闇速

けいおん!系SSを中心に、2ちゃんねるからSSスレを独断と偏見でまとめてます。
最新ニュース

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




この記事をリンクする?:


[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) | このエントリーを含むはてなブックマーク

律「いんぐりっしゅ」 

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:43:54.73 ID:2jbkFQvn0


律「今から英語を使っちゃいけませんゲームをします」

唯「・・・へ?」

梓「またなんか言ってるよ、この人・・・」

澪「また始まった・・・」

紬「Fuck」

律「・・・」シュン・・・グスッ

澪「うううう嘘だよ!それで?そのゲームはどうやってやるんだ?」ハラハラ

律「・・・ふんっだ」プイ

梓「わ、私も気になるなー・・・」チラッ

律「・・・」



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:46:31.38 ID:2jbkFQvn0

唯「えっと・・・すごい楽しそうだね?」

律「・・・本当か?」

紬「えぇ、最高よ?」

律「・・・!」パァァァ!

澪「お、元気になったな」

律「いいか!ルールは簡単!英語を使っちゃいけないんだ」

梓「いや、それはわかります」

律「」シュン

紬「詳細は?」

律「5回英語を使っちゃった人は罰ゲーム!カウントの仕方は1単語につき1回!」

梓「・・・ちょっと面白そうかもです」





6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 01:50:10.65 ID:2jbkFQvn0


律「本当か!みんなは?」

澪「ま、それくらいなら付き合ってやるぞ」

唯「うん!やろう!」

紬「外来語を使っちゃいけないってことよね?」

律「もちろん!だからテストは試験って言わないとアウトだし、オッケーは了解ってな感じで言わないと駄目だ!」

紬「面白そうね!」

律「1単語につき1回だから、『ドラムのスティック』って言ったら2回分アウトだ。どうだ?」

澪「つまり、1文章につき5回アウトになって即罰ゲームも有り得る、と」

律「おう!」

紬「やりましょう!・・・ただ、一つ条件があるわ」





7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:04:26.74 ID:2jbkFQvn0


律「なんだ?」

紬「罰ゲームの内容は私に決めさせて?」

律「なんだ、そんなことか。いいぜ!」

澪「いや!よくないだろ!」

梓「そうですよ!なんでよりによってムギ先輩が決めるんですか!」

唯「私は誰でもいいよ?」

律「なんだよー、じゃあ澪と梓!ムギ以上に『罰ゲームっぽいこと』考えられるのかよ」

澪「うっ・・・」

梓「それを言われると・・・確かにムギ先輩は実践したくないことを思いつく天才です・・・」

紬「ありがとう♪」

梓「・・・褒めてない、断じて褒めてない・・・」





9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:08:09.15 ID:2jbkFQvn0

律「っつーわけで決定!期間はいつまでにする?」

澪「1日、つまり明日のこの時間までってのはどうだ?」

律「というと、夕方の4:30までだな」

梓「私もそんなもんでいいと思います」

唯「よし!やろうやろう!」

紬「うふふ」

律「あ、そうだ!」

澪「なんだよ」

律「もしムギが罰ゲームになった場合、内容はみんなで考えようぜ!」

澪「いいな!」

律「よっしゃ!決定!」

梓「それじゃ・・・」





11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:18:27.73 ID:2jbkFQvn0

律「おう!よーい・・・スタート!」

梓澪唯紬「1回」

律「あぁぁ!!ち、違う!今のはノーカンだ!」

梓澪唯紬「2回」

律「」

澪「律、バカだな」

律「ううううるせー!!///」

梓「言いだしっぺがこれですか?」

唯「うーん、りっちゃんには敵わないよ」

律「唯にまで・・・!!」ズーン

紬「でも、これは追加の規則が必要ね?」





12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:21:27.67 ID:2jbkFQvn0

梓「規則って・・・あ!(そうか、ルールって言うのもアウトなんだ)」

紬「間違った回数5回につき1回、罰則が発動する。つまり10回間違えれば2回の罰則ってことで、いいかしら?」

梓(罰則って・・・あ、罰ゲームっていうの駄目なのか・・・思ったより厄介な遊びだな・・・)

澪「ああ、律なんか今日中に5回間違えそうだしな。それでいいと思う」

梓「私も賛成です」

唯「うん!」

律「ちっきしょー・・・」





13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:22:08.61 ID:2jbkFQvn0

澪「というわけで、律はもう2回やってるからな?」

律「う゛・・・わかってるよっ」

梓「とりあえず、練習しません?」

澪「ああ、そうだな。ほら。始めるぞ」

律「へいへーい」

紬「練習時間の方が圧倒的に短い私達ってある意味すごいと思うわ」

唯「えへへー、ギー太!出番だよ!」

律(あ、いいこと思いついた)

