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唯「私も律ちゃんのこと好きだよ」 

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:43:54.66 ID:kX/xpqWu0
それは、軽音部に入部が決まって少し経った時の事でした。

澪「なぁ唯、練習が終わったらちょっと付き合ってくれないか?」

澪「話しがあるんだ。いい?」

唯「いいよ~。何の話?」

澪「それはその時話すから」

唯「うん、分かった!」

そして、私と澪ちゃんは部活が終わった後、ファミレスに行きました。

ムギちゃんも一緒です。

唯「で、話って何?そういえば律ちゃんは呼ばなくていいの?」

澪「実はその律の話なんだ……。ムギにはもう話してあるんだけど」

唯「なになに?」


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:48:39.19 ID:kX/xpqWu0
澪「実は、律には変な癖があるんだ。それがちょっとやっかいで」

澪「私達はこれから軽音部の一員として一緒に過ごす訳だろう?」

澪「だから、唯にも知っておいて欲しいんだ」

唯「癖って、例えば爪を噛んじゃったり、貧乏ゆすりがひどいとか?」

唯「それなら大丈夫だよ!私だって、焦った時はたまに爪噛んじゃったりするし、小学校高学年になるまで貧乏揺すりがひどかったんだ~」

唯「だから、全然気にしたりなんかしないよ!ねっ、ムギちゃん?」

紬「ええ、そうね」

澪「うん、まぁそういった癖の延長みたいなものだと考えてくれたら、私は助かるんだけど」

唯「どんな癖なの?」

澪「実は、律にはなんていうかその……、」





3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:50:00.86 ID:kX/xpqWu0
澪「自分と仲良くなった人間を殺したくなるっていう癖があるんだ」

唯「……え?」

一瞬、私は何を言われたのか全く分かりませんでした。

唯「えっと、ごめん、澪ちゃん。もう一回聞いてもいいかな?」

唯「私、今よく聞こえなかったみたい」

澪「じゃあもう一回言うぞ」

澪「律には、自分と仲良くなった人間を殺したくなるっていう癖があるんだ」

どうやら、私の聞き間違いでは無かったみたいです。

唯「…………」

澪「いっ、いや、でも律は悪い奴じゃないんだ!!」





4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:50:41.80 ID:kX/xpqWu0
澪「ただ愛情表現が私達一般人よりちょっと過激なだけで……」

澪「いきなり、こんな事言われて混乱してると思うけど」

澪「でも、早めに知っておいた方がいいと思って」

唯「それって、どういう事なの…?」

澪「律は自分とある程度仲良くなったら、その人を殺したくなるらしいんだ」

澪「例えば、拳銃で撃とうしたり、ナイフで刺そうとしたり」

澪「机の中に、爆弾が仕掛けられてた事もあったなー」

澪「でも、それは律にとっては愛情表現の一種なんだ」

澪「唯も仲の良い友達に抱きついたりとか、誕生日にプレゼントとかあげたりするだろ?」

唯「それは…、そうだけど……」






5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:51:32.15 ID:kX/xpqWu0
澪「それと同じなんだ。律がその人を殺そうとするって事は、その人が好きで好きでたまらないって事なんだよ」

唯「はぁ……」

澪「高校に入ったら少しは落ち着くと思ったけど……」

澪「全然治ってなかったなー」ゴクゴク

澪ちゃんはアイスコーヒーを飲みながら言いました。

唯「えっと、澪ちゃんは律ちゃんとは仲良いんだよね?」

澪「うん、あいつと私は幼なじみなんだ」

唯「澪ちゃんは大丈夫なの…?」

澪「いや、私も常に律から命を狙われてるんだ。昨日なんか、トラックが家に突っ込んで来たよ」

唯「え………?」

澪「ああ、その点なら大丈夫。律は私の家族を殺そうとはしないんだ」






6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:52:24.47 ID:kX/xpqWu0
澪「昨日もその時は家に私一人しかいなかったし」

