒りの感情を抱いた。



345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:13:42.44 ID:nNmGHYR00
やがて、唯と律はそれぞれ男を連れてどこかへ歩き出し、残る四人は別の別々の方向へ散っていった。
どうやら性夜を過ごすのは唯と律の二人だけらしい。
チャンスだ、と梓は思った。

梓(まだこいつらは私が退院したことを知らない……)

自由に動けるのは今しかないと思った。
のんびりしていれば、決心が鈍る。

梓(復習――してやる)



349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:14:44.02 ID:qTOx/B1h0
この問題!ゼミで出てきた!



351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:15:32.98 ID:r8HP76IF0
勉強家だなあww



352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:16:07.75 ID:nNmGHYR00
梓(あれ?復讐のつもりだったのに……)

気を取り直して、梓は行動を開始する。
目的は三つ。
まずは平沢家へ向かう。

梓(唯先輩の家は、たしか両親がクリスマスの日はいつもどっかで二人っきりで過ごすって言ってた)
梓(といことは、今は憂が一人っきり……)



358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:19:38.85 ID:nNmGHYR00
平沢家の呼び鈴を鳴らす。
しばらくすると、「はーい」という声とともに憂が姿を現した。

憂「おねえ……!!」
憂「!!う……あ、梓……ちゃん……」

梓「唯先輩じゃなくてごめんね?」

してやったりといった不敵な笑みを浮かべる梓。

憂「な、なんの……用?」

梓「何の用かって?」



362 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:25:58.33 ID:nNmGHYR00
梓は憂の胸倉を掴み、ドアに身体を叩きつける。

憂「う……」

梓「私が今こんなことになってるの、憂のせいでもあるってことわかってる?」

憂「く、くるしい……あずさ……ちゃん……」

梓「苦しい?苦しいよね?私も苦しかった。この数ヶ月、本当に苦しかったんだから!!」
梓「憂は言ったよね?先輩たちに練習してくれるように話してくれるって……」
梓「私、嬉しかったのに……なのに、憂は唯先輩の言いなりになって私を……!!」

憂「うう……うぐっ……ひぐっ……ごめん、ごめんなさい……」ぽろぽろ
憂「私……お姉ちゃんに嫌われたくなくて……それで……梓ちゃんに……ひどいこと……」ぽろぽろ



367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:31:59.91 ID:nNmGHYR00
憂「梓ちゃんと話すのもダメだって……お姉ちゃんに言われて、それで……それで……」

梓「……そっか、憂もつらかったんだよね、ごめんね……」

憂「うわああああああ!!!梓ちゃん、ごめん!!ごめんなさい!!!私が全部悪いの!!!」
憂「う、噂を流したのも、黒板にあんなこと書いたのも私なの!!!!」
憂「ごめんなさい!!!」

ごめん、ごめんと泣きながら謝る憂。

梓「わかった、わかったから、もう泣かないで?」

憂「梓ちゃん……」

梓「憂……」

憂「梓ちゃあああああん……」

私の小さな胸に顔をうずめて泣く憂。
よかった。
これなら我慢せずにすむ。

梓(復讐の始まりですよ、唯先輩?)にやあ

私は今、どんな顔をしているのだろう。



373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:36:01.58 ID:nNmGHYR00
憂の背中をさすりながら、泣き止むのを待つ。

憂「ごめんね、服……濡らしちゃった」

梓「気にしないで」

表面上はすっかり仲直りしたように見える私たち。
いや、憂は完全にその気でいるだろう。
私?
許すわけないじゃん、こんな奴。



384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:43:40.24 ID:nNmGHYR00
それから、憂はたががはずれたかのごとく唯先輩に対する愚痴を言い始めた。
愚痴と言っても、今年のクリスマスは一緒に過ごせないだの、せっかく料理を作ったのにだの、
今夜は帰らないであろう姉の行動に対してのみだ。

憂「お姉ちゃん、軽音部のみんなとクリスマスを過ごすって言ってたけど……」

きた、と私は思った。

梓「私、さっき街で先輩たちを見かけたよ」

憂「え、本当?」

梓「うん、でも、うーん」

憂「な、なに?どうしたの?」

梓「たしかに軽音部のみんなと一緒だったよ?でも」
梓「男の人もいた」

憂「!!」

憂の顔から血の気が引いていくのがわかる。
目の光は澱み、口元にうっすらと笑みをうかべている。



390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:54:25.78 ID:nNmGHYR00
憂「ふーん、そうなんだ、ふーん」

梓「……」

憂は、そうなんだ、そうなんだと繰り返し、台所へ行き、包丁を手にとって笑っている。
思ったとおりだ。

梓(唯先輩が憂に依存してたんじゃなくて、憂が唯先輩に依存してたんだ)

相手の世話を焼くことで、自身の存在価値を確認する。
憂は、唯先輩の面倒を見るしっかりものの妹を演じることで、精神の均衡を保っていた。
その姉が、自分の手の届かないところで男と一緒にいる……憂にとっては、耐え難い苦痛のはずだ。

梓(そもそも、唯先輩に嫌われたくない一心で私を裏切った憂が、唯先輩のこの行動を容認するはずがない)



400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/07(金) 18:59:58.46 ID:txfoC/xQ0
憂先生がアップをはじめました






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[ 2009/11/04 12:34 ] けいおん!SS | TB(0) | CM(0) | このエントリーを含むはてなブックマーク
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けいおん系SSばっかりです。


ひさびさに左上更新してみましたw


とはいえ特に書く事もありませんが(笑)


このブログも開設から1年以上経過するんですね…


とりあえず「けいおん!!」のアニメが終わるまでは頑張って更新し続けたいと思います
2010年7月24日


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