律「おい、澪」






14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:22:54.56 ID:2jbkFQvn0

澪「なんだよ」

律「お前、楽器は?何処に置いたんだ?」

澪「へ?ベースならそこに置いてあるだろ?」

律「・・・」ニヤリ

澪「・・・あぁぁ!!!!」

律梓唯紬「1回」

澪「!?・・・律!お前、ハメたな!?」

律「引っかかる澪が悪いんだろー?」

澪「バカ律!」

律「へへーん、なんとでも言え!」



只今
律…2回
澪…1回
唯梓紬…0回







16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:27:27.49 ID:2jbkFQvn0

~♪~♪

~~~~♪♪


梓「ちょっと待ってください」

律「ん?どうした?」

梓「ここ、もう少しちゃんと合わせた方がよくないですか?」

唯「うーん?言われてみればそうかも?」

梓「まず、唯先輩。弾いてて楽しいのはわかりますが、最後のミュートだけはしっかり決めてくださいね」

唯「」

梓「律先輩はテンポが走らないように気にしてるつもりでしょうけど、そのせいでリズムが不安定です」

律「」

梓「・・・どうしたんですか、みなさん」

澪律唯紬「3回」

梓「あ゛・・・」







17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:35:05.38 ID:2jbkFQvn0

唯「天然なあずにゃんも可愛いよ?」

梓「うっさいです、ほっといてください・・・」

律「えーと・・・じゃあどこからやる?」

澪「アタマからやるのも微妙だなー・・・」

梓「じゃあギターのソロからいきましょうか」

梓「・・・あ゛」

律澪紬唯「5回!」

梓「いやぁぁぁぁ!!!!」

律「流石だな、梓!」ニシシ

澪「まさか梓が一番最初に罰ゲームとはな!」

律「はい澪、2回目ー」







18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:36:35.40 ID:2jbkFQvn0

澪「なんでだよ!?」

律「今、罰・・・なんて言った?」

澪「・・・ゲーム」

唯「ほい!3回目!」

澪「あぁぁぁ!!違う!今のはなしだ!」

紬「いいえ、ありよ」

澪「・・・」ズーン


只今
梓…5回
澪…3回
律…2回
唯紬…0回







20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:42:00.75 ID:2jbkFQvn0

澪「・・・で、梓にはどんな罰が待ってるんだ?」

唯「一番乗りだなんておいしいとこどりだね、あずにゃん?」

梓「じゃあ唯先輩にあげますよ、一番」

唯「うーん、いらないや」ニコッ

梓「ですよねー♪」

律「おーい、決まったか?ムギ」

紬「えぇ、まずは軽いジャブで」

澪唯「1回」

紬「あ・・・」ズーン







21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:42:52.91 ID:2jbkFQvn0

律「んで?どうするんだ?」

紬「憂ちゃんに電話をかけて『おっぱいが成長し過ぎて怖い』って言ってみて?」

澪「ジャブどころか右ストレートじゃないか!」

律唯「5回」

澪「あぁぁー!!!」

梓「・・・わかりました」

紬「待って、今澪ちゃんも5回に達したわ」

梓「達したって、ムギ先輩が言うと卑猥です」

唯「私も思った」

澪「二人とも、そういうことは心の中に秘めておこうな」







22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:48:29.31 ID:2jbkFQvn0

律「えっと、つまり・・・どういうことだ?ムギ」

紬「二人で一つの罰を受けてもらいましょうか」ニコッ

唯「うん!さんせー!」

澪「うぇへぇ・・・」

梓(澪先輩と一緒だったら・・・いいかも!)

梓(ムギ先輩が考える罰ゲームって言ったらレズっぽいことでしょ?)

梓(罰ゲームという大義名分でイチャイチャできる・・・大歓迎だよ!大歓ゲイ!)

梓「ふふふはははは・・・!」

唯「あずにゃんキモいよー?」

梓「あ、すみません」







23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:53:25.60 ID:2jbkFQvn0

律「んじゃムギ、この二人の罰、どうするんだよ?」

紬「二人にはこの寒空の下、どじょうすくいを踊ってもらうわ」

唯「楽しそうだね?」ニヤニヤ

律「ちょっ」ププー!








梓澪「」






24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 02:56:58.94 ID:2jbkFQvn0

律「手ぬぐいもちゃんと頭に巻くのか?ざるは使うのか?」

紬「もちろん」

梓「・・・(イチャイチャできない、だと・・・!?)」

澪「待ってくれムギ!それはさすがに、その、あんまりじゃないか?」

紬「ふふ、冗談よ」

梓「ほっとしました」

紬「手ぬぐいなんかの小道具は我慢するわよ。動きだけでいいわ」

澪「」

梓「ゾッとしました」

律「ほら、お前ら配置につけ!二人並んだほうがいいよな?」







25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 03:02:08.63 ID:2jbkFQvn0

紬「ええ♪・・・校門の前でね♪」

澪「どんだけだ!」

梓「そうです、ちょっとやり過ぎじゃありませんか!?」

紬「梓ちゃん、甘いわよ」

梓「な、何がですかっ」ギクゥッ!

紬「いい?ここで百合っぽいお題を出してごらんなさい」

梓「な、なんですか」

紬「それは梓ちゃんにとって罰にはならないわ。だって梓ちゃんは心の中でそれを望んでいるもの」

梓「!?///」

澪「へ?///・・・そ、そうなのか?梓」






27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 03:09:49.21 ID:2jbkFQvn0

梓「ちちち違います!言いがかりです!///」

唯「顔真っ赤にして言っても説得力がないよ?」

梓「いいいいから!どじょうすくいでもなんでもやりますよ!ほら!」スタスタ

唯「あ、おーい!あずにゃーん!・・・行っちゃった」

律「アイツ、もう帰るってのに、鞄もギターも置きっぱかよ・・・」

唯「りっちゃん!3回!」

律「あ!!!」

澪「ばーかばーか」

律「うっせ!(ちきしょー!梓のヤツ!・・・よし、唯にもさっき澪が引っかかったのやってやるか!)」

紬「りっちゃんも帰る前に5回いイっちゃうかしら」

律「やめろ、文字の変換がそこはかとなくいやらしい、やめろ」







30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 03:20:47.51 ID:2jbkFQvn0

澪「よし、じゃあ私達もそろそろ行くか!・・・どじょうすくいのことを考えると気が重いけど・・・」

唯「うん!」

律「(今だ!)おい、唯!」

唯「うん?」

律「唯、楽器は?」

唯「うん?ギー太?いつも通り背負ってくよ?」

律「(くそっ・・・!ギー太じゃ名前だからセーフじゃないか!こうなったら・・・)」

澪「律、お前またなんか企んでるな?」

律「じゃあ梓のは?」

唯「あー、そっかぁ、忘れてっちゃったもんね。そうだ!あずにゃんの六弦はりっちゃんが持ってってあげてくれる?」

律(六弦、だと・・・!!)

澪(唯がまさかのファインプレー)






33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 03:35:24.32 ID:2jbkFQvn0

紬「唯ちゃんが一番危ないと思ってたんだけど・・・こういう遊びに強いのね?」

唯「うーん?そんなことないよ。みんながおっちょこちょいなだけじゃない?」

律「唯に言われた!!」

澪「私もショックだ!」

唯「はい、澪ちゃん6回ね」

澪「」

紬「それじゃ、そろそろ行きましょう?」



只今
澪・・・6回
梓・・・5回
律・・・3回
紬・・・1回
唯・・・0回



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 03:41:35.30 ID:2jbkFQvn0

校門前



澪「お待たせ」

梓「あ、澪先輩」

律「私達もいるぞー?」

紬「うふふ」

唯「それじゃ、素敵などじょうすくいを見せてね?」ニコニコ

梓「・・・やればいいんですよね、やれば」

澪「私も恥ずかしいけど、やるしかない、よな・・・」

紬「もちろん♪それじゃ、どうぞ」

梓「」ホイサホイサッ

澪「」ホイサホイサッ







35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 03:42:15.88 ID:2jbkFQvn0

唯「ぷー!変なのっ!」ケラケラ

律「こりゃ傑作だ」ゲラゲラ

紬「軽音部の中でも真面目な二人が、こんな・・・」ブフフフ!

梓「わ、笑うなです!」ホイサホイサッ

律「・・・」シラー

唯「・・・」シラー

紬「・・・」ホジホジ

澪「やっぱり笑ってくれ!余計居たたまれない!」ホイサホイサッ

唯「わかればいいんだよ♪」フンスッ

梓「くっそー・・・」ホイサホイサッ

澪「で、これいつまでやればいいんだ?」ホイサホイサッ







36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 03:42:56.57 ID:2jbkFQvn0

紬「だいたい3分くらいかしら」

澪「3分も!?」ホイサ!

律「おーおー、通行人が奇妙な目で見てるぜ」

唯「これは屈辱だね」

女1「あれって秋山さんじゃない?」

女2「まさか、あんなキモいことを秋山さんがするハズないでしょ」

女1「それもそっか。キモ過ぎるもんね」

梓「死にたい」ホイサホイサッ

澪「消えたい」ホイサホイサッ

律「何故かあの二人が愛おしく見えてきたぜ」





62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 14:32:00.68 ID:2jbkFQvn0


紬「奇遇ね、私もよ」

唯「私も!馬鹿な子ほど可愛いみたいな?」

律「ちょっと違うけど、まぁそんな感じかな」

梓「なんですってー!」ホイサホイサッ

澪「この!覚えてろ!」ホイサホイサッ


・・・

・・・







63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 14:32:44.56 ID:2jbkFQvn0

澪「恥ずかしくて死ぬかと思ったよ」

梓「私なんか2回くらい死にましたよ」

紬「うふふ、二人ともお疲れ様」ブフッ

澪「労いながら笑うな」

律「それにしても、お前らきっと明日から学校の人気者だぜ?」

唯「キモいって色んな人に言われてたね?」

梓「言うなです!こんなの明日になればみんな忘れてますよ!」

紬「それはどうかしら」

梓「むむっ」







64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 14:33:31.90 ID:2jbkFQvn0

紬「確かに唯ちゃんとりっちゃんが同じことをしていたらみんな明日には忘れるかもしれない・・・」

紬「でもどじょうすくいをやっていたのは澪ちゃんと梓ちゃんよ?真面目なイメージのある二人の奇行・・・インパクトは大きいはず」

律「普段の私達のイメージって・・・」ズーン

唯「あ、ムギちゃんとりっちゃん」

紬「何かしら?」

律「なんだよ」

唯「ムギちゃんは3回、りっちゃんは4回ね」

律紬「・・・」ズーン


只今
澪・・・6回
梓・・・5回
律・・・4回
紬・・・3回
唯・・・0回


・・・

・・・







65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 14:41:54.80 ID:2jbkFQvn0

律「それじゃ、私達こっちだから」

澪「また明日なー」

唯「うん!またねー!」

紬「明日の放課後まで白熱しそうね」ウフフ

梓「これ以上罰を受けるわけにはいかないです・・・!」

律「梓は案外こういうの弱いんだよなー?」ニシシ

梓「うぅ・・・」

律「ま、私もリーチかかってるから人のこと言えないんだけどな」タハハ

律「・・・あ゛」

澪唯紬梓「5回」

律「あああぁぁぁぁぁぁ!!!」







68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 14:50:41.68 ID:2jbkFQvn0

紬「帰り際に油断したわね?」

唯「やっぱりりっちゃんには敵わないね!」

律「うるっせぇ!」

澪「やーいやーい」

梓「律先輩もここでどじょうすくいしたらいいですよ」

律「一人でか!?」

紬「待って、どんなものにするかを決めるのは私よ」

梓「すみません、出すぎた真似を・・・」

紬「わかればいいのよ、わかれば」







69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 14:53:40.24 ID:2jbkFQvn0

澪「何このショートコント」

唯「それで?りっちゃんには何をしてもらうの??・・・あ、あと澪ちゃん8回」

澪「・・・」ヤッチマッタ

律「8回?最初の4文字と後の3文字で分けたらってことか?」

唯「そうそう」

律「うーん。・・・そういう名前のものだし、1回として数えようぜ。だから澪は7回な」

澪「助かった・・・(?)」ホッ







70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 14:54:25.59 ID:2jbkFQvn0

紬「それで、りっちゃんの罰なんだけど・・・明日一日は眼帯をしてもらいます」

律「なんだそれ」

紬「つまりアイパッチ」

梓「いや、そういうのいいから」

澪「っていうかムギ、4回な」

紬「」

律「えっと、じゃあ私は明日眼帯をしてくればいいんだな?」

紬「えぇ、期待してるわ」

律「その期待に応える努力のしようがないから普通に眼帯してくるからな」

澪「家に眼帯あるのか」

律「あぁ、確か救急箱の中に入ってたはずだ」







71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 14:55:06.03 ID:2jbkFQvn0

梓「っていうか眼帯って・・・ムギ先輩、もしかして変なフェチですか?」

唯「あずにゃん、6回」

梓「あ・・・」

澪「もう余計なことは喋らないほうがいいかもしれないな・・・」

紬「私はそういう性癖があるわけじゃないわ。ただ、りっちゃんには眼帯が似合うと思うの」

律「へー(バリバリそういう性癖だと思うのは私だけか?)」ホジホジ

梓「これ以上失言したくないので・・・私はこれで」ススッ

律「おーう!また明日な!家でも英語使わないようにしろよ!?」

梓「どんだけ!?」サヨナラー

紬「それじゃあ私も帰ろうかしら。戦いは家に帰っても続いているのね・・・萌えるわ!」

澪「ムギ、漢字の変換が間違ってるぞ」

紬「いいえ、あえての変換よ。それじゃね」サヨナラー







72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 14:55:46.88 ID:2jbkFQvn0


澪「」

唯「じゃあ私もそろそろ帰るかなー。じゃね!」

律「おーう!また明日なー!」

澪「・・・なぁ律?」

律「ん?なんだ?」

澪「この遊び、結構難しいな」

律「おう、予想以上だったぜ。」

澪「予想以上というと、唯の強さもな」

律「あぁ、無茶苦茶強いな」

澪「どこかで訓練してたとか?」

律「いや、どこでだよ。さてと・・・」ピッ

澪「?」







73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 14:56:31.04 ID:2jbkFQvn0

只今

澪・・・7回
梓・・・6回
律・・・5回
紬・・・4回
唯・・・0回



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~








75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 15:06:04.94 ID:2jbkFQvn0

唯の家!



唯「ただいま!」

憂「お姉ちゃん、おかえり」

唯「えへへーちょっと遅くなっちゃった。ごめんね?」

憂「ううん、全然大丈夫だよ」

唯「今日ねーみんなで面白い遊びをしてたんだー」

憂「へーどんな遊び?」

唯「えーとね」

コトコトコトコト・・・

憂「あ、いけない!・・・ごめんね、お姉ちゃん。晩御飯食べながら聞かせて?」

唯「うん!」







76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 15:06:53.49 ID:2jbkFQvn0

憂「それじゃ、私ちょっとキッチンに行ってくるね!」

唯「あー!憂ってば!1回!」

憂「何が!?」

唯「あ、なんでもない!それじゃ、お部屋に行ってるねー」

憂「?う、うん!出来たら呼ぶね」

唯「うん、楽しみにしてるね♪」

憂「はーい(私のお姉ちゃん可愛すぎだろ)」



・・・

・・・







78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 15:18:41.69 ID:2jbkFQvn0

唯「美味いですなぁ!」モグモグ

憂「毎日食べてるのに、大げさだよ」タハハ

唯「だって本当に美味しいんだもーん」モグモグ

憂「だからーもうっ///・・・そういえばさっき言ってた面白い遊びって?」

唯「あぁ!そうだった!あのね、英語を使っちゃいけないゲームなんだぁ」

憂「英語を使っちゃいけない?」

唯「そうそう、がいらいご?を使っちゃいけないの」

憂「じゃあ今さっきお姉ちゃん、ゲームって言ったけど・・・」

唯「うん、アウトだね!」







79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 15:19:29.90 ID:2jbkFQvn0

憂「今のも・・・」

唯「そうだね。でももうお家だからいいんだ!」

憂「そっか。・・・間違って使っちゃったらどうなるの?」

唯「5回につき1回罰ゲームだよ!」

憂「でも外来語なんて生活に普通に馴染んでるものだし、数も多いから・・・大変そうだね?」

唯「そうそう、結構難しいんだよねー」

憂「でしょー」

唯「うん、あずにゃんと澪ちゃんなんてもう既に罰ゲームしてるからね!」

憂「そうなの!?どんな?」

唯「校門の前で3分間どじょうすくい!」

憂「・・・手厳しい」







80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 15:20:08.79 ID:2jbkFQvn0

唯「それに帰り際りっちゃんも罰ゲームになっちゃうし」

憂「律さんはどんな罰ゲームなの?」

唯「明日、眼帯してくるんだってさー」

憂「・・・その罰ゲーム考えてるの、ムギさんでしょ?」

唯「ピンポン!なんかちょっと変態くさい罰ゲームだよねー。楽しいからいいけど」

憂「お姉ちゃんは?」

唯「へ?」モグモグ

憂「お姉ちゃんは何回間違って英語使っちゃったの?」

唯「まだ0回だよ?」

憂「嘘ぉ!?」







82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 15:20:51.06 ID:2jbkFQvn0

唯「へへーん」ブイッ

憂「すごいね!」

唯「ありがとう!・・・でも今はお家だから英語使いたい放題なんだ!」

憂「いいの?」

唯「いいんだよー、りっちゃんは家に帰ってもゲームは続いてるなんて言ってたけどねー」

憂「じゃあ続けないと、ほら。さっきまでのは聞かなかったことにしてあげるって!」

唯「いいのー憂の前では自然体でいたいよ?」

憂「お姉ちゃん・・・///」ポッ

唯「テレビ!テーブル!そして・・・チョップスティックでイートするディナー!」

憂「ここは大柴家ではありません、平沢家です」

唯「えー、いいじゃんいいじゃん。ギター!」

憂「わかったから」






86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 15:38:41.70 ID:2jbkFQvn0

唯「ギターギターギターギター!!」

憂「」

唯「ライス!ミート!ベジタブル!」

憂「お姉ちゃんが精神的なリバウンドを・・・」

唯「憂ガール!」

憂「憂ガール!?」

唯「えへへーやっぱり好きなこと言えるって気持ちいいなー♪」

憂「よ、よかったね?」

唯「うん!」

憂「そうだ、ご飯食べたならお風呂入ってくれば?」

唯「そうだね!いざ行かん、バスルーム!」ダダダッ!

憂「・・・私のお姉ちゃん可愛すぎだろ」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:08:58.68 ID:2jbkFQvn0

次の日~教室~


唯「おはよう!」

律「おっす、はよ!」

紬「今日は遅刻ギリギリじゃないのね?」クスクス

唯「ムギちゃんひどいよー!」キャッキャ

律「いや、実際珍しいだろ?」

唯「そんなことは・・・っていうかりっちゃん隊員!」

律「な、なんだよ」

唯「本当に眼帯してきたんだね!?」

律「うううるへー!仕方ないだろ!罰なんだから!///」







90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:10:10.73 ID:2jbkFQvn0

唯「あはは、似合うよりっちゃん!」クスクス

紬「私の目に狂いはなかった」

律「目っていうかお前そのものが狂ってるからな」

唯「でも可愛いね?」

律「そうかよ///」ヘイヘイ

紬「でもさっきは大変そうだったわね?」

律「ホントだよ!みんなに『それどうしたの!?』なんて聞かれちゃうんだぜ?」

紬「仕方がないわ。だってりっちゃんが眼帯してくるなんて・・・ケンカでもしたのかと思っちゃうわよ」

律「お前の仕業だという事を忘れるなよ?」

紬「~~♪」ナンノコトヤラ







91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:10:58.83 ID:2jbkFQvn0

唯「りっちゃん、見にくそうだね?」

律「あぁ、そうなんだよ・・・。次にどんな罰がくるか今からビビってる私がいるぜ」

唯「まず間違えないようにした方がいいよー」

紬「唯ちゃんの言うとおりだわ。それに・・・りっちゃんへの次の罰の内容はもう決まってるわ」

律「へー、なんだよ?」

紬「眼帯」

律「前が見えない!」

唯「」ケラケラ

律「唯、お前もなんか言え!」







93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:31:26.44 ID:2jbkFQvn0

紬「仕方がないわね・・・じゃあ、包帯にしようかしら」

律「なんで私だけ『○帯』縛りなんだよ。何かしら帯びてないと駄目なのかよ」

紬「・・・何度も言うけど、りっちゃんにはそれがお似合いなのよ」

律「意味わかんねぇ!」

紬「いつかわかるときがくる・・・そう、いつか・・・」

律「きません。一生きません」

唯「でも眼帯に包帯に松葉杖のりっちゃんは確かに見てみたい!」

律「松葉杖が追加されてる!?」

紬「松葉杖!?・・・いいわ!素晴らしいわ!」メモメモ

律「こらぁぁ!!お前らぁぁぁ!」

唯「きゃー」キャイキャイ

紬「うふふ」エヘヘ







94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:32:18.39 ID:2jbkFQvn0

律「全く・・・それより唯、家ではどうだった?ちゃんと言いつけは守ったか?」

唯「へ?」

律「だからー英語使っちゃ駄目ってさ」

唯「あ、あぁ、うん!もっちろん!」ギクゥッ!

律「そうか!偉いぞ!」

紬「唯ちゃんは英語を日本語に置き換えるのも上手だったし、気をつけているのなら0回と考えて良さそうね?」ニコニコ

律「おう、そうだな!」ニヤニヤ

唯「うん?なんで二人ともニヤニヤしてるの?」

律「いーや、なんでもない」ニッシッシ

唯「なんか隠してるでしょー?」ムー







95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:32:57.98 ID:2jbkFQvn0

ピロペロピン♪


律「おっと、私のだ」

唯「音切っておかないと怒られるよ?」

律(マナーモードと言わないとは・・・さすが唯だぜ)

紬「誰から?」

律「・・・憂ちゃん」

唯「へ?」

紬「あらあら」ニコニコ

唯「・・・ま、まさか」







97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:34:08.40 ID:2jbkFQvn0

律「・・・124回」

唯「な、何が?」ヒヤヒヤ

紬「それはもちろん・・・」

律「昨日唯が家で英語を使った回数だ」

唯「のぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

律「おい、唯!これはどういうことだ!」

唯「憂が私を裏切ったぁ!」

律「お前は私達を裏切っただろ!?」

紬「唯ちゃん、説明しなさい!」







98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:35:11.18 ID:2jbkFQvn0

ペンペロペン♪


律「お?また憂ちゃんからだ」

律「なになにー・・・唯が昨日使った英語・・・?」

紬「私にも見せて!」

唯「憂ぃ・・・信じてたのに・・・」シクシク

律「ほら」







100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:36:37.05 ID:2jbkFQvn0

これは昨日お姉ちゃんが使った英語とその回数を書き出したものです。

エフェクター・・・2回
イート・・・2回
ライス・・・2回
ディナー・・・2回
バスルーム・・・3回
ベッド・・・3回
ライト・・・3回
キッチン・・・3回
ベジタブル・・・3回
テーブル・・・3回
ミート・・・4回
リビング・・・4回
テレビ・・・7回
ギター・・・20回
憂ガール・・・28回
チョップスティック・・・35回






102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:37:59.25 ID:2jbkFQvn0

律「・・・唯、この憂なんちゃらってのは、なんだ?」

唯「憂は女の子だからそう呼んでみました!」

紬(箸のエンカウント率が半端ない件について)

律「お前は普段からこんな英語を使ってるのか?」

唯「ううん、昨日はずっと英語使わないように我慢してたからたくさん使っちゃったんだ!」フンスッ

紬「あらあらまあまあ」

唯「でも・・・まさか憂がそれを数えてるなんて・・・」

律「ふふふ、抜かったな唯。私がみんなと別れた後すぐに連絡したんだよ(何を何回言ったかの報告はお願いしてないけど)」フフン

唯「うー!」

律「ちなみに今日の部活までの時間、梓の監視もお願いしたぜ」







103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:39:29.69 ID:2jbkFQvn0

紬「こういうことには熱心ね」

律「うるせーやい」

唯「・・・124回ってことは、24回の罰が・・・」

律「残念だったな」ヘヘン

紬「たくさん罰を考えないとね?」

律「もうこの際だから唯も包帯でいいんじゃないか?」

紬「うーん」

律「もしくは全身眼帯」

紬「悪くないわね」

唯「やめてぇー」







104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:41:09.68 ID:2jbkFQvn0

紬「わかったわ、24個の罰をすぐに考えるのは難しいから、まず・・・」

律「まず?」

紬「間違い100回分の罰を考えました」

唯「なに・・・?」

律「100回分って・・・こりゃ相当の罰だな!」ニシシ

紬「今日の4時間目の授業に激しく食らいついて。いかにも『勉強熱心です!』って感じで」

律「えー?そんなんでいいのか?」ブー

紬「唯ちゃんは授業中寝てることが多いからね。起きてないといけないだけでもかなり辛いはずよ」

律「そんなもんかぁ?」

紬「さらに食らいつくっていうことはわからないことや曖昧なことはどんどん質問するという事」

律「あ、あぁ。それはわかるけどさー」

紬「ガタガタ言うなや」

律「はい・・・」







105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:41:59.31 ID:2jbkFQvn0


唯「じゃあ、とりあえずは4時間目にしっかり授業受けて、わからないことは手あげて質問ってことでいい?」

紬「えぇ。授業が終わった後できちんと理解しているか私から質問をするからね。知ったかぶりは通用しないわよ?」

唯「わかったよー。でもそんなのでいいんだ!よかった!」

律「私なんか一日中眼帯なのに・・・」

紬「いいから。ほら、そろそろ予鈴が鳴るわ」

律「お、おう」

唯(あ、そうだ・・・りっちゃんがその気なら私も・・・)ピッ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:43:38.74 ID:2jbkFQvn0

その頃


和「澪、遅かったわね?」

澪「あぁ、ちょっとバスが遅れてたんだ」

和「そうだったの。朝から災難ね」

澪「遅刻しないだけよかったかなー」ノビー

和「まあそれもそうね」

澪「1時間目は、古典だっけ?」

和「えぇ」

澪「えっと・・・しまった、ノート忘れてきた・・・」

和「何してるのよ・・・」







108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:52:33.85 ID:2jbkFQvn0

澪「昨日予習してきたんだけど、机の上に置きっぱなしだ・・・」

和「それじゃ予習の意味があまりないわね」

澪「うー・・・これじゃ唯みたいだな」

和「あら、それは違うわ」

澪「えー、唯なんかはこういう忘れ物しょっちゅうしてるんじゃないのか?」

和「それはそうだけど・・・あの子は予習なんてしないからノートの忘れ物なんてほとんどしないわよ」

澪「唯・・・」

和「そういえば唯に聞いたんだけど、あなた達面白いゲームしてるそうね?」

澪「面白いゲーム・・・?あぁ、英語使っちゃ駄目ってヤツか?」

和「そうそう」

澪「そうなんだよ。意外なことに唯が無茶苦茶強いんだよ」







110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:53:14.36 ID:2jbkFQvn0

和「あの子、何故かそういうのは得意なのよね」

澪「不思議だよなー・・・私はてっきり唯が一番最初に罰ゲーム受けると思ってたのに・・・」

和「ねぇ、澪?」

澪「ん?なんだ?」

和「さっきから罰ゲームって言ってるけど、本当は言っちゃいけないんじゃない?」

澪「ん?あぁ、まあな。でも律たちもいないし、しばし休戦ってことで」

和「でもムギと律と唯は今も・・・」

澪「まあ、そうだな。大丈夫だって!バレなきゃセーフだよ」ハハハ


キーンコーンカーンコーン






111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:53:58.31 ID:2jbkFQvn0

和「あら、予鈴だわ」

澪「おっと」

和「あと・・・コレあげるわ」

澪「これ、ルーズリーフじゃないか」

和「えぇ、とりあえず古典の授業はこれで凌ぎなさい」

澪「ありがとう!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:54:42.85 ID:2jbkFQvn0

1時間目終了後


梓「ふー」

憂「どうしたの?」

梓「ううん、やっと1時間目が終わったなーと思って」

純「お昼まであと3時間もあるよ・・・」

梓「うーん、何して暇潰そうかな」

純「いや、授業受けようよ」

憂「こんなのことの繰り返しが高校生活で・・・大人になったらそんな暇つぶしをして無駄に過ごした日々が眩しく見えるんだよね、きっと・・・」

梓「いや、いいから。そういうしんみりした雰囲気いらないから」

純「そういえば、今日さ」

憂「うん?」







113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:55:43.63 ID:2jbkFQvn0

純「隣のクラスにジャズ研の友達のジャズ子っていうのがいるんだけどね」

梓「うん、たまに純と話してるところ見るよ」

純「その子にツインテールの子って純の友達でしょ?って聞かれたんだ」

梓「えーと、私のことかな?」

純「ジャズ子ってば意味わかんないんだけどさ・・・」

ジャズ子「よーっす!純、元気ー?」

純「噂をすれば・・・」

ジャズ子「あ!昨日のどじょうすくいの子だ!」





梓「」







114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:56:32.59 ID:2jbkFQvn0

ジャズ子「ねぇねぇ、昨日校門の前でどじょうすk」

梓「お前ちょっとこっち来い」グイッ

ジャズ子「へ?」

梓「ちょっとこの子借りるよ」バタン

純「・・・あ、あれ?ジャズ子と梓って知り合いだっけ?」

憂「うーん、どうだろう?」


・・・

・・・







115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:57:14.87 ID:2jbkFQvn0

空き教室


梓「というわけなんだ」

ジャズ子「なんだー罰ゲームだったんだ」

梓「そうそう、だからこのことは是非内密に・・・」

ジャズ子「わかったよ!」

梓「ありがとう!」

ジャズ子「もう言いふらさないね!」

梓「・・・『もう』?」

ジャズ子「クラスの子には話しちゃったんだよねー」タハハー







116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:57:56.76 ID:2jbkFQvn0


梓「・・・何人くらい?」

ジャズ子「うーん、そんなにたくさんじゃないよ?」

梓「じゃあ数人か。・・・悪いんだけど、口止めしておいてもらえるかなぁ?」

ジャズ子「うん!わかったよ!」

梓「ちなみに何人くらいに言っちゃったの?3人?4人?」

ジャズ子「ううん、20人くらい」

梓「口止めしても思いっきり手遅れだし!!!」

ジャズ子「うん、私もちょっと思ったー」

梓「・・・」

ジャズ子「だって、あれは人に言いたくなるよ。女子高生が校門の前でどじょうすくいだよ?」

梓「うるさい黙れ」







118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:58:38.52 ID:2jbkFQvn0

ジャズ子「でも可愛かったよー?がに股でほいさほいさってさー」

梓「言い残すことはそれだけか?」

ジャズ子「・・・へ?」


・・・


梓「おっと、いけない。そろそろ2時間目が始まる!」

ジャズ子「・・・」ピクピク

梓「ちょっと悪いんだけど、この空き教室掃除しといてくれる?」

ジャズ子「・・・」ピクピク

梓「それじゃね!」ダッ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 16:59:30.83 ID:2jbkFQvn0

2時間目終了後



律「わかってると思うけど、今の授業のは間違いとして数えないからな?」

唯「わかってるよー、英語の授業は仕方ないよねー」

紬「えぇ、みんな回数がとんでもないことになっちゃうものね」

律「そういうこと!」

教科委員「みんなー!聞いてー!」

律唯紬「ん?」

教科委員「次の数学の授業が始まる前に、この間やった小テストを返すねー!」

律「うわ・・・」







120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:00:11.34 ID:2jbkFQvn0


唯「どうしたの?」

紬「りっちゃん、顔色が悪いわよ?」

律「・・・絶対追試だ・・・」

紬「大丈夫よ、10点満点で5点以上取ればいいのよ?簡単よ」

唯「私は今回は大丈夫だと思うなー」

律「・・・絶対5点も取れてない・・・」

紬「例えばりっちゃんが3点で私が7点なら、私の2点をあげる」

律「ムギぃぃぃ!!」ギュー!

紬「あらあら」







122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:03:05.38 ID:2jbkFQvn0

律「そんなこと出来ないのはわかるけど・・・気持ちが嬉しいぜ!!」スリスリ

紬「うふふ(りっちゃんに優しい言葉をかけて抱きつかせる・・・計画通りだわ!)」ニヤリ

唯「りっちゃんはそうやって誰にでも愛を振りまくんだね?」

律「なっ!恐怖の答案を振りまいてる教科委員よりマシだろっ!」

紬(あら、テストを答案と言うなんて、りっちゃんなかなかやるじゃない)

教科委員「・・・ひどい言われ様ね・・・」

律「あれ、いたのか?」タハハ

教科委員「ほら、律。恐怖の答案を届けに来たよ」

律「うっ・・・」







124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:08:38.44 ID:2jbkFQvn0

唯「教科委員ちゃん、私のはー?」

教科委員「えっと、唯のは・・・コレね、はいどうぞ」

紬「りっちゃん、見ないの?」

律「怖くて見れない」

唯「じゃあみんなでいっせーの!で見ようよ!」キャイキャイ

紬「あら、いいわね」

教科委員「楽しそうね?はい、これ。ムギの分ね」

紬「ありがとう♪」

唯「じゃあいくよー?」

律「うう・・・いいぜ」







125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:09:18.49 ID:2jbkFQvn0

紬「しゃらんらー」

唯「さすがムギちゃん、余裕だなー」

紬「いえいえ♪」

律「ムギの余裕が羨ましいぜ・・・」

唯「・・・」

律「・・・」

紬「・・・」

唯律紬「いっせーのーせっ!」

律「」

唯「」

紬「」

唯「やったぁ!6点だ!」

紬「うふふ、満点だわ♪」

唯「りっちゃんは!?」







127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:11:04.92 ID:2jbkFQvn0

律「・・・ぃぃぃよっしゃぁぁぁぁ!!!!」

唯「!?」ビクゥッ

律「見ろよ!」ピラッ

紬「これは・・・5点!」

唯「やったね!りっちゃん!」

律「おう!やったぜ!!イエスイエスイエス!!」ガッツポーズ!

唯「・・・」

紬「・・・」

律「へ?どうしたんだよ」

唯「りっちゃん、8回」

律「」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:18:32.23 ID:2jbkFQvn0

3時間目終了後



澪「なぁ、和?」

和「何かしら」

澪「あのさ、今の授業でわからないことがあったんだけど・・・」

和「あぁ、ここね。ここは・・・」

澪「そうか!わかった、ありがとう!」

和「いえいえ」

澪「あと1時間でお昼だな」

和「今日はなんだか時間が早く感じるわね」







129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:20:02.51 ID:2jbkFQvn0

澪「あぁ、>>1が授業中の描写をめんどくさがって飛ばしてるからな」

和「そういうことね、納得」

澪「ああ。・・・うーん」

和「どうしたの?」

澪「いや、今日はやけにみんなの視線を感じるな、と思って」

和「ああ、どじょうすくいの件?」

澪「知ってるのか!?」

和「えぇ、唯から聞いたわ」

澪「う・・・唯のヤツ・・・」







130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:20:48.02 ID:2jbkFQvn0

和「さっき生徒会の子にも聞いたわ」

澪「そうか・・・」

和「クラスメートからも聞いたわ」

澪「そうか・・・」

和「あと先生からも」

澪「そうか・・・って、学校中の噂じゃないか!」

和「そりゃ、校門の前でどじょうすくいすれば、ね・・・」

澪「くっそー・・・なんでよりによってあんな恥ずかしい罰ゲーム・・・」

和「まぁ、それが罰ゲームだからよ。しばらく『どじょうすくいの人』って呼ばれるでしょうけど、諦めなさい」

澪「うぅ・・・」







131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:29:39.61 ID:2jbkFQvn0

和「全く・・・あと、澪?」

澪「なんだよ」

和「油断は禁物よ」

澪「わかってるよ、タイムリミットまでうまく乗り切るって」

和「・・・わかってないわ」

澪「へ?」

和「あなたは何もわかってないわよ」ボソッ







132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:30:20.75 ID:2jbkFQvn0

澪「?・・・今なんか言った?」

和「いいえ、気にしないで。ほら、4時間目が始まるわよ」


キーンコーンカーンコーン


先生「みんなー、席についてちょうだい」ガラガラ

律「・・・4時間目って・・・保健かよ」

紬「うふふ♪」

律「ムギが100回分の値するって言った意味、わかった気がするぜ・・・」

唯「えーっと・・・(この授業を真剣に受ければいいんだよね?)」

先生「じゃあ今日は148ページからね」

唯(148ページね)ペラッ

律「ちょっ!」ブフッ!







135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:34:06.67 ID:2jbkFQvn0

先生「田井中さん、どうかした?」

律「いいえ、なんでもないです///」アセアセ

紬「うふふふふ♪」

律(なんでよりによってこんな・・・まさか、ムギのヤツ・・・計算済みか!?)

先生「じゃあ、今日は性交とエイズについて」

先生「大切なことだから恥ずかしがらないで聞いてね」

先生「えーと・・・みんなは子供がどうやってできるか、知ってる?」

唯「はい!」

先生「あら、平沢さん、どうしたの?」

唯「わかりません!」

律「!?」ブフッ!

紬(キター!!)







140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:40:55.64 ID:2jbkFQvn0

先生「そう、最近の子達は進んでるからみんな知ってると思っていたけど・・・」

唯「知らないのは・・・悪い子ですか?」

先生「いいえ、とんでもないわ。ピュアなのはいいことよ」

唯「本当?」パァァァ

先生「でもピュアなのと無知なのは別物よ。だから、しっかり勉強しましょうね」

唯「ほい!」ビシッ

先生「本当はエイズの話を重点的にしようと思ってたんだけど・・・」

先生「まずはしっかり性交について説明する必要がありそうね」

唯「先生お願いします!」フンスッ

律(バカだろ!あいつバカだろ!)

紬(5時間目も保健だったらいいのに。6時間目も保健だったらいいのに)







141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:41:41.37 ID:2jbkFQvn0

先生「えーと、まず、性交と言うのはあまり馴染みのない言葉かもしれないわね」

先生「セックス、エッチ、そう言ったらピンとくる子もいるかしら」

唯「あー!それなら知ってる!」

律「ぶっ!(知ってるのかよ!)」

紬「うふふふ(・・・唯ちゃん、侮れないわね)」

先生「じゃあどんなことをするのかもわかる?」

唯「うん!おっぱい揉む!」

律「」

紬「」ダバダバ

先生「・・・えっと・・・平沢さんは経験があるのかしら?あ、もちろん恥ずかしいなら答えなくてもいいからね」

唯「私はしてないけどりっちゃんと澪ちゃんがしてました!!」

律(おいぃぃぃぃぃ!!!!)

紬(これは・・・クリティカルヒットだわ!いいえ、むしろエロティカルヒット!!)







147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:53:21.28 ID:2jbkFQvn0

唯「『むふふーええのんかー?ここがええのんかー?』『やめろ!エッチ!』って話してました!」

先生「」

紬(今エッチって言ったけど・・・授業中だし、ノーカウントね)

律(やめろ、マジでやめてくれ)

唯「あれがそうなんですね!?」

先生「・・・田井中さんと秋山さんがどこまでいったのかはわかりませんが、そんな感じ?かしら」

律(いってねー!どこにもいってねぇよ!・・・っていうか、どんな感じだぁぁ!!)

紬(唯ちゃんとりっちゃん澪ちゃんのダブルで来るとは・・・!)ハァハァ

唯「あー、やっぱりそうだったんだ。りっちゃんと澪ちゃんってエッチしてたんだ」

律(してねぇぇぇ!!!)

先生「えっと・・・学校では程ほどにね?」

律(なんで私の方を見る!?)







149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 17:55:53.97 ID:2jbkFQvn0

唯「あれがエッチなんですね、わかりました」

ザワザワ・・・

先生「えっと、エッチかどうかはわかりませんが・・・ほら、女子高ではスキンシップでもそういうことするでしょ?」

律(いまさらフォローしても遅いよ!でもフォロー頑張れ先生!)

先生「平沢さんは友達に抱きついたりしないかしら?」

唯「うーん、する!」

先生「もしかしたらそれと一緒かもしれないわ。・・・いい?とにかく、セックスっていうのは」

唯「でもなー私があずにゃんに抱きついたりしても澪ちゃんみたいに変な声出さないなー・・・」ウーン

律(やめろ、唯、黙れ)

先生「えーっと?」

唯「りっちゃんが澪ちゃんのおっぱいを揉むと、澪ちゃんが変な声出したり、涙目になったりするんです」

先生「」

律(先生のフォロー逆効果ぁぁぁ!!)







152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 18:13:53.62 ID:2jbkFQvn0

先生「えっと・・・田井中さん、後で職員室に来なさい」

律「(これ私の罰ゲームじゃないか!!)・・・はい」シュン

ザワザワ・・・

先生「じゃあ話を戻すわね。セックスまたは性行為っていうのは基本的には男女間で行われるものです」

唯「ふむふむ!じゃありっちゃん達は応用的なんだね!」

律(唯、やめてくれ・・・!)

先生「ごほんっ。えっと・・・端的にいうと、男性の性器を女性の性器に挿入することです」

律「う・・・(・・・聞いてるこっちが恥ずかしいっての///)」

先生「それで、男性の性器からは精液というものが出て、それが赤ちゃんのもとになります」

先生「そして女性の中で受精して、赤ちゃんができます」

唯「へー!」







153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 18:14:37.54 ID:2jbkFQvn0

先生「もちろん、セックスはそのためだけのものではないわ」

唯「愛がないと駄目!」

先生「そう!逆に言うと、そこに愛があるのであれば同性間でも行われる場合があります」

律(だから私の方を見るなっての!!)

唯「それはそれでありだと思います!」ハイ!

先生「そうね。・・・ですが、中には愛のないセックスをする人達がいます」

唯「え?・・・なんで?」

先生「快楽を求めてセックスをしてしまう人達がいるんです」

唯「はい、先生!」

先生「はい?」

唯「快楽っていうことは、気持ちいいっていうことですか!?」







179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 19:46:07.39 ID:2jbkFQvn0

先生「えっと・・・///」

唯「教えてください!」

先生「そうね、セックスは慣れると気持ちいいものかもしれないわね」

唯「へー気持ちいいんだ・・・///」

先生「ですが、先ほど平沢さんが言ったように愛がないと、ね?」

唯「だよね!」

先生「この話はエイズに繋がっていきます」

唯「エイズ!知ってる!病気です!」ハイ!

先生「そう、病気ね。しかも現代の医学では治すことができないのよ」







180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 19:47:31.03 ID:2jbkFQvn0

先生「エイズは主に性行為で感染すると言われています、他には母子感染などが有名ですね」

先生「エイズは潜伏期間が非常に長いことでも知られていますね」

先生「よって、自覚症状がないまま不特定多数の人と体の関係を持って、知らず知らずの間にエイズを広めてしまうということあるんです」

唯「はわわ、どうしよう・・・!」

先生「この国では無料でエイズの診断をしてくれるから、不安になったら保健所まで行って検査をうけること」

唯「タダなんだ、すごい!」

先生「しかも匿名でやってくれるの。怪しいと思ったらすぐに行ってね」

唯「はーい!」

律(いや、お前は絶対かかってないって!)

紬(本当にアホの子ね・・・可愛いからいいけど)

唯「あの・・・」







181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 19:48:26.59 ID:2jbkFQvn0

先生「なに?どうしたの?」

唯「さっき、『慣れると気持ちいい』って言ってましたよね?慣れるまでは?」

先生「えっと・・・///」

律(話を戻すなぁぁぁぁ!!!///)

紬(よくやった)

唯「?」

先生「えっと、一般的には痛いって言われてるわね・・・///」

唯「そうなんだー・・・先生も初めての時、痛かったですか?」

先生「・・・///」

律「おいっ、唯!やめろ!先生が困ってるだろっ」ボソッ







182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 19:49:43.63 ID:2jbkFQvn0

唯「えーだって、気になるもん。わからないことや気になることはたくさん質問しないと駄目なんだよ?」ボソッ

律「聞いちゃいけないこともあるの!」ボソッ

先生「えっとね・・・初めてのときは、そりゃ、痛かったわよ?」

唯「そうなんだ・・・」

先生「でも愛があれば乗り越えられます///」

唯「へー・・・愛ってすごいね!」

先生「えぇ///・・・みなさんもその時が来たら『自分は本当にこの人を愛しているのか』と自問自答してみてくださいね」

先生「周りの友達はみんな初体験を済ませているから等と焦ってはいけません。わかりましたね」

唯「はい!りっちゃんと澪ちゃんが済ませてるからって焦りません!」

律(ああああぁぁぁ!!頼むから静かにしてくれぇぇぇ!!)







185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 19:55:41.30 ID:2jbkFQvn0

律「お、おい、唯・・・」

唯「そういえば・・・りっちゃんも痛かったの?」

律「いや、澪が私にそんなことするハズないだろ」

唯「あれ?そうなの・・・?」

先生「そうなのね。やっぱり平沢さんの勘違いだったのね、よかtt」

紬「そりゃりっちゃんは攻めだから痛いわけないわよ」

律「おいぃぃぃ!!!いまなんつったこの沢庵!!」


ザワザワ・・・


澪(ん?今律の叫び声が聞こえたような・・・気のせいか)

唯「そっか!じゃあ澪ちゃんは痛かったのかな?」

澪(へ?今、呼ばれた・・・?いや、気のせいだよな)








187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 19:58:13.50 ID:2jbkFQvn0

先生「ひ、平沢さん・・・///」

律「痛いわけないだろ!(そもそも何もしてないんだし!)」

唯「痛くなかったんだ!」

紬「あらあらまあまあ」ウフフフ

先生「田井中さん、テクニシャン自慢はいいです」

律「ちげぇぇぇぇ!!っていうかなんで先生もそっち側についてんの!?」

唯「えーと、要するに、りっちゃんは澪ちゃんをちゃんと気持ちよくしてあげてるってこと?」

律「なっ・・・!・・・あーもう!それでいいよ!くそっ!///」

紬(うはぁぁぁ!りっちゃんったらなんで認めちゃったの!?///)ハァハァ

律(もうやだ)







189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 20:01:25.01 ID:2jbkFQvn0

先生「えーと・・・とりあえず、149ページの表を見てください」

唯「・・・エイズの表?」

先生「えぇ、年間感染者をグラフにしたものです。これからもわかるように、年々感染者は増加傾向にあります」

唯「大変だよっ」

先生「えぇ、中国なんかでも感染者は増え続けています」

唯「そうなんだ・・・」

先生「後天性免疫不全症候群、つまりエイズのことだけれども、この病気はいまや世界的な問題になっているのよ」

先生「特にアフリカ。この地域には全世界の60%近くのエイズ患者がいるといわれているの」

先生「かかると最後、よ。命を落とすわ」

唯「怖いんだね、エイズって・・・」

先生「えぇとても恐ろしい病気なの」

唯「・・・あれ?」







190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 20:02:24.80 ID:2jbkFQvn0

先生「どうかした?」

唯「エイズって異性間より同性間の方が感染しやすいんですか?」

律(やめろ、もうその手の話から外れてくれ、頼む)

紬(さっきからりっちゃんに火の粉が降りかかってる・・・楽しいからいいけど♪)

先生「そうなのよ、同性間での感染率が高い理由としては、そのセックスの仕方にあるわ」

唯「りっちゃん・・・死んじゃ嫌だよぅ・・・」グスッ

律(お前が死ね!)

先生「でもこれは同性間でも男性同士の場合がほとんどよ」







191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 20:03:49.28 ID:2jbkFQvn0

唯「じゃあ女の子同士は?」

先生「詳しくはわからないけど・・・男性同士よりも感染率が高いとは思えないわ」

唯「へーどうしてですか?」

先生「突っ込むものがnゲフンゲフン・・・えっと、そういうものなのよ」

唯「へー!」

先生「ね?」

律(だからこっちみんなっつの!)

唯「よかった!よかったね!りっちゃん!」

律(ちっともよくねー!!)



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~






223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:06:25.53 ID:2jbkFQvn0

昼休み


唯「私、なんだか大人になった気分だよ!」

紬「えぇ、素晴らしかったわ!」

律「お前ら二人とも滅びろ」

紬「あら、それはどうして?」

律「言うまでもないだろ!」

唯「えー?あ!わかった、りっちゃん照れてるんだ?」カワイー!

律「ふざっけんなぁぁ!!」

紬唯「!?」

律「お前らなぁ、私はともかく澪にまで迷惑掛けて!」

唯「へ?なんのこと?」







224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:08:07.88 ID:2jbkFQvn0

律「なんのことだと・・・!」

紬「私にもさっぱりだわ」ハァーサッパリサッパリ

律「お前らっ・・・!ムギ、まず後ろに飛んでるさっぱり妖精を片付けろ」

紬「可愛いのに・・・」シュン

律「そんで、唯!」

唯「ほえ?」

律「私と澪はセックスなんてしてねぇ!」

唯「あ、りっちゃん9回ね」

律「」







225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:09:05.68 ID:2jbkFQvn0

紬「またリーチね」

律「お前はビンゴだな。5回」

唯「りっちゃんもね」

紬律「」

唯「二人とも弱いね?」

紬「むしろ唯ちゃんがここまで強いなんて・・・」

律「ちくしょう・・・私は本当に眼帯をしなきゃならんのか?」

紬「うーん」

唯「ねぇねぇ、せっかくだから二人の罰、私が考えてもいい?」

律「え」

紬「どんとこいです」

律「ま、いいぞ(唯が考える罰ゲームの方が遥かに温そうだしな)」






230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:16:26.20 ID:2jbkFQvn0

唯「やったー!一回こういうのやってみたかったんだよね!」キャイキャイ

律「で、何をすればいい?」

紬「あまり破廉恥なのは駄目よ?」ウズウズ

律(見えない、破廉恥なことを望んでいるような表情のムギなんて見えない)

唯「うーん、どうしよっかなー」

律「なんだよ・・・早くしろよ」

紬「あと5秒で決めて?」ニコッ

唯「え!?じゃ、じゃありっちゃんとムギちゃんの好きな人教えて?」

律「へ?好きな人?」







231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:18:09.49 ID:2jbkFQvn0

唯「うん」

紬「特にはないわ」

律「私も。・・・っつーか女子高で好きな人出来る程アレじゃねーっつの」

唯「えーつまんない。じゃあ質問の仕方を変えようかなー?」

律「うん?」

唯「軽音部の中だと誰と性交したい?」

律「お前大丈夫か」

紬「私は誰でもいいわ。みんな可愛いから」

律「お前も大丈夫か」







235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:27:40.23 ID:2jbkFQvn0

唯「ムギちゃん、一人に決めないと駄目だよ!」プンスカ

紬「そんな・・・!!!」

律「お、おーい?」

紬「どうしましょう・・・やっぱり唯ちゃん・・・?いやでも・・・」

律「帰って来ーい」

唯「ムギちゃん真剣に悩み始めちゃったね」

律「本当に変態だな、コイツ」

唯「そういうりっちゃんは?」






237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:28:24.97 ID:2jbkFQvn0

律「へ?だからそんなのいないっての」

唯「そうかなー?」

律「何言ってんだお前」

唯「じゃあなんで澪ちゃんのおっぱいモミモミするの?」

紬「澪ちゃんも捨てがたい・・・」ブツブツ

律「モミモミ言うな。あれはただのスキンシップだってば」

唯「でも私達にはしないじゃん」

律「なんだ?してほしいのか?」

唯「まさか。やめてよね」ハァー

律「・・・」ズーン






242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:30:12.07 ID:2jbkFQvn0

唯「私は何故りっちゃんは澪ちゃんのおっぱいしか揉まないのかっていう話をしているんだよ?」

律「あ、ああ・・・でも本当に、特に理由はないぜ?」

唯「本当に?」

律「うーん、強いて言うならあれかな。澪はずっと一緒にいるから、だからそれくらいしても大丈夫!みたいな」

紬「・・・あえての梓ちゃんも・・・悪くない・・・」ブツブツ

唯「じゃあ5年後には私達のおっぱいも・・・」ゾッ

律「う・・・いや・・・どうなんだろ、あんま想像できないな・・・」

唯「ふーん?」ニヤニヤ

律「勘違いすんなよ!?別に澪のことが好きってわけじゃねー!///」

唯「・・・じゃありっちゃんは澪ちゃんにキスされたらどうする?」







247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:34:43.57 ID:2jbkFQvn0

律「あれ?唯、1回だな」ニヤニヤ

唯「あ!!」

律「なんだよ、らしくねーじゃん?」ニヤニヤ

唯「そんなこと言ったらりっちゃんもさっきスキン~って言った」

律「・・・確かに」

唯「だから11回ね。それで、さっきの話に戻るんだけど・・・」

律「へ?いや、そりゃ、ちょっとビックリするだろーな///」

唯「怒らないんだ?」






249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:35:33.64 ID:2jbkFQvn0

律「だから・・・いいか、私は唯にされても怒ったりはしないと思うぞ?」

唯「なんで?」

律「なんでって、そんなんでいちいち怒らねっつの。相手が男だったらキレるけど」

唯「・・・りっちゃん、それ、誘ってるつもり?」

律「なっ・・・!ちげーし!///」

唯「悪いけど、他を当たってくれるかな?例えばさっきからそこでブツブツ言ってる人とか」

紬「呼んだ!?」ムギチャンデス!

律「ちげーっつの!///」






253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:40:33.93 ID:2jbkFQvn0

唯「もーこれじゃ罰にならないよー」

律「唯の選択が悪いんだろー?」

紬「そうそう、それに軽音部の中で選べって・・・」

唯「あー範囲指定がきつかったか」

律「そういう問題じゃない」

紬「いいえ、そういう問題よ」

唯「へ?」

紬「私本命は憂ちゃんだし」

唯「あれ、そうなの?憂はいい子だから大切にしてあげてね!」

紬「怒らないんだ?」

唯「もちろん!」タマノコシ!

律「こら、半角カナで本心を赤裸々に語るな」







254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:42:14.56 ID:2jbkFQvn0

紬「まあお金で買えるならこの際そうさせてもらいたいくらいだけど」

律「なっ・・・!はい!はい!この話はもうおしまい!///」

唯「えー二人の罰は?」

律「っていうか、唯だってまだ20回分残ってるんだからな?」

唯「あ・・・」

律「しかもさっきの1回と足すと25回分だ」

唯「うわ・・・」

紬「いいことを考えたわ!」

律「なんだ?」

紬「みんな罰は終わったってことにしない?」バレナイバレナイ!

律「いや、駄目すぎるだろその提案」






258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:53:39.70 ID:2jbkFQvn0

紬「じゃあ二人の罰はこれまで通り私が考えるわ」

律「おう、じゃあムギのは私と唯で考えるな」

唯「どうしようか?」

律「実は一つ考えがあるんだ」

唯「え!?教えて!」

律「・・・」ヒソヒソ

唯「・・・」

紬「え?なになに?」ソワソワ

律「どうだ?」

唯「無理でしょ」







261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 22:56:24.72 ID:2jbkFQvn0

紬「えーと?」

律「いいだろ?」

唯「できないことを言うのは酷だよ」

律「いいからいいから」

紬「えーと?」

律「ムギ!今日一日、先生と友達のように接しろ。むしろ友達よりも砕けて接しろ」

紬「・・・内申に響きそうな罰ね・・・」

律「できないのか?」

紬「や、やるわ!」

唯「おぉ!!ムギちゃん頑張れ!」

律「で、私達はどうすればいい?」







266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:01:03.43 ID:2jbkFQvn0

澪「おーい」ガラッ

唯「澪ちゃんだぁ!」

澪「お前ら、何してるんだ?」

律「罰を決めてる」

澪「な・・・誰の分だ?」

唯「私とりっちゃん」

澪「えぇぇ!?唯、間違ったのか!?」

唯「うん、125回ほど」

澪「どんな状況!?」






270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:08:33.64 ID:2jbkFQvn0

紬「簡単にいうと、お家で124回間違って、さっき1回間違ったのよ」

澪「家でって・・・」

律「憂ちゃんに連絡しといたんだ。数えといてって」

澪「その熱心さを他に生かせ」ゴスッ

紬「私もビックリしたわ」

律「それくらいやらないとな!」

澪「お前なー・・・。そういえば、さっきの授業なんだけど」

律「ぎくぅ!!」

澪「・・・何の授業だったんだ?」

唯「後天性免疫不全症候群!」

澪「後天性免疫不全症候群って、エイズのことか?」

律「はい、澪8回な」







271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:09:38.32 ID:2jbkFQvn0

澪「あ・・・」

唯「ぷぷー!」

澪「笑うな!で、なんで後天性免疫不全症候群の話であんなに大声張り上げてたんだ?」

律「えっと・・・それは・・・」

女1「あ、あれみて!」

女2「律と秋山さんが一緒にいるね!」

女1「あんな話聞いた後だと、見てるだけでもこっちが恥ずかしくなっちゃうよね・・・///」

澪「・・・?」

律「えーと」

澪「律、これはどういうことだ?」

唯「さっきの授業でりっちゃんと澪ちゃんが性行為してるって話になってね!」

澪「」

律「あちゃー・・・」







273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:15:17.31 ID:2jbkFQvn0

紬「さっきの授業、唯ちゃん大活躍だったのよ?」ウフフ

律「お前らのせいで私は職員室に呼び出されたけどな」

唯「あ、そういえば職員室いかなくていいの?」

律「後でって言われたからな、放課後に部活の前に寄るよ」

澪「どうしてこうなった」


ブルブル・・・


唯「ん、電子手紙だ」

律(またすげーファインプレーだな、おい)

澪(唯ってバカなのか頭いいのかわかんない)






275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:23:53.03 ID:2jbkFQvn0

紬「誰から?」

唯「和ちゃんから」

律「へー?」

唯「32回」

澪「・・・まさか」

唯「だから、さっきの8回と足して合計40回」

唯「1回はどじょうすくいで帳消しにしてるから、あと7回分罰を受けないとね?」

澪「・・・もしかしなくて、それは私に言ってるのか・・・?」

唯「うん!」

律「まさか、和に連絡して数えておけって言ったとか?」







276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:24:39.86 ID:2jbkFQvn0

唯「正解!1時間目が始める前にね」

澪「お前ら・・・!!」

律「いいや、よくやった!油断した澪が悪いぜ!」

澪「さっき和が油断するなって・・・こういうことだったのか・・・」ズーン


ピーンポーンパーン・・・


律「ん?なんだ?」

澪「こんな時間に放送なんて珍しいな」

保健の先生「えー、2年○組田井中律さん、○組秋山澪さん、至急職員室にきなさい」


ピーンポーンパーン・・・





律澪「」







278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:27:33.43 ID:2jbkFQvn0

紬「まだ罰を言い渡してなかったわよね?」

律「ムギ、それだけはやめてくれ」

紬「いいえやめません」

律「私達は職員室で愛を語る気はないぞ」

紬「それならそれでいいわ。りっちゃん、澪ちゃん、先生方に『気持ちいいからしただけ、別に誰でもよかった』って言ってきなさい」

律澪「」

唯「それなら愛を語った方がまだマシだったね」

律「・・・あの」オズオズ

紬「いいえ、取り消しません。いってらっしゃい♪」ニコッ







287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:35:07.68 ID:2jbkFQvn0

澪「・・・嫌だぁぁぁ!!私と律はそもそもそんなことしてないのに!!」

紬「澪ちゃんに関しては35回分、罰7回分をこれで帳消しにしてあげるわ」

澪「で、でも・・・」

律「っていうか澪ズルくないか!?私の5回分と澪の35回分が一緒って!!!」

紬「りっちゃん?」

律「なんだよ!!」

紬「黙れ」

律「あ・・・はい・・・」

唯「いってらっしゃい♪」

律澪「・・・」テクテク・・・






296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:43:13.14 ID:2jbkFQvn0

紬「えぇ、後姿まで仲良さ気ね?」

唯「うんうん、わかる」

紬「あと、唯ちゃんには別に罰を用意したわ」

唯「何?」

紬「机の上をお立ち台にして踊ってもらうわ。フワフワした扇子持って踊ってもらうわ」

唯「なんだ、そんなことかー。全然いいよ」

紬「空き教室で一人寂しく踊ってもらうわ。誰かに見られるまで止めさせないわ」

唯「それは、ちょっと・・・」






299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:52:54.14 ID:2jbkFQvn0

紬「景気の良い日本を象徴するように、ノリノリで踊ってね」

唯「うぅ・・・ちょっと恥ずかしい・・・」

紬「あ、もちろんBGMは無しよ。脳内で再生してね」

唯「」

紬「ご飯食べ終わったら4階の空き教室ね♪」

唯「うぅ、わかったよぅ」


・・・


紬「しまった・・・みんなどっか行っちゃって一人ぼっちだわ・・・」

和「あら、ムギ一人なの?」

紬「和ちゃんじゃない」






302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:53:34.09 ID:2jbkFQvn0

和「あのゲーム、まだ続いてるの?」

紬「えぇ、おかげさまで」

和「そう。みんなは?」

紬「罰を実行しに行ったわ」

和「あらそう。ムギは?まだ罰ゲームないんだ?」

紬「ううん、本当は私もあるんだけど・・・みんな自分のことで精一杯で私の罰まで考えてられないみないね」

和「あんた・・・どんな罰ゲーム言い渡したのよ・・・」

紬「あら、たいしたことじゃないわ」ウフフ

和「うーん、唯たちも可哀想だし。ここは私が罰考えようか?」

紬「うーん・・・何?」

和「たいしたことじゃないわ、ただタイムリミットの時間まで右手をグーにしたまま。開いちゃ駄目よ」

紬「何その地味な罰ゲーム」






307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:58:27.52 ID:2jbkFQvn0

和「地味な私には地味なことしか思いつかないの」

紬「あぁ、納得。それにしても、たいしたことじゃないわって言われて本当にたいしたことがないだなんて・・・ある意味新鮮ね」

和「手ぇ開いたらその沢庵削ぎ落とすからな、覚えてろよ」

紬「えぇ、わかったわ。それじゃあね、わさん」

和「のどかだ!」ガラガラピシャン!

紬「何よ、こんな罰ゲームくらい」カチャカチャ







311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/17(日) 23:59:26.33 ID:2jbkFQvn0

紬「・・・」カチャカチャ

紬「お弁当の蓋が閉めれない・・・」

紬「あっ・・・!」ポロッ

紬「お箸が落ちちゃった・・・」

紬「こんな地味な罰なのに・・・!」

紬「・・・」グスッ


・・・

・・・






315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:06:24.68 ID:2jbkFQvn0

唯「それで・・・このフリフリでフワフワな扇子で・・・」

唯「いえぇぇぇぇぇ!!!」ジュリアナー

唯「ひゃっほぅぅぅぅ!!!」ディスコディスコ!

唯「今夜は寝ないわぁぁ!!!!」ジュリアナー

唯「・・・」ディスコディスコ・・・

唯「バカみたい」ジュリアナー


・・・

・・・







320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:13:31.07 ID:c7hsq8KP0

職員室!


律「あのー」コンコン

澪「すみませーん・・・」

先生「どうした、お前ら」

律「あの、保健の先生に呼ばれまして・・・」

先生「あぁ、じゃあ5分くらい待ってくれるか」

律「どっか行ったんですか?」

先生「いいや、大きい声で言えないが・・・きっとトイレだな」

澪「なるほど、わかりました」

先生「おう、それじゃな」スタスタ






323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:16:08.96 ID:c7hsq8KP0

律「・・・なぁ、気合入れるぞ澪」

澪「あ、ああ・・・気が進まないけどな・・・」

律「だよなー・・・」

澪「律と性行為に及んだってところから遡って否定したい」

律「私だってそうだよ」

澪「っていうかこれ、下手したら親に連絡いくんじゃないのか?」

律「うん、多分ね」







324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:19:41.30 ID:c7hsq8KP0

澪「どうするんだよ!退学とか・・・!」

律「でもいままでみんな罰をちゃんと受けてきたんだぞ!?」

澪「うっ・・・」

律「私達だけ無視なんてできねぇよ」

澪「でも・・・」

律「大丈夫だって。この学校は先生達も割とゆるいし、なんとかなるよ」

澪「だといいんだけど・・・」

律(なんとかなるわけないだろっ!先生、ずっとトイレに篭っててくれないかな・・・)

澪「・・・」

律「・・・」







326 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:20:38.84 ID:c7hsq8KP0

澪「遅いな・・・」

律「このまま出てこないのが一番なんだけどな」

先生「待たせたわね」

律「あ、はい・・・(絶対うんこしてたよ、この人)」

先生「じゃああっちの個室に行きましょうか」

澪「わかりました」テクテク

先生「ほら、入って」ガチャ

律澪「失礼します」バタンッ







328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:23:50.89 ID:c7hsq8KP0

先生「あのね、私があなたたちを呼び出したのは他でもない、さっきの保健の授業の話なんだけど・・・」

律「えぇ、わかっています」

澪「私も、掻い摘んで話を聞きました」

先生「そう。・・・あのね、私は二人を心配しているの」

律「そうですか・・・(アンタは私達の心配よりもお通じの心配してりゃいいんだっての!)」

先生「同性愛が悪いことだとは言わないわ。ただ、あなた達のそれは思春期にありがちな一過性のものである可能性もないとは言えないわ」

律「・・・」

澪「先生」

先生「何かしら」

澪「私達は・・・愛し合っていません」

先生「!?・・・ど、どういうことかしら?」

律「ただ気持ちいいからヤった、それだけです」







334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:35:13.88 ID:c7hsq8KP0

先生「なん、ですって・・・!?」

澪「軽い気持ちで起こした過ちです」

先生「それで?」

律「・・・えっと、最初はただお互いの体を触りあっただけです(って、なんだよ!この流れ!!)」

先生「・・・それが、エスカレートしたの?あなた達がそういう関係になったきっかけは?」

澪「きっかけは些細なことでした(ヤバイ、なんか罰ゲーム以上のことをしなくちゃならない流れに・・・)」

律「ある日私と澪は気付きました。私達がしてるのはセックスの愛撫と何も変わらないんだって(セックスって言っちゃったけど、この場は許してくれ)」

澪「元々そういう知識はありましたし・・・」







336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:37:55.49 ID:c7hsq8KP0

先生「そうなの・・・で?」

律「(いや、『で?』ってなんだよ!!)・・・えっと、じゃあ最後までしてみようぜってなって」

澪「それが律との初めてのセックスです」

律「私達の関係は好奇心から始まって」

澪「快楽によって繋ぎ止められています」

律「だから、澪が好きだとかそんな感情は一切ありません」

澪「私もそうです」

先生「えっと・・・つまり、気持ちよければ相手は誰でもいいってこと?」

澪「そうなりますね。ムギでも唯でも後輩の梓でも誰でもいい」

律「待てよ、澪。和と憂ちゃんを忘れてるぞ(どうにでもなれ、コノヤロー)」







343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:45:24.69 ID:c7hsq8KP0

先生「私はね・・・あなた達が本気なら、その仲を引き裂くつもりなんてなかったの」

先生「でもね、これは止めさせてもらうわ。教師としてではなく、一人の大人として」

律「あーそうですか(もーしらねー)」

澪「(退学の二文字がさっきから頭を過ぎる・・・)でも・・・止まりませんよ?」

先生「それは、どうして・・・?」

律澪「だって気持ちいいから」

先生「」






350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:51:38.34 ID:c7hsq8KP0

律「こんなこと、簡単にやめられませんよ」

澪「私も」

先生「あなた達ならまだ真っ当な道に戻れるはずよ!?」

律「真っ当な道ってなんですか?セックスするのがそんなに悪いことですか」

先生「セックスは悪いことではないわ!ただ、今のあなた達は間違っているわ!」

澪「どっちにしろ、今の私は律無しでは生きていけそうにありません。ま、他に相手がいるなら律じゃなくてもいいんですけどね」

律「そりゃ私だって一緒だよ」

先生「・・・このまま行けば退学になるかもしれないのよ?」

律「へー、それが?(やべぇぇぇぇぇ!!!)」

澪「(こうなったら・・・!)退学にしても何も変わりませんよ。セックスする時間が増えて有り難い位です」

律「はっ、言われてみりゃそれもそうだな(って、澪ぉぉぉ!?何言っちゃってんのぉぉ!?!?)」






356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 00:55:26.70 ID:c7hsq8KP0

澪「どうせ私達は後戻りできませんから」

先生「あなた達、セックスのために・・・そんなことのために人生を棒に振る気!?」

律「さぁ?(やべぇぇぇ・・・)」

澪「私達だって・・・!」

律(澪・・・?)

澪「私達だって嫌ですよ!そんなの!」

律(うおぉ、こんなデカい澪の声、久々に聞いたぜ)

先生「秋山さん・・・」

澪「怖いですよ、でも・・・一度あの快感を知ったら後には戻れないんですよ・・・!!」

律「澪・・・」

澪「律だってそう言ってたじゃないか!このまま壊れていきそうで怖いって・・・!」

律「あ、あぁ・・・(言ってないけどな)」







376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 01:18:22.97 ID:c7hsq8KP0

先生「・・・あなた達も足掻いていたのね・・・」

澪「こんなに依存性の高いものだとは思ってなかった・・・(よし、もう一押し)」

律「あぁ、こんなのギャンブルと酒と煙草とドラッグぐらいかと思ってた・・・(話、合わせておいた方がいいよな?)」

澪「自分達の体に依存することになるなんて・・・思ってもなかったんです!」

先生「・・・」

澪「先生、セックスは・・・止められそうにありません・・・どうしたらいいですか?」

先生「それでもやめないと。セックス中毒は立派な病気よ?」

律「・・・(いや、まあそう答えるよな)」

澪「でも・・・!」

先生「もう一つだけ、方法があるわ」

律「・・・それは?」







377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 01:19:03.47 ID:c7hsq8KP0

先生「あなた達が心から愛し合えばいいのよ」

澪「それって・・・?(よしっ!計算通り!!)」

律「あ、愛し合うって・・・(帰りたい、帰って聡いじめたい)」

先生「愛し合っている恋人同士がセックスをする、当たり前のことよ」

律澪「・・・」

先生「本当は、高校生の間くらいは健全にお付き合いして欲しいんだけどね」

先生「でも、しちゃったものは仕方がないわ。だから、せめて心だけは一途でいて?」

先生「気持ちよければ相手が誰でもいいなんて・・・教え子の口から聞きたくないわ」

律「えーと・・・」

先生「どうかしら?」







378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 01:19:57.28 ID:c7hsq8KP0

澪「・・・律」

律「な、なんだよ・・・」

澪「私達、付き合えないかな・・・?」

律「わかんないけど・・・頑張ってみようぜ?(・・・退学よりマシ、か)」

先生「とにかく、学校でそういうことをするのは禁止よ、わかった?」

律「はい!」

澪「わかりました」

先生「今の話はノロケ話を聞かされたものだと思っておくわ」

律「ありがとうございます!(・・・丸く収まったのか?)」

澪「ありがとうございます(やれやれ、なんとかなったな・・・)」

先生「それじゃ、そろそろこの個室から出ましょうか?」ガチャ

律澪「はい!」

先生「あれは・・・平沢さん?」







383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 01:28:18.64 ID:c7hsq8KP0

律「あれ、本当だ。どうしたんだ、唯のやつ(怒られてる・・・?)」

澪「・・・っていうかあの扇子なんだよ」

男先生「だから、何かあったなら先生に相談しろって。どうしたんだ?」

唯「えーと・・・あ!りっちゃん!澪ちゃん!」

先生「男先生、平沢さんどうがしたんですか?」

男先生「コイツ、4階の空き教室で机の上に立ってディスコ踊ってたんですよ」






先生律澪「」







388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 01:41:24.59 ID:c7hsq8KP0

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

廊下!


律「っはー・・・」

澪「あー・・・」

唯「どうしたの?二人とも、なんか元気ないね?」

律「うーん?いや、ちょっと色々あってな・・・」

澪「成り行きで付き合うって宣言しちゃったんだよ・・・」

唯「付き合うって・・・りっちゃんと澪ちゃんが?」

律「そうそう。一時はどうなることかと思ったぜ」

澪「そうだよ、退学なんて・・・冗談じゃない」

律「私達もろくに打ち合わせしなかったからなー途中澪が暴走したのかと思ったぜ」

澪「あーまあな。他に退学を免れる方法が思いつかなかったんだよ」







389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 01:43:09.70 ID:c7hsq8KP0

唯「えーと、なんていうか、大変だったんだね?」

律「あぁ、それより唯」

唯「うん?」

律「お前は何をしてたんだ?」

唯「だから、4階の空き教室で日本が景気の良かった時代の踊りを・・・」

澪「いや、なんでそんなことしてたんだよ」

唯「えー、罰に決まってるじゃん」

律「うわ、こりゃまたきっついなー」

唯「しかも私一人でだよ?ムギちゃん人にやらせといて見ててくれなかったんだよー」

澪「うわぁ・・・」







390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 01:45:45.86 ID:c7hsq8KP0

唯「お陰で職員室に連行されちゃったよー」

律「唯、お前も色々大変だな・・・」

唯「えへへー」

澪「ん?」

律「どうした?」

澪「っていうことは・・・今、ムギ一人なんじゃないか?」

律「あー言われてみれば」

唯「早く教室に戻ってあげようか!」ダッ

律「そうだな!」ダッ

澪「おい!待てって!」ダッ


只今
唯・・・125回
澪・・・40回
律・・・10回
梓紬・・・5回

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 01:57:53.89 ID:c7hsq8KP0

教室


律「おーい、戻ったぞー!」

紬「あら、みんなおかえりなさい!」パァァァ

律「何してんだ?」

紬「へ?私?」

唯「うん、どらえもんみたいな手になってるよ?」

紬「これは・・・罰よ」

澪「これがか?随分地味な罰だな」

紬「みんながいなくなっちゃったから先生にくだけて接するっていう罰の代わりに、和ちゃんが考えてくれたのよ」

律「なるほど、でも・・・それ、罰になるのか?」

紬「・・・」







394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 01:58:34.24 ID:c7hsq8KP0

唯「ほら、ムギちゃん。お弁当しまわないと!そろそろ予鈴がなっちゃうよ?」

紬「片手じゃお弁当の包みを上手く結べないの・・・」プルプル

律「うわぁ・・・地味だけどイライラしそうだな、あれ」

澪「そうだ、ムギ。私達、ちゃんと言われた通りにしてきたぞ?」

紬「・・・そう」

律「それで、最終的には付き合うなんて話になったんだぜー?」

紬「・・・へー」

律(ムギのテンションがあがらない、だと・・・!)

澪(こりゃ相当ストレス溜まってるな)







397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 02:14:12.74 ID:c7hsq8KP0
っていうか間違えた。

只今
唯・・・125回
澪・・・40回
律・・・10回
梓・・・6回
紬・・・5回

だったな。すまん。







399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 02:33:18.24 ID:c7hsq8KP0
ごめん、律は11回だった。




唯「私もちゃんとやってきたよ!職員室に連れて行かれたけど!」

紬「そう、偉かったわね」ズーン

澪「えーと、とりあえずこれで溜まってた分は全部やったか?」

律「あぁ、あとは・・・」

唯「へ?まだなんかあったっけ?」

律「あぁ、梓だ」

唯「あ」

律「あいつのことだ、既に5回くらい間違っててもおかしくないだろ?」

澪「確かに・・・昨日の一番乗りも梓だったしなー」

紬「憂ちゃんから連絡は?」







400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 02:33:58.62 ID:c7hsq8KP0

律「まだ来ないんだよなー。多分、放課後の前にくると思うけど」

唯「そっかー。あずにゃんの罰はどんなのにするの?」

紬「梓ちゃんにもこのイライラを味わってもらおうかしら・・・」フフフ

律「やばい、ムギが限界だ」

キーンコーンカーンコーン

澪「ん、予鈴か。じゃあ私は教室に戻る。また後でな」

律「おう、もう油断すんなよー?」ニシシ

澪「うるっさい!///」ガラガラ

唯「さてと、あと数時間!頑張りましょう!」

律「おー!」

紬「おー・・・」ズーン

律唯「」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







472 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 21:40:05.20 ID:c7hsq8KP0

5時間目終了後


梓「うー・・・」

憂「どうしたの?」

梓「気が重い・・・」

純「なんで?」

梓「だって・・・次の授業が終わったら部活だもん」

憂「嫌なの?」

梓「嫌じゃないんだけど・・・あの遊びが・・・」

純「あー外来語使っちゃ駄目ってやつ?」

梓「そうそう、あれ結構しんどいんだよね」

憂「そりゃそうだよ」







473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 21:40:48.50 ID:c7hsq8KP0

純「あと何回罰ゲーム受ければいいんだろうね?」クスクス

梓「ちょっとやめてよー。またどじょうすくいみたいなことさせられたら・・・」ゾワッ

憂「楽しそうだけどなー」

梓「じゃあ憂もやる?」

憂「ううん♪」

梓「だよね☆」

憂「こういうのは傍観してるのが一番なんだよ?」

純「さすが憂さん、心得てますねー」

梓「やる方はかなり真剣だからね?」

憂「うん、わかってるって」

梓「何が悲しいってさ」







474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 21:41:36.71 ID:c7hsq8KP0

純「何?」

梓「私こんなに頑張ってるのにあまり出番ないからね」ハァーヤレヤレ

純「そんなに出番ないなら作ればいいじゃん」

梓「どうやって」

憂「うーん、このように」ピッ

梓「だから、どのように?」

憂「すぐにわかるよ」

梓「?」


・・・

・・・

ペンポロペン♪

律「お!憂ちゃんからメールだ!!」ピッ

唯「嘘!?っていうかりっちゃん、12回ね」

律「」







475 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 21:46:31.02 ID:c7hsq8KP0

紬「で、なんて?」

律「・・・梓ぁぁぁ!!!」

唯紬「!?」ビクゥ!

律「ヤバい、私・・・梓に惚れそうだ!」

唯「なんで!?駄目だよ、りっちゃんには澪ちゃんがいるじゃん!」

律「だからちげーっての!」

紬「そうよ、駄目よりっちゃん!マイナーカプ最高よ!」

律「お前はどっちだ!」







477 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 21:50:18.85 ID:c7hsq8KP0

唯「ムギちゃん、6回ね」

紬「・・・」

律「唯、相変わらず手厳しいな」

唯「そう?・・・それで、なになに?なんてきたの?」

律「そうだったな。・・・見ろぉぉ!これが梓の勇姿だぁぁぁ!!」スッ


『どうもこんにちは、憂です。
本当は放課後までメールするの待ってようかと思ったんですが・・・。
梓ちゃんの出番が少なすぎるので途中経過を報告させていただきます。





6回』







478 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 21:55:30.11 ID:c7hsq8KP0

只今

唯・・・125回
澪・・・40回
律梓・・・12回
紬・・・6回







479 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 21:57:30.27 ID:c7hsq8KP0

唯「間違ってるじゃん!」

紬「いいえ、待って唯ちゃん。あの梓ちゃんがこの時間まで6回しか間違えてないってことは・・・」

律「そうだ!きっと頑張って英語を使わないようにして6回間違っちゃったんだよ!!」

唯「えー?そうかなー」

律「そうに決まってんだろ!」

紬「なんていうか・・・律儀な子ね」

律「ああ!あー、梓ぁ!大好きだぁぁ!!」

女1「・・・え、何?律のヤツ、浮気・・・?」ヒソヒソ

女2「秋山さんにバレたらズタズタにされるね」ヒソヒソ







480 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 22:01:39.57 ID:c7hsq8KP0

唯「ちょっと待って、りっちゃん!なんでそんなに嬉しいの?」

律「そりゃ嬉しいだろ!約束をこんな忠実に守ろうとしてくれて嬉しくないわけないだろ!」

紬「・・・あのぉ」

律「なんだ?」

紬「憂ちゃんは梓ちゃんに出番をあげるために連絡してきたんでしょう?」

律「あ、あぁ、そういやそんなこと書いてあったな」

唯「じゃあ出番が増えるように罰を与えよう!」フンスッ

律「そうだな!よし、ムギ!梓の出番が増えるような罰を!」

紬「えーと、そうね・・・。決めたわ」

律「よし!発表だ!」

紬「今日はこれからずっと喋っちゃ駄目」



律唯「」






485 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 22:08:56.87 ID:c7hsq8KP0

律「ひ、ひでぇぇぇ!」ウワァァン!

唯「ムギちゃん、それはちょっと・・・あんまりじゃない?」

紬「でも、一番したくないことをさせるのが罰でしょう?」

律「頼む!梓に出番を与えてやってくれ!こんな台本形式のSSで言葉を発しなかったら空気にすらなれないぜ・・・!」コノトーリ!

唯「私からもお願い!・・・あ、りっちゃん13回ね」

律「あ゛」

紬「うーん、じゃあ逆はどうかしら?」

律「えっと、逆って?」

紬「ずっと喋ってなきゃいけないって罰はどう?」

律唯「 極 端 ! 」







487 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 22:17:08.79 ID:c7hsq8KP0

紬「もちろん、ずっと喋ってないといけないから私達はそれを無視して会話することになるわ」

律「やめろ!ある意味空気じゃないか!!」

唯「それにそんなの>>1がずっと書き続けられるわけないじゃん!」

紬「じゃあいいわ、時間を決めましょう」

律「あ、ああ。それがいい。例えば部活の時間に30分だけ、とかな!」

唯「よかったね、あずにゃん」

紬「6時間目だけでいいわ」

唯「よくなかったね、あずにゃん」






498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 22:52:07.90 ID:c7hsq8KP0

紬「さあ罰は決まったわ。りっちゃん、憂ちゃんに連絡して」

律「っていうか、梓に直接連絡しちゃ駄目か?」

紬「駄目よ、筋を通しなさいな。憂ちゃんの計らいなんだから、憂ちゃんに連絡するのよっ」

律「あ、はい・・・(なんか怒られた)」シュン

唯「あずにゃん、ずっと喋ってなきゃ駄目って・・・何を喋り続けるんだろう・・・」

律「確かに。なあ、ムギ?」ピピピッ

紬「うん?」

律「それも決めてやった方がいくないか?」ピピッ

紬「それは梓ちゃんに任せるわ」ウフフ

律「いや、逆に困るだろ!!」







500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 22:54:04.44 ID:c7hsq8KP0

紬「うーん、じゃあ・・・」

唯「なになに?」

紬「今から言うのはあくまで曲名だからね?間違いとして数えないでね?」

律「お、おう(・・・っていうか歌わせるのかよ!)」

紬「あ、大丈夫よ、歌じゃなくてほとんど呪文みたいなものだから。淡々と呟き続ければそれでいいわ」

唯「なにそれこわい」

律「それで、梓には何を歌わせるっていうか、呟かせるんだ?」

紬「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」




律唯「」







505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 23:06:46.36 ID:c7hsq8KP0

紬「幸福になれるおまじないよ♪」

律「いや、授業中にそんなん呟いてたら確実に不幸になるから」

唯「そっか!あずにゃんが幸せになれるならいいね!」

律「全然いくねぇよ!幸せになんてなれないって!」

紬「安心してりっちゃん!これは魔法の言葉なのよ!」

律「呪詛ですね、わかります」

紬「大丈夫よ!きっと歌ってるうちに楽しい気持ちになってくるハズだわ!」

律「だいじょばないっての。楽しい気持ちになってるのは唱えてる梓じゃなくて、唱えさせてるムギだろっ!」

唯「あれ・・・?りっちゃん、これが何か知らないの?」

律「有名な言葉なのか?」







506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 23:07:28.15 ID:c7hsq8KP0

紬「ある映画の中で歌われた曲よ」

律「へー、なんて映画だ?」

唯「それは言えないよー、英語使っちゃうもん」

律「英語の名前くらいはしかたがないだろ、それが邦題なら」

紬「えーと、メリー・ポピンズって映画よ、知ってる?」

律「名前だけ・・・」

唯「もーりっちゃんは学がないなー!」プンスカ

律「お前に言われたくねーし!」

紬「ほら、早く連絡しないと6時間目が始まっちゃうわよ?」

律「あ、ああ・・・そうだった」ピピピッ







507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 23:09:20.90 ID:c7hsq8KP0

唯「あずにゃんの授業を観察できないのが残念だなー」ブー

律「えーと、すーぱーかりふら・・・なんだっけ?」

紬「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスよ」

律「・・・えーと、ドーシャス、っと・・・」ピピピッ

唯「送った?」

律「おう、送信!」ピッ!

紬「うふふ、報告が楽しみね♪」

律「・・・梓、ごめん・・・」シュン


・・・

・・・







510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 23:18:10.48 ID:c7hsq8KP0

オネエチャンハァハァ♪

憂「ん、メールだ」

梓「へー、誰から?」

憂「律さん」

純「あーあの軽音部の人?」

憂「そうそう、えーと・・・」

梓「律先輩なんだって?」

憂「」

純「おーい?」

憂「ごめん、梓ちゃんごめん。・・・ごめん」

梓「何その謝罪っぷり、怖いんだけど」







512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 23:20:23.62 ID:c7hsq8KP0

純「なになに?」

憂「さっきね、梓ちゃんに出番をあげようと思って、律さんにメールしたんだ」

梓「えーと?」

憂「私、実は梓ちゃんが英語使った回数ずっと数えてたんだよ」

梓「嘘ぉぉ!?」

憂「それでね・・・6回って送ったんだけど・・・」

純「6回も英語使ってたっけ?私全然気付かなかったや」タハハ

梓「えっと・・・6回っていったら、罰が・・・」

憂「うん・・・問題はその内容なんだけど・・・」スッ

梓「・・・何?」







514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 23:26:53.86 ID:c7hsq8KP0

『おーす!メールサンキューな!いやー文章だと英語使いたい放題で気持ちいいな!
えーと、それじゃ梓は12回になったってことで罰ゲームをしなきゃいけないわけなんだが・・・。
その・・・梓には6時間目の間『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』って言い続けてもらうことになった。
よくわからんが、幸せになれる魔法の言葉らしい。よかったな!』


梓「」

憂「まさかのメリー・ポピンズ」

梓「よくねぇぇぇ!!」

純「ねぇ、次の授業って・・・」

梓憂「体育だね・・・」


・・・

・・・







518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 23:39:47.42 ID:c7hsq8KP0

体育館!


先生「おーい、みんな集まったかー?」

一同「はーい」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・♪」

先生「?・・・よし、じゃあ授業を始めるぞ」

先生「まずは出席をとるからなー・・・相沢ー」

ハーイ

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・♪」

先生「秋元ー」

ハーイ

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・♪」

先生「阿部ー・・・って、誰だ!体育の授業中に幸せを追い求めるヤツは!」







519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 23:43:46.87 ID:c7hsq8KP0

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・(私だってこんなことしたくないよ!)」

先生「こらぁ・・・中野!お前か!」

梓「・・・」ブンブン

先生「全く・・・よし、次。伊藤ー」

ハーイ

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・♪」

先生「中野ぉぉぉ!!!」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」

憂(梓ちゃん、頑張って・・・!)

純(梓って、本当に律儀だな)

先生「お前、体育館3周な」




梓「」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・♪」シュン







522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 23:47:23.89 ID:c7hsq8KP0

先生「ほら、行って来い」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・♪」タッタッタッ・・・

憂「ねぇ、梓ちゃん可哀想じゃない?」ボソッ

純「でも、ありゃ先生も怒るって」ボソッ

先生「鈴木ー」

純「あ、はーい!」

憂「罰ゲームだからしかたがないとは思うけど・・・」ボソッ

純「っていうかあのおまじないのせいで梓がどんどん不幸になっていってると思うんだけど」ボソッ

憂「私もそう思う・・・」

先生「平沢ー」

憂「はーい」

純「でもさ、逆にラッキーだったんじゃない?」ボソッ

憂「どうして?」ボソッ







525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/18(月) 23:56:52.51 ID:c7hsq8KP0

純「だって、みんなと授業受けるよりも一人で走ってる方がさ・・・」チラッ

憂「あー、確かにね」チラッ

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス♪」タッタッタッ

先生「よーし、今日は走り高跳びだ。ストレッチは各自やっておくように!」

先生「10分後からスタートするからな。まずは80cmからだ。教科委員、準備よろしくなー」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャススーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・♪(もうやだ)」


・・・

・・・







535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 00:08:58.80 ID:YUTu9eXE0

憂「で、結局高跳びが始まる頃には走り終わってる梓ちゃんでした、っと」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!(憂、呆れてるでしょ!?)」

純「でさー、問題はこの高跳びなんだけど」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス?」

純「それ呟きながら跳べるの?」

梓「」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・(無理かも)」

憂「とりあえず、梓ちゃんは80cmなんて跳べると思うから、パスしちゃえば?」

純「あ、それいいね!っていうかずっとパスし続ければいいじゃん!」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・(100cm跳ぶのがやっとな私がパス連発はまずいって)」

先生「おーい、中野!お前の番だぞー」







540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 00:23:16.56 ID:YUTu9eXE0
梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャススーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」

憂「梓ちゃんはパスするそうです」

先生「なっ・・・お前、そんなに高跳び得意だったか?」

純「こんなの梓にしてみりゃ余裕のよっちゃんですよ!さっき走ってきてちょっと疲れたから体力温存したいそうです」

先生「そ、そうか・・・まあいいや」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・(これで全く跳べなかったらすごい怒られるんだろうなー・・・)」

憂「じゃあ次に並んでるのは私達だけど・・・どっちから行く?」

純「えーと、じゃあ私から行くかな」

憂「そっか、いってらっしゃい」


タッタッタッ・・・ピョン


憂「おー余裕だねー純ちゃん!」







541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 00:24:02.77 ID:YUTu9eXE0

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」

純「えへへー、まぁ80cmは余裕っしょ」

憂「私・・・ひっかかったらどうしよう・・・」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(いや、大丈夫だって)」

純「あんたに限ってそれはないって」

憂「そうかなー?よしっ、行ってくるね!」


タッタッタッ・・・ピョーン


純「マリオ!?」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(80cmに背面跳び使うかぁ!?)」

憂「えへへーギリギリだったかな?」

純「どこが!?」







542 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 00:25:15.18 ID:YUTu9eXE0

憂「なんか棒に当たるのが怖いから程よく手抜きして跳ぶって出来ないんだよねー・・・」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!(あーそれわかる」

純「へ?あ、ああ、うん」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・(伝わらない・・・)」シュン

先生「よーし、次は90cmなー」

純「うわ、いきなり10cm上げるとか最低だよあいつ」

先生「鈴木、なんか言ったか?」

純「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス♪」

先生「」

先生「まぁ、いい。中野はこれは跳ぶだろ?」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス♪」

先生「もうやだ」







543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 00:26:45.18 ID:YUTu9eXE0

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(そろそろ跳ばないとまずいよね・・・って、ワケで。はい!)」キョシュ!

憂「えっと、これもパスでって言ってます」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスぅぅぅぅぅ!?(言ってないよぉぉ!?手上げたの見てたでしょ!?)」

先生「そうか、次の95cmは跳べよー?」

憂「危ないところだったね!」フー

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!(今まさに危ない状況だよ!!)」

純「んじゃ、私いってくるねー」


タタタッタタ・・・ピョブシ!


純「げふっ!?」







545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 00:31:30.27 ID:YUTu9eXE0

憂「うわ・・・痛そう・・・跳ぶっていうか、今バーの手前で転んだよね・・・」

純「いったー・・・」サスサス

憂「歩幅が合わなかったら無理に跳ばなくてもいいんだよ?」

純「いやー、これくらいの高さならいけるでしょって思っちゃってさー」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」

純「おぉ!回復魔法みたい!」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャススーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」

純「わーい!梓ありがとー!」







547 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 00:35:54.23 ID:YUTu9eXE0

憂「私にもやって!」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」

憂「わぁい!」

先生「こら、平沢早く跳べー」

憂「あ、はいすみません」


タッタッタッ・・・ピョーン!


純「・・・やっぱり余裕だねー憂かっこいー!」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・(さすが憂、出来る子だ)」

憂「えへへー」







549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 00:40:27.50 ID:YUTu9eXE0

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス♪」

先生「んじゃ次は95cmなー」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス♪」

純「私成功してないのに!?」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス♪」

憂「歩幅が合わなかっただけだもん、純ちゃんなら跳べるって先生も判断したんじゃない?」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャススーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」

先生「っていうかまだ鳴らしの段階だからな。100cmからは本番だぞー」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」

憂純先生「 う る さ い 」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス・・・」シュン







552 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 00:42:58.96 ID:YUTu9eXE0

先生「さ、中野。そろそろ跳べ」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!(はい!)」


梓「スーパー・・・!」スッ

梓「カリフラジリスティック・・・!」タタッタッ

梓「エクスピアリ・・・!」タッタッタッ

梓「ドーシャス!!」ピョン!


憂「と、跳んだ・・・!スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスで息を見事に合わせたよ・・・!」

純「なにあの言葉数の多いかめはめ波」

憂「やったね!梓ちゃん!」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!(これいいかも!)」


・・・

・・・







556 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:00:57.45 ID:YUTu9eXE0

純「いったー・・・」

憂「大丈夫?」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」

純「へへーん、ふっかーつ!」

憂「でもこれで純ちゃんもアウトかー」

純「110cm跳べたんだからいいよー。そもそも115cmなんて無理だって」

憂「たかが5cmだけど、結構高くなるよね」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(うんうん。私がここまで残っているのが小さな奇跡なんだけど)」

憂「そんなことないよー!梓ちゃんはやれば出来る子だったんだよ!」

純「意思疎通!?」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(憂ならこれも軽く跳んじゃうんでしょ?)」

憂「そんなのわかんないってばー」ケラケラ

純「いや、私の方が何言ってるかわかんないんだけど!?」







557 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:01:43.40 ID:YUTu9eXE0

憂「それじゃ、行って来るねー!」


タッタッタッ・・・ピョーン


純「おぉ!また跳んだ!」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(憂って本当になんでも出来るなー)」

憂「あー怖かったー」

純「憂すごいよ!あと10cmはいけるんじゃない?」

憂「えー10cmもいけるかなー?」

先生「よーし、んじゃ次は120cmなー」







558 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:04:32.31 ID:YUTu9eXE0

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(私、そろそろ限界なんだけど)」

憂「挟み跳びだからじゃない?背面跳びに切り替えてみれば?」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!?(この場で!?)」

憂「大丈夫だって、きっと出来るよ!スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスの力で!」

梓「・・・(確かに)」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!(そんな気がしてきた!)」

純「わからない。梓の返事がイエスなのかノーなのかがわからない」

先生「よーし、中野、行け!」

梓「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!(はい!)」

憂「頑張れ!」







559 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:05:12.58 ID:YUTu9eXE0


梓「スーパー・・・!」スッ

梓「カリフラジリスティック・・・!」タタッタッ

梓「エクスピアリ・・・!」タッタッタッ

純「あの体の捻り・・・!さっきの答えはイエスだったのか!」

梓「ドーガフッ!!」ガシャーン!




先生純憂「」







560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:06:42.43 ID:YUTu9eXE0

純「・・・棒を立ててる支柱に蹴り入れるとは・・・」

憂「しかも、マットの外に着地したしね」

先生「平沢、あれは着地じゃない。紛れもなく落下だ」

梓「スーパー・・・カリフラジ、リスティック・・・エクス、ピアリ・・・ドーシャス・・・」ガクッ

先生「うおぉぉいい!!大丈夫か!スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!」

憂「死なないで!スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスちゃん!」

先生「しっかりしろぉぉぉ!!スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャァァス!」

純「二人とも聞いて、この子の名前は梓です」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:21:07.72 ID:YUTu9eXE0

キーンコーンカーンコーン・・・


梓「ん・・・ここは・・・保健室・・・?」

律「よう、目覚めたか?」

梓「あれ?律先輩?」

律「おう、梓が体育の授業で倒れたって聞いてなー」

梓「あ、ああ・・・まぁ・・・(既に黒歴史だ)」

律「梓」

梓「はい?」

律「ありがとな、ちゃんと言いつけ守ってくれて」

梓「みんなで決めたことなんだから当たり前です!」

律「そっかそっか、お前はいい後輩だ」ナデナデ







568 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:22:08.44 ID:YUTu9eXE0


梓「ぶー、律先輩にそんなことされても嬉しくないですよーだ」ツーン

律「なんだよー、寂しいこと言うなよー?」スリスリ

梓「って、ちょちょっとぉ!!///」

律「なんだー?」ニシシ

梓「なんか、普段とちょっとだけキャラ違いません?」

律「だって、すげー嬉しかったんだもん。・・・あと梓、13回な」

梓「・・・そういうところは相変わらずちゃっかりしてるんですね?」

律「へっへーん、そんなにおだてるなよ」

梓「おだててません。・・・あの」

律「んー?」







569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:22:51.70 ID:YUTu9eXE0

梓「本当に眼帯してきたんですね」

律「ああ、なんたって言い出しっぺだからな!」エッヘン!

梓「えっと・・・今、何時ですか?」

律「今?3時半くらいかな」

梓「ってことは・・・」

律「おう、帰宅部はもう帰っててもおかしくないな。私も帰りの会終わってからきたくらいだし」

梓「帰りの会って・・・」ショウガクセイカヨッ

律「し、しかたないだろ!///」

梓「もう体は大丈夫なんで、部室にいきましょうか」

律「おう、そうするか」


ガラガラ


律梓「!?」







573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:46:39.75 ID:YUTu9eXE0

律「こんな時間に普通保健室にくるか?」

梓「運動部とかじゃないですか?」

律「でも部活始まったばかりだろ?ストレッチしてて靭帯変にしたとかか?」ウッシッシ

梓「いや、それ笑えませんから」

女1「あれー、先生いないや」

女2「まあいいや適当に寝させてもらう?」

女1「そうだねー」

律「あの声・・・もしかしたらクラスメートかも」ボソッ

梓「すごい偶然ですね?」ボソッ







575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:47:57.32 ID:YUTu9eXE0

律「・・・別に悪いことをしていないのに出て行けない不思議」ボソッ

梓「私もです、あと先輩。今英語使いましたね」ボソッ

律「う゛・・・しかたがない、なんとなく気まずいからあいつ等が寝てから出て行こう」

梓「どんだけ小心者ですか」

律「今は出来るだけ人に会いたくないんだ」

梓「?その眼帯なら似合ってますよ?」

律「いいや、そういう問題じゃない・・・4時間目に・・・ちょっと、な・・・」ハァ

梓(絶対罰ゲームが関係してるな、こりゃ)

女1「そういえばさ、律と秋山さんの話、あれすごいことになってるよね」

女2「あー聞いた聞いた」





律「」







577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:50:27.74 ID:YUTu9eXE0

梓(何があったんだ、何が)

女1「学校でヤってるってだけで驚きなのに・・・」

梓(えーと、はいぃぃ??)

女2「ねーびっくりだよね」

女1「知ってた?あの二人、別に付き合ってるワケじゃないんだってさ」

女2「え?え?どういうこと?」

女1「昼休みにたまたま職員室に行った子に聞いたんだけど・・・」

女2「あ!そういえばあの二人、呼び出し食らってたよね!」

梓(あ・・・言われてみれば)

律(やめろぉぉぉぉ!!)

女1「お互いに気持ちいいからセックスしてるだけって先生に宣言したらしいよ」

女2「マジ!?」

律(ああああぁぁぁぁ!!!)







578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:51:46.33 ID:YUTu9eXE0

梓(ちょっ!!///・・・どんな罰ゲーム!?!?)

女2「でも、職員室でそんなこと、よく言ったね?」

女1「個室に入ってたんだけど、扉が開いてて聞こえたらしいよ」

律(あのうんこばばぁぁぁ!!)

梓「・・・変態っ」ボソッ

律「ちげー!!これには深いワケがあるんだよぉ!」ボソボソ

女2「それで?二人はどうなったの?」

律(そ、そうだ。ちゃんと聞いてれば『二人は付き合うことになった』ってわかるはずだ!)

梓(・・・どうなったの?)ドキドキ







579 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:53:40.62 ID:YUTu9eXE0

律(そうしたら最悪、セックス中毒のレッテルは張られないで済むかもしれない・・・!!)

女1「先生が説得しても『気持ちいいことだからやめられません』とか『別に相手は誰でもいい』みたいなこと言ってたらしいよ」

梓(うわぁ・・・)

女2「マジでぇぇぇ!?!?」

梓(マジでぇぇぇぇ!?!?)

律(今は耐えろ、耐えるんだ!この先の話が肝心なんだ!さぁ言え、女1!)

女1「マジマジ!」

女2「それでそれで!?」

律(よし、言え!律と秋山さんは付き合うことになったらしいって言え!!)

女1「それがさー」

女2「うんうん!」

女1「その後も話してたっぽいんだけど、それ以上盗み聞きできなくて職員室出てきたんだってさ」

女2「あ、そうなんだー」チェー

律(おいぃぃぃぃ!!何肝心なところ聞き逃してるんだよぉぉ!!!)







582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 01:58:25.42 ID:YUTu9eXE0

梓「襲ったら殺しますよ?」ニコッ

律「襲わねぇぇぇ!!」ボソボソ

女2「あーでも納得した」

女1「なにが?」

女2「いやー女3から律と秋山さん退学になるって聞いたからさー。そういうことだったんだ」

律(おひれはひれぇぇぇぇ!!!!)







583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 02:01:05.64 ID:YUTu9eXE0

梓「先輩サイッテーです!!」

律「違うっての!!っていうか静かにしろよ!聞こえるだろ!」ガバッ

梓「んー!んー!」

律「こら、暴れるなっての!」

女1「そこのベッド、誰かいるの!?」シャー

梓律女12「」






女12「レイプ!?」

律「・・・」

律「ちげぇぇぇぇぇ!!!!!!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 02:11:34.48 ID:YUTu9eXE0

音楽室



律「はぁぁぁぁ・・・・」

澪「律、どうしたんだ?盛大な溜息をついて」

梓「ムギ先輩、ちょっとやりすぎですよ?」

紬「えぇ、反省してるわ♪」

律梓(してねぇぇぇぇ!)

律「全く、梓と友達の誤解解くのに30分もかかったぜ」

唯「あれ、本当だ、もう4時だねー」

紬「あと少しでこの戦いも終わりね・・・」







587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 02:12:58.14 ID:YUTu9eXE0

律「そうそう、梓は13回だからな」

唯「あれ?あずにゃん1回増えてるね?」

梓「むっ、そんなこと言ったら律先輩だってさっき2回も間違えてましたよ?」

紬「へー」ニコニコ

澪「ふーん」クスクス

梓「どうしたんですか?」

唯「あずにゃんはりっちゃんが合計で何回間違えてるのか知らないんだよね?」

梓「えぇ、わかりません」

唯「15回だよ♪」







590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 02:17:13.63 ID:YUTu9eXE0

梓「それって・・・つまり・・・」

澪「まただな、律?」

律「・・・くそっ!」

紬「なんだかりっちゃんの罰ばかり考えている気がするわ」

律「そうだろうよ、澪は35回分の罰だし、唯に至っては100回分だぞ?」

唯「しかたないよ、流石のムギちゃんだってそんなにたくさん罰は思い浮かばないよ?」

律「何が気に食わないって・・・唯の罰が全部私に跳ね返ってきてるんだよなー・・・?」

唯「えー?そう?」

律「明らかにそうだろうが!」

梓「まぁまぁ、いいじゃないですか」

律「そんなんで窘められると思うなよ?」

梓「元々そういう役回りなんですし」

律「コノヤロー!」

澪「それにしても・・・罰って、どうするんだよ?」






659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 22:54:18.43 ID:YUTu9eXE0

唯「それはムギちゃんに任せましょう!」

梓「そうですね、辛くてキツくて恥ずかしいのがいいと思います」

律「梓っ、私にだけ厳しくないか!?」

梓「あれ、今なんか声がしたような・・・」

律「いないものとされてる!?」

紬「じゃあ、そうねー・・・」ウーン

律「な、なんだよ。あまり変なのは嫌だぞ?」

紬「もう、そんなに変なこと言わないわよ?」プンスカ

律「お前、昨日からの発言を振り返ってみろコノヤロー」ナニガプンスカダ







660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 22:55:02.45 ID:YUTu9eXE0

紬「これと言っていい罰が思いつかないのよね・・・もったいない・・・」

澪「まあ、あれだけ罰考えたらそうもなるよな」


ガチャ


和「みんな元気?」

律「おうっ!?和か!おう、元気だぜ!」

澪「どうしたんだ?」

和「ちょっとね」







662 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 22:56:17.42 ID:YUTu9eXE0

唯「えーと、その右手に光る剃刀は何?」

和「大したことじゃないから気にしないで」

律「いや、すげー気になるんだけど」

和「あら・・・ちゃんと言われた通りやってるみたいね?」

紬「えぇ、もちろんよ♪」ゴゴゴゴ・・・!

和「そう、じゃあこの剃刀は必要ないわね」

律「お前何するつもりだったんだよ!?!?」







663 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 22:57:41.21 ID:YUTu9eXE0

和「いいからいいから」

唯「ねー和ちゃーん」

和「何よ、どうしたの?」

唯「りっちゃん、これから罰なんだけど・・・何かいいのないかな?」

律「え゛・・・和にそれ考えさせるのかよっ」

和「あら、私の罰はイヤ?」

律「だってお前のって、なんていうか、こう・・・地味にイライラしそうなんだもん」

紬「この地味な罰を受けた者のやるせなさ、存分に味わうといいわ♪」ニコッ

律「怖ぇよ!語尾に『♪』つけても誤魔化しきれてないから!!」







665 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 22:58:54.11 ID:YUTu9eXE0

和「さっきから地味地味って言ってくれるじゃない・・・!」

梓「いや、それは・・・(実際地味でしょうよ)」

和「えー、律への罰には道具を使います!」

澪「頑張って派手にしようとしているのが涙ぐましいな」

和「うん?」ニコッ

澪「いえ、なんでもないです」コワイ・・・

和「この縄で!」

律「どの縄だよ!どっから持ってきた!?」

唯「いけー!和ちゃん、やっちゃえー!」

律「あおるなぁぁ!」







666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 23:00:57.74 ID:YUTu9eXE0

和「この縄でぇ!!!・・・右足を縛り、ある程度の長さを持たせてから左足も縛ります」

梓「うわ地味」

和「・・・」ニコッ

梓「ひっ」

唯(地味だなー・・・)

澪(地味すぎる・・・)

紬(っていうか足縛ってどうするの)







668 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 23:12:22.29 ID:YUTu9eXE0

律「えーと、いいぜ?(これのどこが罰なんだか)」

和「じゃあ律、足元失礼するわね」

律「お、おう」

和「よいしょ」シバリシバリ

律「・・・なあ、和?」

和「何かしら?」シバリシバリ

律「その縄・・・ちょっと短くないか?」

和「ふふふ・・・こうすることでいつもより若干歩幅を小さくして歩かなきゃいけないのよ!」ドウダ!

梓「・・・」

唯(和ちゃん・・・)ホロリ

澪(うわー・・・)

和「どう?普段通りに歩こうとするとビターン!ってなるのよ!」

紬(おへそが茶を沸かすわ、沸騰寸前だわ)







669 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 23:19:31.71 ID:YUTu9eXE0

律「そんなーそりゃ大変だー(っていうか今座ってお茶してるから歩かないし)」

梓「律先輩、棒読みにも程があります」

唯「わざわざ縄使わなくても、両足の靴紐を縛ればよかったのに」ボソッ

紬「きっと盛り上げることで精一杯だったのよ」

和「うるさいわよっ!・・・律」

律「なんだ?」

和「それ、家に帰るまで解いちゃ駄目だからね」

律「ちょっとした不審者じゃないか!」

梓「それは元からですよ」

律「さっきからひでぇな!?」







670 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 23:21:58.06 ID:YUTu9eXE0

澪「えーと、とりあえず律の罰は終わったってことでいいな?」

和「ふふふ、その縄があなたを苦しめるのは少し先のことよ?」

律「いや、苦しまない。絶対苦しまない」

唯「和ちゃんもこの遊び、最後まで見てく?」

和「私はあくまで様子を見にきただけよ」

梓「じゃあもう行っちゃうんですか?」

和「えぇ、仕事があるからね。それじゃ、最後まで頑張ってね」バタン

律「・・・自らの地味さを曝け出して去っていったな」

唯「そこが和ちゃんのいいところでもあるんだよ」

澪「さり気なくひどいな。でも、なんかわかる」


・・・

・・・







672 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 23:33:50.62 ID:YUTu9eXE0

梓「残り時間もあと少しです!」

律「よし、状況を確認しようぜ」


唯・・・125回
澪・・・40回
律・・・15回
梓・・・13回
紬・・・6回


澪「うーん、ムギの勝ちかもな」

紬「えへへー」

唯「待って!勝負は最後までわからない!」

梓「わかってください、ぶっちぎりで最下位を独走してるくせに何言ってるんですか」

律「でも、確かになー。残り15分だから、ムギが何回か間違えれば梓の勝ちってこともありえるかも」

唯「私の最下位は変わらないってことだね♪」







677 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/19(火) 23:59:43.30 ID:YUTu9eXE0

律「よし、最後にみんなだんまりってのは無しにしようぜ」

澪「積極的に喋るってことか?」

律「おう!積極的にっていうか、いつも通り会話をするんだ」

梓(つまり日常的な会話か・・・それもムギ先輩が間違えそうな話題・・・)

澪(ムギをトップから引きずり下ろすには・・・)

唯(やっぱりあの話題しかない、よね・・・?)

律(お前ら、わかってるな?今までムギがどんな時に英語を使ってしまったか)

紬「?」ニコニコ








681 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 00:27:53.76 ID:otXNs2uB0

澪(私達は興奮してテンションが上がったときに間違えてしまう傾向にある)

唯(ムギちゃんのテンションが上がる話題っていったらこれしかないよ・・・!)

梓「そういえばこの間・・・」

律澪唯「!?」

紬「どうしたの?」

梓「私、憂に言われたんです」

唯「へ、へー。なんて?」

梓「唯先輩にあまりべたべたくっつかない方がいいと思うって」

紬「・・・!」







682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 00:28:34.31 ID:otXNs2uB0

梓「意味がわかりませんでした・・・最初は」

紬「最初は・・・つまり、今はわかるのね?」

梓「えぇ、憂は私に焼きもちをやいているんだなーって」

紬「なんてナイスなシュチエーションなの・・・!」

梓「は、はい?(よし、8回!)」

紬「でもよく考えて?本当の自分の気持ちを偽っては駄目よ?」

梓「へ?」

紬「とにかく、憂ちゃんとはタイミングを見計らってちゃんと話し合った方がいいわ」

梓「そ、そうですか・・・(はい、9回!)」

唯「あー、憂で思い出した!!私もムギちゃんに相談に乗って欲しいことがあるんだよ!」







683 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 00:29:16.67 ID:otXNs2uB0

梓(唯先輩、バトンタッチです・・・!)

紬「?あら、何かしら」

唯「(任せてあずにゃん!)・・・あのね、私はいつまで憂と一緒にお風呂に入ればいいのかなーって・・・///」

紬「!?」

律澪「まだ一緒に入ってるのか!?」

唯「ほえ?うん。・・・でもねー」

紬「うんうん」フンフン

律(うおー熱心だな、ムギの横顔)







685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 00:30:04.43 ID:otXNs2uB0

唯「和ちゃんにそろそろお風呂くらい一人で入りなさいって言われちゃったんだよ」

澪「そりゃ言われるって」

唯「うー・・・どうしたらいいかな?」

紬「私はいつまでも一緒に入っていればいいと思うわ!個人の自由だと思うわ!」

唯「私も本当はそうしたいんだけどね。頭とかも人に洗ってもらった方が気持ちいいし」

紬「ソープ・・・!?」

律「待て、おいムギ待て」







687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 00:31:27.35 ID:otXNs2uB0

紬「ごめんなさい、続けて?」

唯「(へへっ!10回だよ、ムギちゃん!)・・・うん、それでね、私としてはこれからも憂とお風呂に入りたいの」

紬「いいと思う」

唯「でもそれじゃ大人になれないって言われたんだ・・・」

紬「さっきも言ったけど、私は個人の自由だと思う。どっちかが恥ずかしいって思うまでは一緒に入ったら?」

唯「え?もう恥ずかしいんだけど・・・一緒に入っちゃ駄目なのかなぁ?」

紬「」

梓「?」

律(話題を引っ張るのはいいが・・・ムギは憂ちゃんが好きだって言ってたろ。あまりムギが傷つくようなことは言うなよ?)

澪「えーと、ごめん。私達もわからないぞ?」







689 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 00:34:25.31 ID:otXNs2uB0

唯「憂と一緒にお風呂入るのは好きなんだけど・・・恥ずかしいんだ///(ムギちゃんもう一回くらい英語使わないかなー)」

紬「それはどういうこと!?」ハァハァ

唯「あのね、私の体を見てくるの。ジーって!何かついてる?って聞くと、ううん何もついてないよって言うんだ」

唯「それが最近毎日で・・・その、ちょっと恥ずかしい///」

律(うわぁぁ、こいつ地雷踏みやがったぁぁ!!)

紬「エクセレント!!」




律「」







691 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 00:50:17.26 ID:otXNs2uB0

梓(・・・11回)

澪(ムギ、もうゲームのことなんて忘れてるんじゃないか?)

律(バカだった。心配した私がバカだった)

紬「いい、唯ちゃん!!」

唯「は、はいぃ!?」

紬「なんとしてでも憂ちゃんとお風呂に入り続けなさい!また何かあったら報告すること!わかったわね!?」

唯「う、うん・・・(すごい熱意だー)」

紬「私から出来るアドバイスはそれだけよ」

唯「ありがとう、ムギちゃん!(これで12回!)」







692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 00:51:01.63 ID:otXNs2uB0

澪「おい、いいのかよ」

律「まぁ、唯だしいいんじゃないか?」

澪「それもそうだな。姉妹だしな」

律「ってことは姉妹じゃないと許されないってことか?(よし、後はまかせろ!)」

唯(りっちゃん、澪ちゃん・・・任せたよ!!)

澪「べ、別にそうは言ってないだろ!///」

律「だよなー、もしそう言ってたら矛盾しちゃうもんなー?」ニシシ







693 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 00:53:18.04 ID:otXNs2uB0

唯(りっちゃん、澪ちゃん・・・任せたよ!!)

澪「べ、別にそうは言ってないだろ!///」

律「だよなー、もしそう言ってたら矛盾しちゃうもんなー?」ニシシ

紬「矛盾って・・・!(これは、まさか・・・!)」

律「そりゃもちろん、自分の行動とだよ。・・・なー?澪」

澪「ううううるっさいぞ!バカ律!!///」ゴンッ

律「いったー!・・・そのバカと一緒に風呂入ってんのは何処の誰だよ!」サスサス

紬「おっけぇぇぇぇい!!!」

律澪唯梓(13回!!!)







694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 00:54:29.81 ID:otXNs2uB0

梓「13k」ムグッ

唯「あずにゃん、シー!ムギちゃんがゲームのことを思い出しちゃう!」ボソボソッ

梓「いいじゃないですか、もう私と同点ですよ?」ボソボソ

唯「せっかくだからあずにゃんに勝たせてあげたいの」ボソッ

梓「せ、先輩・・・!」ジーン

澪「だいたいなー!」

律「石鹸」

澪「!?」







696 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:09:14.91 ID:otXNs2uB0

律「いいのかなー?あのことバラしちゃっても・・・いいのかなー?」ルンルン

澪「律・・・!お前・・・!」

紬「待って落ち着いて!!!」

律澪「!?」

紬「澪ちゃん、静かにして」

澪「ご、ごめん」

紬「それでりっちゃん。・・・石鹸って?」

律「あのな、この間澪のヤツ」

澪「わぁぁぁぁ!!やめろ!それだけはやめてくれ!!」







697 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:10:02.47 ID:otXNs2uB0

律「えーどうしようかなー?ムギも聞きたがってるし」

紬「聞きたい!耳にタコが出来るまで聞きたいわ!」

澪「そんなこと言ったら律だってアレだろ!」

律「わ!バカっ!それはマジでまずいって!///」

紬「アレって何!」

澪「お風呂においてあるアレを」

律「みぃぃおぉぉ!!///」

紬「だからアレって何!?」

澪「えーと、ほら、アレだよアレ」

紬「シャンプー!?」

澪「違う」

唯(14回!)







698 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:10:47.85 ID:otXNs2uB0

紬「リンス!?」

澪「違う違う」

梓(15回!)

紬「コンディショナー!?」

澪「言い方変えただけだろっ!」

律(おう、すげぇ!16回だ!)

紬「じゃあ・・・バスタブ!?」

澪「ううん」

唯梓(17回!)

紬「悔しい・・・!わからないわ・・・!」

澪「正解、教えてやろうか?」

律(ばっか、それ言ったらお前がアウトだろうが!)







699 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:12:05.88 ID:otXNs2uB0

澪「・・・シャワーだ」

律「バカ!お前自爆してるぞ!・・・って、こらぁぁぁ!バラすなっつの!!!」

澪「律、そこの時計見ろ」

律「へ?」チラッ


『4:30』


梓「いつの間に・・・」

唯「澪ちゃんさすが!」

律「終わった、のか・・・!?」

紬「ゲームのこと忘れてたぁ・・・!!」

律「ここにバカが一人・・・」

梓「終わったぁぁぁ!!!!」

澪「あぁ、ゲーム終了だ!」







702 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:16:49.88 ID:otXNs2uB0

律「よっしゃぁぁ!!」

梓「じゃあまずは・・・!」

律「あぁ!ムギの罰ゲームは後で考えようぜ!」

澪「いくぞ!」

紬「えぇ!」

澪「ベース!ピック!ミュージック!」

律「ハイタム!ロータム!フロアタム!」

梓「ギター!ピック!ムスタング!」

紬「ピアノ!ピアニカ!キーボード!」

唯「みんなはしゃぎすぎだよー」タハハ







705 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:31:23.69 ID:otXNs2uB0

律「ドラムドラムドラムドラム!!!」

澪「アンプアンプアンプアンプ!!!」

梓「ネックネックネックネック!!!」

紬「スコアスコアスコアスコア!!!」

唯「共鳴・・・!?(りっちゃん達ってケロン人だったの?)」ヒィッ

律「いいかぁー!これはスティックだぞー!」

澪「なにをぉー!こっちはフェンダーのジャズベースだぞ!?」

梓「私なんてこんな可愛いレッドカラーのギターですよ!」

紬「甘いわ、このコルグのキーボードには敵わない!!」

唯「みんなここぞとばかりに横文字使っちゃって・・・」


・・・

・・・







707 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:32:16.22 ID:otXNs2uB0

律「はぁ・・・はぁっ・・・」

澪「う・・・ごほっ・・・」

梓「・・・はぁ、はぁ・・・」

紬「・・・つ、疲れたわ・・・」


ピピピピピッ


律「ん?何の音だ?」

唯「ああ、これ私のケータイのアラームだよ」

澪「なんでこんな時間にかけたんだ?」

梓「アラームじゃなくてメールじゃないですか?」

紬「・・・唯ちゃん?」

唯「これは4:30を知らせるアラームだよ?」ニコッ







710 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:33:43.58 ID:otXNs2uB0

律「ばか、4:30なんてとっくに過ぎて・・・あ゛」

澪「・・・ここの時計って・・・」

梓「確かに、ちょっと早いですよね・・・」

紬「・・・終わった、色んな意味で終わった」

唯「そうそう、でもケータイなら安心でしょ?だからアラームかけておいたんだー」

律「・・・澪ぉぉぉぉ!!!!」

澪「へ!?なんで私なんだよ!」

律「お前がかっこつけたからこんなことになったんだぞ!?」

澪「なっ・・・!気付かないお前もお前だろ!」

律「うるへー!!」







717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:41:04.66 ID:otXNs2uB0

梓「・・・唯先輩?」

唯「うん?どうしたの、あずにゃん」

梓「あの、もしかしなくても・・・カウントしてたりとか?」

唯「うん!もー数えるの大変だったんだよー?」ブー

律梓澪紬「」

唯「えーと、多少の誤差はあると思うけど・・・今のでりっちゃんが131回、澪ちゃんが152回、ムギちゃんが149回、あずにゃんが200回くらいかな」

律「なっ・・・」

澪「ってことは・・・」

梓「唯先輩がトップ・・・!?」

唯「えへへーそういうことになるね♪」ヤッタ!

紬「そんな馬鹿な・・・!」

澪「っていうかあずさの回数が尋常じゃないな、なんだよ200回って」

唯「あずにゃんってば途中からずっとギターのペグ回しながら『ペグペグペグペグ・・・』って呟いてたから」

律「怖っ」






726 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:51:33.84 ID:otXNs2uB0

唯「言ったでしょー?勝負は最後までわからないって」

律「唯っ!汚いぞ!」

唯「憂に内緒で観察させてたりっちゃんには言われたくないなー?」

律「うっ・・・」

澪「しかたがないだろ、唯」

唯「うん?」

梓「罰ゲーム、どうしたらいいですか?」

紬「完敗よ、なんなりと言って?」

唯「えーと・・・じゃあまずりっちゃんと澪ちゃん!」

律澪「はい!?」







727 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:55:16.90 ID:otXNs2uB0

唯「下校するときは後ろ歩きで!」

律澪「」

律「私の足に縛り付けられている縄が見えないのか!?ただでさえ、まともに歩けないのに!」

澪「っていうか下校するときって・・・まさか家までか!?」

唯「うん!」

律「眼帯に足の縄に後ろ歩き・・・澪、通報されたらごめん」

澪「大丈夫、そうしたら逃げる」

律「嘘でもいいから助けるって言ってくれ」

澪「わかったよ・・・なんとしてでも助けてやる。命をかけて助けてやる。嘘だけど」

律「」

紬「えーと私はどうしたらいいかしら?」







728 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 01:58:50.35 ID:otXNs2uB0

唯「ムギちゃんは斉藤さんを呼んで車で帰ってくれるかな?」

紬「」

唯「今日は帰るのが楽だね!」ヤッタネ!

紬「私は・・・みんなと帰るの好きよ?」プルプル

唯「だからだよ?」

紬「」

唯「ムギちゃん言ってたよね?相手が望んでいることをさせないこと、これが罰ゲームだって」

律「この先何があっても唯だけは怒らせないように生きていこう」

梓「奇遇ですね、私もたった今胸に誓ったところです」

澪「お、律と梓もか。私達、気が合うなぁ」





734 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:10:16.35 ID:otXNs2uB0

梓「・・・あの」

唯「うん?」

梓「私は・・・どうしたら、いいですか?」ビクビク

唯「あずにゃんのはまだ内緒。あとで教えてあげるね!」

梓「」ガタガタ

律「よ・・・よっしゃー罰ゲームも決まったことだし、今日はもうそろそろ帰るかー!先に下に行ってるな!」バタン

唯「ほーい!」

澪「そ、そうだな。・・・律ー、待ってくれー!」タッタッタッ

梓「急いで準備しますねっ」アタフタ

紬「唯ちゃん・・・」

唯「うん?」

梓「下で待ってますね!」ソソクサッバタン







735 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:11:30.29 ID:otXNs2uB0

紬「二人だけになっちゃったわね・・・」

唯「うん、そうだね」ゴソゴソ

紬「・・・唯ちゃんは私のこと嫌いかしら?」プルプル

唯「やだなー、ムギちゃんのこと嫌いになるわけないじゃん!」ゴソゴソ

紬「でも・・・!」

唯「本当だよ。ムギちゃんのことは最高の友達だと思ってる」ゴソゴソ

紬「・・・本当?」

唯「こんな嘘つかないよ」

紬「じゃあ斉藤は」

唯「それは駄目」

紬「・・・そっか、でもいいよ。罰ゲームだから、しかたないもんね。・・・じゃあ、先に行ってるね」バタン

唯「・・・ごめんね、ムギちゃん。本当に、好きだからね・・・」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







741 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:29:09.35 ID:otXNs2uB0

紬「それじゃまた明日ね!」ヒラヒラ

斉藤「みなさま、失礼致します」ペコッ

唯「うん!また明日ね!」

律「んじゃな!」

斉藤「それでは」バタンッブ-ン

梓「・・・行っちゃいましたね」

澪「執事を呼び出して、すぐに来るところがまたすごいよな」

律「あぁ、私も思った」

唯「・・・二人とも遅いよー?」

律「しかたないだろ!」







743 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:30:14.02 ID:otXNs2uB0

梓「後ろ歩きって・・・見てる方もこんなに不安定な気持ちになるんですね・・・」ハラハラ

澪「うぅ・・・怖い・・・!」

律「あっ!」ドテッ

澪「きゃっ!?」ドサッ

唯「りっちゃん!澪ちゃん!」

律「いってー」

梓「大丈夫ですか!?」

澪「あたた・・・あぁ、平気だ」

唯「暗くなる前に家に着きそう?」

律「・・・微妙かも・・・」

澪「和の罰ゲームがこんなところで足を引っ張るとはな・・・」

梓「本当に地味にダメージのある罰ゲームですね」

律「くっそー・・・歩きにくいことこの上ない!」ソロソロ・・・

澪「・・・唯、梓」







744 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:30:55.07 ID:otXNs2uB0

唯「うん?」

梓「なんですか?」

澪「先に帰っててくれないか?このままじゃ本当に暗くなりそうだ」

唯「無理言ってごめんねー?」テヘヘ

律「しょうがないだろー?澪の言うとおり、先に帰っててくれ」

澪「ちゃんと後ろ歩きのまま家まで帰るって。な?」

唯「・・・いいの?」

律「うん?いいに決まってんだろ、大丈夫だって」

梓「えっと・・・」







745 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:34:21.57 ID:otXNs2uB0

澪「気使うなって。それじゃ、また明日な!」

律「気をつけて帰れよー?」

梓「はい、さようなら。でも今の律先輩にだけは言われたくないセリフですね?」

律「へっへーん、律様はこのくらい余裕のよっちゃんなんだよ!」

澪「ふらつきながら調子に乗るな!」ゴンッ

律「いてー!!」

唯「・・・それじゃあ、また明日ね!」

律澪「おう!」

梓「さようならー」


・・・

・・・







748 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:49:34.96 ID:otXNs2uB0

唯(昨日と今日は生まれて初めて!ってくらい頭使ったかも・・・)

唯(帰ったらゆっくり寝たいなー・・・)

唯(あずにゃんの罰ゲーム、か・・・)

梓「?なんですか?私の顔に何かついてますか?」

唯「へ!?いいや、何もついてないよ、大丈夫大丈夫!」ワタワタ

梓「?」

唯(・・・このために、昨日も今日も頑張ったんだもんね)

唯「あのさ」

梓「ん?呼びました?」

唯「・・・えっと」







749 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:50:27.33 ID:otXNs2uB0

唯(これ、すごいチャンスなんだよ!?今言わないでいつ言うの、私!)

梓「あ・・・もしかして、罰ゲームのことですか・・・?」オビエオビエ

唯「う、うん・・・」

唯(言わないと・・・!『私と付き合って』って!こんなときじゃないと言えないよ!?)

梓「うへぇ・・・えっと、なんですか?」

唯(・・・今言えば断られても、冗談だよって言って・・・それでチャラになるよ、私!)

唯「罰ゲームのことなんだけど・・・」

梓「は、はい・・・!」ビクビク

唯(私と・・・)




唯「あずにゃん・・・明日はずっと猫耳カチューシャね!」







752 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:51:58.75 ID:otXNs2uB0

梓「なっ!?///」

唯「これは罰ゲームだから取り消しません!」フンスッ!

梓「うぅ・・・///わ、わかりましたよ・・・///」

唯「えへへー、楽しみにしてるね?」スリスリ

梓「楽しみにしないでください!・・・じゃ、私こっちなんで」

唯「うん!また明日ね!」バイバーイ

梓「はい、お疲れ様でした!」バイバーイ

唯「・・・」

唯(・・・やっぱり、言えないよ)

唯(こんな状況で言うのは、ズルいもんね。・・・告白するのに、逃げ道なんて作っちゃいけない)

唯(よくわからないけど、そんな気がするよ)

唯(これで、よかったんだよね・・・?)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







754 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:53:12.40 ID:otXNs2uB0

次の日



唯「いやー、やっと平穏な日々が戻ったねー」

紬「うふふ、そうね」

律澪梓「どこが!!!」

唯「うわ、びっくりしたー!ハモらないでよー」ケラケラ

律「あのなー!私と澪なんて一緒にいるだけでヒソヒソ噂されるんだぞ!?」

澪「それだけじゃない!退学した後はどうするのかーとか聞かれたんだからな!」

梓「私なんて猫缶恵まれたんですよ!?」

紬「りっちゃん、後でその話詳しく聞かせて」

唯「あははー」ケラケラ

澪「笑い事じゃないぞー?唯」







755 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:53:52.98 ID:otXNs2uB0

律「まぁ、私達はそんなことも笑い事にしちゃうんだけどなー」ニシシ

梓「全く・・・でも、その通りですね」クスッ

澪「あぁ、私達だから許されるんだからな?他の人とは絶対にしない方がいいぞ?」

紬「うふふ、わかってるわよ」

唯「うん!」

律「っつーわけで!今から瞬きをしちゃ駄目ゲームを開催」

澪梓「すんなぁぁl!!」






おわり








758 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 02:57:25.23 ID:otXNs2uB0
疲れたから半ば強制終了w
補足すると

唯はこのゲームを口実に梓とくっつこうと目論む→あれ、でも梓って澪のことが好き?っぽい?→
じゃありっちゃんとくっつけちゃえばいっか(保健の時間)→上手くいったっぽいから罰ゲームを口実に告白しようか→
やっぱ無理、だってそんなのズルいじゃんか

みたいな感じ。
最後の最後で全部複線回収するつもりだったんだけど、読み直すと激しくわかりにくいなwww
すまんww







761 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 03:02:54.16 ID:otXNs2uB0
ここまで付き合ってくれてサンキュな。

これほど書きにくいSSは今までなかった・・・ww
こういう言葉遊び系って、一番苦しむのはキャラじゃなくて書き手なのなww
初めて知ったよww思い通りの展開に持ってけなくて無茶苦茶歯がゆかったぜww
もっと語彙の豊富な賢い人間が書いた方が楽しくなったんだろうな・・・w

まぁ、いいや。
そんじゃおやすみ!







777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/20(水) 13:00:03.95 ID:dbFsNL4A0
最高に面白いSSだったw
マジで乙!







813 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:11:21.36 ID:m1QCvnH20

音楽室


唯「やっぱりムギちゃんの入れるお茶は最高だね!」

ムギ「やだわ、そんな///」

澪「唯にはムギが入れたお茶とそうじゃないお茶がわかるのか?」

唯「もちろんだよ!私を誰だと思ってるの!」フンスッ

梓「いや、唯先輩だと思ってますけど・・・」

律「っていうか、唯」

唯「うん?何?」

律「お前、あんまりいい加減なこと言うなよー?」

唯「えー?いい加減じゃないもん!」

澪「今日はムギに教わって私が入れたんだけど・・・」


唯「」







814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:15:30.39 ID:m1QCvnH20

唯「そ、そんな・・・」オヨヨ・・・

律「やっぱ唯は唯だなー?」

唯「ち、違うの。ムギちゃんに教わったからムギちゃんの風味を感じたの」

梓「亜鉛を摂取すると味覚障害が治るらしいですよ?」

唯「ひどっ!」

澪「まぁまぁ、私は嬉しいぞ?ムギと同じくらい美味しいお茶淹れられたってことだろ?」

唯「そうとも言うね!」

紬「私も教えた身として嬉しいわ」ウフフ

律「唯は現金だなー?」ニヤニヤ

唯「あ、そうだ!それで思い出した」

律「なんだよ」

唯「こんなの拾ったんだけど・・・」







815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:18:58.42 ID:m1QCvnH20

梓「こ、これは・・・1万円!?」

唯「そうそう、すごくない?」

律「凄いなんてもんじゃないぞ!普通お札を拾うか!?」

唯「えへへー」エッヘン!

紬「金額は大したことなくてもお金を拾うと妙に嬉しい気持ちになるわよねー」ウンウン

澪「いや、大したことあるから!」

律「で」

梓澪紬唯「?」

律「これ、どうするんだ?」

唯「どうするって・・・」

澪「えーと、どこで拾ったんだ?」

唯「えーと、私の家の前に公園があるでしょ?そこの近くかな」







816 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:22:35.52 ID:m1QCvnH20

澪「よし、じゃあそこからの最寄の交番に」

律「待ったぁぁぁ!!!」

梓「!?」ビクゥッ

律「よく考えろ、澪」

澪「なんだよ」

律「届けるつもりならとっくにそうしてる。だけど、唯の手元には今だ1万円札がある・・・」

紬「・・・!」

律「これがどういうことだか・・・わかるな?」

澪「すまん、さっぱりだ」







819 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:25:57.30 ID:m1QCvnH20

律「だからー、唯には交番に届ける気なんてないっての!」

唯「りっちゃん!!」

律「な、なんだよ?」

唯「その通りだよ!」グッ

律「」

梓「親指を立てないで下さい」

澪「しかもそれ、立てる方向逆だからな」

唯「私ね、昔からよくお金とかお財布とか拾うんだー」ホワホワ

律「あー、っぽいな」

梓「えぇ、っぽいです」

唯「初めは交番に持ってってたよ。でもね」

紬「?」

唯「一度も持ち主が見つかったことがないんだよね」







823 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:32:38.58 ID:m1QCvnH20

澪「あーっぽいな」

律「うん」

唯「そんなことを何回か繰り返して・・・ある日、憂が言ったんだよ」

梓「憂はなんて?」

唯「私が拾うお金やお財布は神様からの贈り物なんだよって」

律「いや・・・それは・・・(ないだろっ)」

澪「えーと、唯、あのな・・・(でも神様がいないなんて唯みたいな子に言っていいのか?)」

唯「だから、交番に届けなくてもいいんじゃないかなぁ?ってね」

紬「う、うーん・・・」

唯「私もそれで思ったんだ!せっかく神様が私に贈り物をしてくれてたのに、その気持ちを無下にしちゃいけないって!」

律「・・・」

梓「・・・」

唯「あれ?私なんか変なこと言った?」

澪「えーと・・・(どうしよう)」







824 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:40:29.35 ID:m1QCvnH20

紬「そうね、唯ちゃんの言うとおりだわ」

律「えぇ!?」

唯「だよね!!」

澪「おい!」

紬「えぇ、当たり前じゃない。プレゼントをあげた人がそれを大切にしなかったり、誰かにあげちゃったら・・・私は悲しいわ」

澪「えっと、あぁ。そういう問題じゃない気もするが・・・とりあえずいいんじゃないか?今回は」

唯「そっかー」

梓「本当は届けないと駄目なんですよ?」

唯「えー?でも神様からの贈り物だよ?みんなはそれでも届けちゃうの?」

律「う、うーん・・・どうかなー?届けるような・・・届けないような・・・」

梓「いいえ、律先輩は届けないですよ」

澪「私もそう思う」

梓「まぁ、唯先輩と結果は同じでも、その結論に至るまでの経過は全く違うでしょうけど」

律「こら待て、何が言いたい」







826 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:45:25.38 ID:m1QCvnH20

紬「まぁまぁ、とにかく唯ちゃんはこの1万円をどうするの?」

唯「憂に貯金してもらうんだー」

澪「なんだ、ちゃんと管理してるのか」

梓「どっかの誰かさんはゲーセンなんかですぐに消費するでしょうけど」チラッ

律「こっち見ながら言うなぁ!」

唯「ちゃんと神様通帳があるんだー」ホワホワ

澪「へー!ちなみに今どれくらい溜まってるんだ?」

唯「わかんないけど・・・15万くらいかな?」

律(拾いすぎだろぉ!!)

梓「すごいですね・・・」

澪「っていうかそれでギター買えたんじゃ・・・」

唯「自分のために使っちゃ駄目って憂が言ってた!」

律「憂ちゃん・・・いい子なのか黒い子なのかわからないぜ・・・」







827 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:48:55.13 ID:m1QCvnH20

唯「あ!そうだ!」

澪「どうしたんだ?」

唯「いいこと考えたよ!」

律「だからどうしたんだ?」

唯「自分のために使っちゃ駄目ってことは・・・みんなのためなら使っていいんだよね?」

紬「ま、まあそういうことになるわね?」

唯「じゃあこの1万円はみんなのために使う!」

律「おー!唯太っ腹ー!」ヤッタゼ!

梓「でも・・・いいんですかね?」

澪「うーん・・・拾った金で何かするのは少し忍びないな・・・」

律「じゃあ私のために使うといいぜ!」

梓「一番駄目です」







828 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 00:53:48.73 ID:m1QCvnH20

唯「神様がくれたんだもん、気兼ねなく使おうよ!」

澪「でもなー、いきなり1万円使っていいって言われても・・・」

紬「いざとなるとどうしたらいいかわからなくなるわね・・・」

唯「遠慮しなくていいんだよ?」

梓「うーん、特に欲しいものもないですし・・・」

律「確かに、すぐには出てこないな」

唯「うーん、わかった!じゃあしばらく私が持ってるよ。使う用事が出来たら言ってね」

梓「はい、わかりました」

澪「別に神様通帳に預けてもいいんだぞ?」

唯「いいえ、私は決めました!このお金はみんなで使うの!」

紬「なんていい子なのかしら・・・」ハァハァ

律「待て、ここはハァハァする場面じゃないぞムギ」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







831 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:02:14.49 ID:m1QCvnH20

唯の家


唯「っていうことがあってねー?」モグモグ

憂「へーそうだったんだぁ」

唯「そうそう、みんなはお金拾ったときどうするのかなー」

憂「普通、お金を拾う機会なんてあまりないからねー・・・どうなんだろう」

唯「私が拾いすぎなのかな」

憂「うん、ちょっとね」アハハ

唯「そっかー。憂がお金拾ったらどうする?」モグモグ

憂「私は届けるかな」

唯「なんで!?神様からのプレゼントを手放すなんて・・・!」

憂「みんながみんな、神様からお金をもらえるワケじゃないんだよ?私が拾ったことのあるお金は全部誰かが落としたものなの」

唯「そうなのー?」

憂「うん、だから落とした人が困らないように届けるの」







832 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:08:27.09 ID:m1QCvnH20

唯「あ、あれ?じゃあ私が拾ったお金も誰かが・・・」

憂「だから、お姉ちゃんの拾うお財布やお金は全部神様からの贈り物なんだって」

唯「私だけ?」

憂「そう、お姉ちゃんだけ。よく考えて?私がお金を交番に届けたことあるって、お姉ちゃんは知ってる?」

唯「ううん、しらない」

憂「それがなんでかわかる?」

唯「うーん・・・憂が言ってくれないからかな?」

憂「それもあるけど、落とし主さんが見つかってるからだよ」

唯「そうなの?」

憂「うん、私がお財布を持っていったとき、落とし主さんは既に交番にいたの」

唯「そうなんだぁ。えーと、それで?」

憂「そのまま手渡してお終い」

唯「へー」

憂「わかったでしょ?何度も交番に届けてるのに落とし主さんが一度も見つからないなんて考えにくいんだって」







833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:10:59.36 ID:m1QCvnH20

唯「じゃあ、やっぱり神様のお恵みなんだね!」

憂「違うよーお姉ちゃんがいい子だからそのご褒美なの!」

唯「えへへー、そっかぁ///」

憂「うん。だから・・・」

唯「うん?」

憂「他の人はちゃんと交番に届けないと駄目なんだよ?」

唯「うん、あずにゃんも言ってたよー」

憂「そっか。とにかく、お姉ちゃんは特別なんだからね?」

唯「やったね!」ブイッ

憂「で、その1万円、まだ持ってるの?」







836 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:15:08.22 ID:m1QCvnH20

唯「へ?うん、持ってるよ!」

憂「それは神様通帳に預けないで、軽音部のみなさんのために使うんでしょ?」

唯「うん!自分のためじゃないなら使ってもいいよね?」

憂「うん、きっと神様も喜んでくれるよ!」

唯「へへー///」

憂「でも使い道は決まってないんでしょ?」

唯「そうなんだよ。とりあえず私が預かっておくことになったんだけど・・・」

憂「私がみんなのための使い道考えてあげる!」

唯「本当に!?ありがとう!憂大好きだよー」ギュー

憂「もう、お姉ちゃんったら///」エヘヘ

唯「うーいー」スリスリ

憂「くすぐったいよ///・・・あ、そういえば」

唯「なに?」







838 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:19:40.53 ID:m1QCvnH20

憂「明日は学校お休みだけど・・・お姉ちゃんは部活あるんだっけ?」

唯「うん!明日もみんなと練習だよ!」フンスッ

憂「そっか!頑張ってね?」

唯「うん!頑張ってお茶して、ちょっとだけギー太弾いてくる!」

憂「逆にして。お茶してもいいからせめて比率を逆にして」

唯「えへへーそれじゃ私お風呂入って来る!」トテトテ

憂「うん、行ってらっしゃい」ヒラヒラ

唯「アイス用意しておいてね♪」バタンッ

憂「もーお姉ちゃんってばぁ」クスクス

・・・

憂「・・・明日部活あるんだ、丁度よかったや」ボソッ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







839 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:22:09.48 ID:m1QCvnH20

通学路!


唯「今日は早く着いちゃいそうだね?」

憂「うん、なんてったって早くに来たからね!」

唯「えーとなんで憂もいるの?いや、全然いいんだけどね?」

憂「えへへー。それはね、1万円の使い道をお姉ちゃんに教えてあげるためだよ!」

唯「どういうこと?」

憂「うーんとね・・・」







840 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:25:02.26 ID:m1QCvnH20

唯「なになに?」

憂「昨日拾った1万円、持ってきた?」

唯「うん、ほら!」ピラッ

憂「ちょっとそれ貸してもらえる?」

唯「?うん、いいよ」ハイッ

憂「ありがとっ」

唯「それをどうするの?」

憂「これをね・・・えっと、お姉ちゃんは建物の陰に隠れてて?」

唯「?わかった!」ササッ


タッタッタッ・・・


唯「あー!!憂がお金持って逃げたぁぁ!!」







843 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:30:09.25 ID:m1QCvnH20

憂「なんて人聞きの悪い!!」

唯「あれ?違うの?」

憂「違うよ、これをここにって、嘘!?来るの早っ!」

唯「何が!?」

憂「説明はあと!・・・えい!」ヒラヒラ・・・

唯「なんでお金投げたの!?」

憂「いいから!お姉ちゃん、ちゃんと隠れて!」

唯「ほえ?」

憂「早くっ!見つかっちゃう!」ガシッササッ

唯「えー?なになにー?」ワッタッタッ

憂「ほら、見てて」

唯「んー?」








845 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:33:39.83 ID:m1QCvnH20

憂「なんとか隠れるの間に合ったね・・・」

唯「えーと、憂?」

憂「うん?」

唯「道端に1万円投げてどうするの?それにあれは神様からのプレゼントなんだよ?大切にしないと駄目だよ?」ムー

憂「大丈夫だよ、捨てたわけじゃないから」

唯「えーでもー」

憂「大丈夫。一時的に落としただけ」

唯「えーと?」

憂「ほら、来たよ!」

唯「え!?何が!?」

憂「お姉ちゃん静かにっ。私達は隠れてるんだよ?」ボソッ

唯「うーごめん」ボソボソ

憂「見てて」

唯「あれは・・・りっちゃんだ」







846 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:38:16.45 ID:m1QCvnH20

憂「お姉ちゃん昨日言ってたでしょ?みんなはお金を拾ったらどうするのかなーって」

唯「うん」

憂「だから・・・これでハッキリするよ」

唯「なるほど!」ワクワク

憂「これなら何回でも1万円使えるでしょ?」

唯「確かに!憂ってばあったまいー!」

憂「お姉ちゃん、静かに」シー

唯「ほーい」ボソボソ







847 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:39:20.13 ID:m1QCvnH20

憂「まずは落ちてるお金に気付くかだけど・・・」

律「ん?」

唯「気付いたっぽい・・・!」

律「・・・」キョロキョロ

憂「あたりを見渡してるね・・・」

律「えーと・・・こんなの有りか?」

唯「なんか疑ってるよ・・・?」

憂「まぁそりゃ1万円落ちてるなんて普通は有り得ないもん」

律「・・・うーん」

唯「なんか腕組んで考えてるね?」

憂「うん、ここからが見所だよ・・・!!」







850 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:42:52.25 ID:m1QCvnH20

律「・・・」スッ

唯「拾った・・・!」

律「しょうがねーな」ハァ

唯「よくわからないけどりっちゃん隊員は文句を言ったようです!」

律「・・・」ゴソゴソ

憂「何してるんだろう・・・」

律「・・・」パカッ

唯「・・・ケータイ!?」

律「・・・」ピッピッピッ


ブブブブブブ・・・


唯「私のケータイが鳴ってるよ・・・!?」

憂「ふぅ、サイレントモードでよかった。お姉ちゃん、出て。ここにいるのがバレないように小声でね?」

唯「了解っ」ピッ







851 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:44:53.52 ID:m1QCvnH20

唯「もしもーし?」ボソボソ

律「あれ?唯、今どこにいるんだ?」

唯「ほえっ!?」ビクゥッ

律「なんか声、小さくないか?電話したらまずかったか?」

唯「うううううん!?」

律「いや、どっちだよ」

唯「大丈夫だよ!・・・どうしたの?」

律「あー悪ぃ、ちょっと遅れる」

唯「ほえ?なんで?」

律「うーん、ちょっと寝坊しちまった」

唯「そっかー」

律「あと、全然関係ない話していいか?」

唯「うん、どうしたの?」

律「学校の最寄の交番ってどこだっけ?」







854 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:48:42.57 ID:m1QCvnH20

唯「・・・!」パァァァ!

憂「これは、意外・・・!」

律「ん?おい?聞いてるかー?」

憂「律さん、交番に届けるつもりなんだよね?」

唯「・・・!」コクコク!

律「おーい?」

憂「お姉ちゃん、貸して!」

唯「ほい!」

ガサガサッ

律「ん?なんだ?雑音?おーい、今どこにいるんだよ。本当に電話してて大丈夫なのか?」

憂「律さん!!!」

律「うわぁぁぁ!?!?」キーン!

唯「りっちゃん!」タッタッタッ

律「どわぁぁぁぁ!?どっから出てきたお前!?」







855 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:53:00.85 ID:m1QCvnH20

唯「そこ!建物の陰に隠れてたの!」

律「いや、朝っぱらから何してんの!?」

憂「律さんの行動はそこから全て観察していました!」

律「いや、電話越しじゃなくて憂ちゃんも出ておいでよ!?」

憂「えへへー、おはようございます」トテトテ

律「おう、おはよ。・・・いや、っていうか観察って何!?ストーカー!?」

唯「りっちゃんってば反応にぶいー」ケラケラ

律「お前に言われたくねぇ!」


・・・

・・・

唯「というわけなんだ」

律「お前らなー」

憂「でも、ちょっと見直しちゃいましたよ!」

律「へ?」







856 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 01:56:15.17 ID:m1QCvnH20

唯「なんだかんだ言って交番に届けるんだ?」

律「ま、まぁな///」

憂「本当、しかも寝坊したって嘘ついてまで・・・」

律「だ、だって唯が1万円拾ったのが昨日だぞ?本当のこと言ってもみんな信じてくれないって」

憂「なんていうか、立派なんですね?」パァァァ!

律「そ、そうか?///しょうがないなー・・・惚れてもいいぜ?」キリッ

憂「いや、それはない」シラー・・・




律「」







858 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:02:02.77 ID:m1QCvnH20

唯「これは神様じゃなくて人が落としたお金だから、届ける方がいい子なんだよね?」

憂「うん!そうだよ、律さんはいい子だったんだよ」

律「おい、これくらいのことでそんなに褒めるなよ///」

唯「いいこいいこー」ナデナデ

律「お、おう、ありがとな///」

憂「・・・」ギロッ

律(すごい睨まれてるんですけどー)

憂「私も律さんにナデナデしたいなー?」

律「へ?憂ちゃんも!?(悪い予感しかしないんだけど)」

唯「いいよ!」

律「こら、お前が許可するな」

憂「それじゃ失礼します!・・・なでなで・・・チッ・・・なでなで・・・」グシャグシャ

律「あ、あははは・・・(なんか舌打ち混じってたぁぁぁ!!)」ガタガタ







860 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:06:58.40 ID:m1QCvnH20

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


唯「私達に『何してるんだ!』なんて言っておいて、りっちゃんも楽しそうじゃん!」ブー

律「そりゃこんな楽しいことないだろっ!」ヘヘーン

憂「これ、お金をセッティングするタイミングが難しいんですよ」

律「あーだよな。下手したら他の人に拾われちゃうよなー」

唯「うん、慎重に!」

律「尚且つスピーディーに!」

憂「二人はヘマしそうだから私が置いてくるね?」

唯律「異議なーし!」

憂「すごい遠くだけど・・・うちの制服着た人が・・・!」

律「・・・あれは・・・梓じゃないか?」

唯「うん!そうだよ、あずにゃんだ!ギター背負ってる!」

憂「よしっ・・・!」イッテキマス!

律「おう!」







861 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:08:03.76 ID:m1QCvnH20

唯「じゃあ私達は隠れよう!」

律「あぁ、そーっとな!」

タッタッタッ

憂「戻りました!」

唯「憂ー!こっちこっち!」

憂「オッケー」ササッ

律「さぁ、梓のやつ・・・どうするかな?」







862 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:10:58.78 ID:m1QCvnH20

お金80m手前


梓「・・・」

唯「まだ結構遠くにいるね」

律「あぁ、これが朝でよかったな」

唯「なんで?」

律「ほら、朝だとここら辺は人通り少ないだろ?」

憂「あー、確かに。邪魔が入る危険性が低いですよね」


50m手前


律「ん・・・?」

唯「どうしたの?」

憂「気のせいかな・・・なんだか早足に・・・?」

律「私も思った」

唯「そう?変わらないよ?」







864 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:13:41.03 ID:m1QCvnH20

40m手前


律「いや、やっぱ早足じゃないか?」

唯「そうかも」

憂「っていうか徐々にスピード上がってませんか?」


30m手前


律「明らかにスピードが上がってるな」

唯「あずにゃんどうしたんだろう・・・まだ部活までは余裕あるのに」

20m手前

憂「これって・・・!」

律「もしかして・・・!」

10m手前

唯「へ?なになに?」







865 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:17:52.49 ID:m1QCvnH20

5m手前

憂「やっぱり!」

3m手前

律「やばくないか!?」

1m手前

唯「あずにゃん足早っ!!」

お金との距離、0m

梓「やっぱり1万円札だ!」パシッ

律「あいつ!!何の迷いもなく!!」

梓(落とした人が近くにいるかも・・・急いでるフリしてこのままダッシュ!)タッタッタッ!

憂「梓ちゃん!悪い子!」

唯「行こう!」ダッ

律「おう!」ダッ

憂「手間取らせてくれるね?梓ちゃん」ダッ







866 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:21:19.69 ID:m1QCvnH20

律「おーい!!」タッタッ

梓(やっば!落とし主!?)タッタッタ

唯「あずにゃん!」タッタッタ

梓「へ!?」クルッ

律「だぁぁぁ!いきなり止まって振り返るなぁぁ!!」ドガッ

梓「へぶっ!?!?」ドーン

憂「追いついた・・・。これは・・・見事なクラッシュだね・・・」ゼェハァ

唯「りっちゃん、あずにゃん!大丈夫!?」

梓「う、いたたた・・・」

律「いってー・・・」

梓「ちょっと、上から降りてください」

律「被害者ヅラすんなっつの!」ドロボーメ!

梓「なっ、違います!」

律「なにがだよ!?」







870 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:27:00.04 ID:m1QCvnH20

梓「私はただ交番に届けようと思っただけです!」

律「あぁ、そっかー。お前はなんていいヤツなんだ」ナデナデ

梓「わ、わかればいいんですよ」

律「・・・って、なるかぁぁぁ!!!」

梓「なっ!」

憂「梓ちゃん?」ユラッ

梓「!?」

憂「本当のこと、言おう?」ニコッ

梓(逆らっちゃ駄目だ逆らっちゃ駄目だ逆らっちゃ駄目だ・・・)

律「ほら、早く」







871 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:28:46.83 ID:m1QCvnH20

梓「すみません、お札っぽいものが落ちてるなーと思って最初は小走りしたんですよ」

唯「うん」

梓「それで『あれ!?本当にお札じゃない!?』と思ったら鼓動がクレッシェンドして、スピードにピューモッソがかかり・・・」

律「いやいらない、その音楽用語いらない」

憂「オブラートに包もうとしても無駄だからね?声にビブラートがかかってるからね?」ニコッ

梓「」

梓「本当にすみませんでした」ペコッ




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







872 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:32:36.76 ID:m1QCvnH20

律「全く、部長として恥ずかしいぜ」

梓「うー・・・すみませんってばー」

唯「あずにゃん悪い子!」メッ!

憂「要するにお札だと思ったらテンション上がって飛びついたってことでしょ?」

梓「うーいー、ごめんってー」

憂「私じゃなくてお姉ちゃんに謝って」プンスカッ

梓「唯先輩も、ごめんなさい・・・」

唯「うん、いいよ。可愛いからなんでもいいよ」

憂「よかったねー、可愛いと得だね?」

梓(・・・憂の目が笑ってない・・・)

律(梓、ちょっと同情するぜ)

梓「そういえば!律先輩は?」

唯「りっちゃんはちゃんと交番に届けようとしたよ」


梓「」






873 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:36:07.09 ID:m1QCvnH20

律「私はお前とは違うの」ヘヘーン

梓「うー・・・」

唯「あれ?」

憂「どうしたの?」

唯「あれ、ムギちゃんじゃない?」

律「あ、ホントだ」

梓「ムギ先輩って髪の色が明るいから遠くからでもわかりやすいですよね」

憂「よしっ、じゃあ私セッティングしてくる!みんなは隠れてて!」

律梓唯「はい!」


タッタッタッ・・・


憂「ただいま!」ササッ

唯「おかえり!」

律「さーて、ムギはどうするかな?」

梓「なかなか行動が読めない人物ではありますよね」






875 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:42:18.35 ID:m1QCvnH20

紬「・・・」

律「・・・距離が結構あるな・・・まだお金に気付いてないのか」

紬「・・・」テクテクテク

梓「うーん、なかなか気付きませんね?」

紬「・・・」テクテクテク

唯「でも、そろそろだよ」

紬「・・・」テクテクテク

憂「あ、あれ?」

紬「・・・」テクテクチラッ

唯「気付いた!?」

紬「・・・」テクテクテク




律「おいぃぃぃ!!1万円札を無視かよ!!」







879 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:51:01.29 ID:m1QCvnH20

梓「こんなのありですか!?」

唯「あぁ!ムギちゃんが行っちゃう!」

憂「ムギさん!待ってください!」

紬「ほえ!?」ビクゥッ

律「おっす、ムギ!おはよ!」

紬「へ!?え、えーと、おはよう?」

唯「ムギちゃん、この1万円札落ちてるの気付いた?」

紬「え?い、1万円札?えーと、全然気付かなかったわよ!?」

律(嘘だ、絶対気付いてた)

梓(1万円スルーって、どんだけー)

唯「もー!ムギちゃんはもっと足元に目を向けて?」

紬「えぇと、ごめんなさい・・・?」

律「もういい、もういいよ、ムギ・・・」ズーン







880 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 02:55:56.73 ID:m1QCvnH20

紬「えーと、みんな何してるの?」

唯「みんなが1万円札落ちてたらどんな行動を取るか憂と観察してたの!」エッヘン!

紬「あら、楽しそう♪」

律「そうそう、私達もハメられたんだぜー?」

梓「ひどいですよねー」

唯「ひどいのは万札を目の当たりにしたときのあずにゃんの行動だよ?」ニコッ

律「でもムギ、残念だったなー?残るは澪しかいないぞ?」

紬「あら・・・梓ちゃんやりっちゃんのも見たかったわ・・・」シュン

憂「簡単に言うと、律さんは交番に届けようとして」

紬「あら、りっちゃんは流石ね♪」

憂「梓ちゃんは拾って走り去ろうとしました」

紬「あら、梓ちゃんは最低ね♪」



梓「」







882 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:05:46.44 ID:m1QCvnH20

唯「あ!あれって・・・!」

律「あぁ、澪だな」

梓「っていうか律先輩と澪先輩って一緒に学校来てませんでした?」

律「あぁ、澪から昨日の夜連絡があってな」

紬「何かあったの?」

律「たいしたことじゃないよ、ほら、澪ん家って共働きだろ?」

憂「あ、そうなんですか」

律「そうそう。朝から誰もいないのに、荷物が届くだかでさ。宅配便が来るまで家で留守番するってメールが来たんだ」

紬「なるほど、ケンカイベントじゃないのね」

律「なにその物騒なイベント」

憂「じゃあ私、いってきます!」


タッタッタッ・・・


律「よし、私達は隠れようぜ!」







883 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:10:20.51 ID:m1QCvnH20

唯「うーん、でも澪ちゃんは別に見なくてもいい気が・・・」

梓「確かに。交番に届けるに決まってますもんね」

紬「こんな悪戯して、怒られちゃいそうね?」クスクス

憂「そうしたら私が謝りますね」

律「ま、あいつのことだからきっと笑って許してくれるって」ニシシ

唯「そうだよね、だって澪ちゃんだもんね!」

梓「その澪先輩に私の取った行動がバレたら・・・」

律「それは自業自得だ」

梓「ですよねー」

紬「悔い改めるなら今の内よ?このまま外道のままでいいの?」

梓「」

律「外道って・・・」アズサザマァ

唯「澪ちゃんが結構近くまで来たよ!」ボソボソ

憂「どれどれ?」







885 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:13:10.93 ID:m1QCvnH20

澪「・・・」テクテク

唯「なんか、気付いてないっぽいねー」

律「澪のやつ、にぶいなー」

澪「・・・」テクテクテク

梓「あれ?」

澪「・・・」テクテクテク

唯「もう!澪ちゃん!すぐ足元だよ!?」

澪「・・・」テクテクテク

律「ばっ!アイツ、あんな踏みそうなところに足出しといてなんで気付かないんだよ!」

澪「・・・」テクズーテクズー

憂「なんか・・・変じゃないですか?」

澪「・・・」テクズーテクズー

紬「足、怪我してるのかしら?」







888 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:17:03.24 ID:m1QCvnH20

唯「大変だよ!」

律「どうした?」

唯「ない!1万円札がない!」

律「へ?」

梓「風で飛ばされたんじゃないですか?」

憂「こんな風のない日に?」

梓「う゛・・・じゃ、じゃあ」

紬「待って!澪ちゃんの右足!」

澪「・・・」テクズーテクズー

梓「」

唯「あぁぁぁ!!!」




律「こらぁぁぁぁ!!踏んで引きずるとかぁぁぁ!!!!」







891 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:20:53.73 ID:m1QCvnH20

憂「澪さん・・・信じてたのに・・・!!」

律「っていうか引きずってどこに持ってく気だ!?」

紬「きっとちょっと離れたところまで移動させてるのよ!」

梓「なんで!?」

紬「落ちてる現場で拾って落とし主に出くわしたら返さなきゃいけないでしょう?」

律「あいつ汚ねぇぇ!!!」

唯「あずにゃんよりひどい!」

梓「見て!澪さんの顔!!」

澪「・・・?・・・?」テクズーテクズー

律「今だかつてない位にキョドってる!!」







892 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:24:33.50 ID:m1QCvnH20

憂「あんなに挙動不審になるくらいならやめればいいのに」

唯「澪ちゃん悪い子!物凄く悪い子!」メッメッメッ!

紬「っていうかどこまで引きずるつもり!?」

梓「いい加減お札破れません!?」

律「・・・ん?」

唯「どうしたの?」

律「なんだ、この音・・・まさか、澪か!?」

澪「・・・~♪」ピューピュー

紬「口笛!?」

唯「わざとらしい・・・」

梓「これはひどい」







894 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:28:03.23 ID:m1QCvnH20

律「澪ぉ・・・私は、お前のこと本当に信じてたんだからな・・・」クッ

唯「りっちゃん・・・」

律「もう駄目だ!行って殴って目覚ましてやる!」ダッ


ガシッ


憂「まだ終わってませんよ?」

律「なん、だと・・・?」

澪「・・・」

唯「澪ちゃん、立ち止まって何してるんだろうね?」

梓「何かを待ってるみたいですが・・・」


ブーン・・・ベシャッ・・・


律「おっと、車だ。今・・・水跳ねなかったか?」

梓「ちょ・・・!!澪先輩を見て!!」







895 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:31:28.55 ID:m1QCvnH20

律「へ?澪?・・・って、足元がグシャグシャだぁぁぁ!!」

梓「うわー最悪ですねー、スカートにまで跳ねてるんじゃないですか?」

唯「澪ちゃん、神様のお札をそんな風にするから罰が当たったんだよ・・・!!」

紬「待って、澪ちゃんがまた何かするわ・・・!」

澪「・・・」ゴソゴソ・・・

律「ポケットに手を入れて・・・」

澪「・・・」スッ

律「ハンカチぃぃぃ!?!?!?」

梓「あんなちっさいハンカチで跳ねた水拭ききれるわけないでしょ!?」







896 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:34:11.08 ID:m1QCvnH20

唯「あれじゃない?スカートだけでも拭くんじゃない?」

憂「確かにクリーニングに出しても手遅れになっちゃうもんね」

律「なるほどな」

澪「・・・」ヨイショ

紬「そうね・・・って、かがんだ!?」

律「あいつ何考えてんだ!?」

梓「わからない、澪先輩がわからない」

澪「・・・」フキフキ

律「って、靴ぅぅぅ!?!?」

梓「明らかに靴なんて二の次でしょう!?」

唯「そんなに大切な靴なのかなぁ?」







897 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:41:00.50 ID:m1QCvnH20

紬「待って!澪ちゃんから目を逸らしちゃ駄目よ!?」

律「駄目って、何が・・・おい!?」

澪「・・・」ヨイショ

唯「1万円札が・・・右足の足元にない・・・!!!!」

紬「靴を拭くフリをして、ハンカチでお札を包んだのよ!」

梓「澪先輩・・・それをどうするつもりですか・・・」

澪「・・・」ジー

紬「見つめてる、見つめてるわ」

澪「・・・」キョロキョロ

梓「辺りを探ってますね」

澪「・・・」スッ

憂「まさかのIN MY ポケット!?!?」

梓「」

律「何あの土壇場の手品」







899 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:44:38.93 ID:m1QCvnH20

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

音楽室!


唯「お、おはよー」ガチャ

澪「お!やっときたか。・・・お前ら揃ってどうしたんだ?どっか行ってたのか?」

律「ん?あ、ああ・・・ちょっとな?」

梓「私、自分のした行動が本当に恥ずかしいことだったんだと思い知らされました」

紬「うふふ、反面教師ってヤツね」

澪「おい、何の話してるんだ?」

律「おい、澪」

澪「な、なんだよ」

律「右のポケット」

澪!?」

唯「・・・~♪」ピューピュー

梓「澪先輩、唯先輩が誰の真似してるかわかりますか?」






901 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:47:24.92 ID:m1QCvnH20

律「そいつの真似なら私にもできるぜ」

律「・・・」キョドキョド

澪「」

紬「誰の真似?わからないわ」

唯「じゃあこれでどう?」

律唯「・・・」テクズーテクズー

紬「うーん、何かしら、腐れ外道?」

澪「」

梓「澪先輩は誰の真似かわかりますか?」

澪「・・・見てたのか?」

律「おう、最初っから最後までな」

澪「・・・」

唯「澪ちゃん!いい子にしてないと神様はお金を贈ってはくれないんだよ!?」

澪「唯・・・」







903 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:49:12.95 ID:m1QCvnH20

澪「ごめん!!!本当にごめん!!」

律「ごめんじゃねー!なんであんなことしたんだよ!私達はお前を信じてたんだぞ!?」

澪「ごめん・・・」

梓「まぁ、私はあまり責めませんけど」

紬「ある意味同類だものね?」

梓「ま、まぁそういうことです」

澪「えっと・・・?」

唯「ごめんね、澪ちゃん。実は・・・」


・・・

・・・







904 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:52:34.12 ID:m1QCvnH20

澪「そうだったのか・・・」

梓「はい、だから私も澪先輩を責められる立場じゃないんですよ、本当は」

律「梓なんて可愛いもんだ!それに比べて澪!お前は悪知恵ばっかり働いて!」

澪「うう・・・だって1万円欲しかったんだもん・・・」

紬「気持ちはわかるけど・・・(1万円くらいで何言ってるのかしら?)」

唯「そうだよ、落とした人はすごく困ってるんだよ?」

澪「あ、ああ・・・そうだよな。本当にごめん」

律「反省したならよし!梓は?」







905 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:55:28.99 ID:m1QCvnH20


梓「私も反省してますよ・・・」

律「んじゃ、よし!この話はお終い!」

唯「ちょっと待って」

律「なんだよ、まだ何かあるのか?」

唯「実はね、憂と二人で歩いてるときに・・・」

澪「お、おい・・・」

律「ま、まさか・・・」

唯「こんなの拾ったんだけど・・・」

梓「小切手、だと・・・!!」




おわり







906 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 03:57:07.03 ID:m1QCvnH20
おわり。勢いで書いたけど、小切手拾ったからってそのまま換金できるんか?よくわかんねw
とにかく明日の会社がヤバい、寝る。
おやすみ。







907 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/01/21(木) 04:03:28.19 ID:Lzhtbp0g0
明日じゃなくてもう今日だよね
おやすみだよね
おつかれだよね







この記事をリンクする?:


[ 2010/03/27 12:00 ] けいおん!SS | TB(0) | CM(9) | このエントリーを含むはてなブックマーク


中学生の頃たまにやったな
[ 2010/03/27 13:58 ] [ 編集 ]


長いけど読み応えあったわw乙!
[ 2010/03/27 14:41 ] [ 編集 ]


これで読書感想文書ける自信あるわ
けいおんSSで心底面白いと思ったのは、この書き手が二人目だ
[ 2010/03/28 00:06 ] [ 編集 ]


いんぐりっしゅ!

やってみよう。

おもしろかった。
[ 2010/03/28 05:03 ] [ 編集 ]


しかし相当長いな
[ 2010/03/31 05:23 ] [ 編集 ]


めちゃめちゃおもろかったw
けいおん!で面白いSSってめずらしいなw
またかいてほしいww
[ 2010/05/15 19:18 ] [ 編集 ]


すごい面白かったw
[ 2010/08/21 16:06 ] [ 編集 ]


読むのに30分掛かるとか、どんだけハード……あっ!
[ 2010/08/28 20:33 ] [ 編集 ]


このコメントは管理者の承認待ちです
[ 2011/08/21 23:30 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

yamisoku

Author:yamisoku
けいおん系SSばっかりです。


ひさびさに左上更新してみましたw


とはいえ特に書く事もありませんが(笑)


このブログも開設から1年以上経過するんですね…


とりあえず「けいおん!!」のアニメが終わるまでは頑張って更新し続けたいと思います
2010年7月24日


TOP絵、リンク&RSS、まとめ依頼、募集中!↓


このブログについて

アクセスランキング
お世話になっているサイト様
SS
戯言ニュース
ニュー速VIPコレクション
はみ出者が見てたm9(^Д^)
糞虫の館
エレファント速報WLVS
世界一かわいいよ!
SSちゃんねる
SS速報

VIP
犬速VIP@わんわんおwww
ぐる速
ヒロイモノ中毒
フライドチキンは空をとぶ
ねとねた
hyukkyyyが見る2ちゃんねる
なんでも(=´∇`=)ちゃんねる
あじゃじゃしたー
じー速

ニュース
世界って広くね(;゚Д゚)
未定なブログ
とりのまるやき
Hyper News 2ch
デジタルニューススレッド
仰天ニュース( ;゚Д゚)
危ないニュース<キ`Д´>
日本語でおk
アゲハント最高!!
心ニュース
痛ニュー速報!
そら速
事故物件.com

まとめ
やる夫.jp
ニュースレ倉庫
New discovery
Newgle

日記
侮ログ
幸か不幸か家族計画
笑ってほのぼのとして軽く泣けるはなし(と不思議話と怖い話)
ムズ痒いブログ
出逢い系ちゃんねる

アニメ・ゲーム
To LOVEる -とらぶる- 考察
ゲハ速
てるぽんFLASH!
萌えるニュース
も・え・つー☆
あみみ

動画
YouTubeニコニコ日和

画像
ヴィブロ
気まぐれブログ
ナナ速
クマ速報

18禁画像
zipでやるお( ^ω^)
がぞー速報
画像スレとらのあな
エロの向こうがわ
セクシーニュース24
エロ画像速報
萌画VIP
ピーチ速報
zipからきました
AV女優おっぱいこれくしょん

18禁動画
えろどうが~無料エロ動画~
有料アダルトサイト比較


アンテナサイト
ショボンあんてな(´・ω・`)
2chnavi
2chまとめ
ブーンあんてな
まとめアンティーナ
もきゆ(´ω`*)あんてな


にほんブログ村 ネットブログ 2ちゃんねるへ

相互RSSサイト様
【SS宝庫】みんなの暇つぶし
たん速
ドルジ速報
マジキチ速報
ニュース2ちゃんねる
茶速
テラワロスVIP
音楽業界を目指す学生

相互リンク申請中


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
アクセスランキング ブログパーツ