澪「だから、そこは心配しなくていいぞ。家族に危害は及ばないから」ニコッ

唯「(そういう事じゃないんだけど……)」

澪「……でも、悪い事ばっかりじゃないんだぞ!」

澪「私なんか銃の弾を刀で斬れるようになったし、1ヶ月くらいなら眠らなくても大丈夫になったんだ。」

澪「これも全部、律が私の命を狙ってくれてるおかげだよ」

唯「そ、それはすごいね……」

澪「私と律は、ほとんど毎日殺し合いをしてるんだ」

澪「最近は主に、日本刀を使っての斬り合いかな」

唯「そ、そうなんだ……」





8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:53:52.71 ID:kX/xpqWu0
澪「律はこの性格のせいで仲の良い友達が私一人しかいないんだ……」

澪「ちょっと仲良くなって律が殺そうとすると、みんな律から離れていっちゃってさ……」

唯「(そりゃそうだよ……)」

澪「だから、唯には律と仲良くなってもらいたいんだ」

澪「同じ軽音部の一員として」

澪「駄目かな……?」

唯「いや、駄目って言うか、その……」

唯「(全然、話についていけないんだけど……)」

私は思わずムギちゃんの方を見ました。






9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:54:34.80 ID:kX/xpqWu0
唯「むっ、ムギちゃんはどうなの?澪ちゃんの話を聞いてみて」

紬「私なら大丈夫よ?そう簡単には殺されないから」

紬「それに私、友達とこういう事するのが夢だったの」ニコニコ

唯「(………!!)」

唯「(こういう事って……、殺し合いをしたかったって事……!?)」

澪「ムギにはもう了解をとってある。だから後は唯だけなんだ」

澪「どうかな……?」

唯「どうって……。澪ちゃんと律ちゃんとムギちゃんは私が高校に入って初めて出来た友達だし……」

唯「それに、軽音部での練習は楽しいし……」

唯「私はみんなと仲良くなりたいよ」





10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:55:22.92 ID:kX/xpqWu0
澪「それじゃあ、律と仲良くしてくれるんだな!?」

唯「えっ…?う、うん」

澪「そうか、それはよかった!私の肩の荷が降りた気分だよ!」

紬「よかったわね、澪ちゃん」

澪「ああ、ムギもありがとう」

澪「改めて、これからよろしくな」

紬「こちらこそよろしくね、唯ちゃん、澪ちゃん」

唯「うっ、うん、よろしくね」

澪「よしじゃあ今日は私の奢りだ!唯、ムギ、好きなもの頼んでいいぞ!」

紬「じゃあ私、このDXジャンボパフェっていうのを食べてみたいわ。唯ちゃんは?」

唯「じゃあ私もそれで……」





11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:56:14.54 ID:kX/xpqWu0
紬「このパフェ、一人じゃ量が多そうだから二人で半分こしましょう?」

唯「うん、そうだね……」

そして私とムギちゃんはパフェを二人で食べ、その日は解散になりました。

澪「二人とも、明日からよろしくな。じゃあさようなら」

紬「じゃあね、唯ちゃん、澪ちゃん」

唯「うん、バイバイ、澪ちゃん、ムギちゃん」

帰り道!

唯「(澪ちゃんはああ言ったけど、そんな事有り得る訳ないよね……?)」

唯「(そうだよ、現に澪ちゃんはピンピンしてるし)」

唯「(二人で私をびっくりさせようとしてるだけなんじゃ……)」

唯「(きっと明日その事を聞いたら、

澪「いやいや、さすがに嘘に決まってるだろー。もしかして唯、信じてたのか?」





12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:57:02.24 ID:kX/xpqWu0
唯「(みたいな事になるに違いないよ)」

唯「(そう、そうだよね~)

唯「驚いて損しちゃったよ」

唯「澪ちゃんって実はこういう事好きなのかな~。そうは見えないけど」

唯「でも、パフェおごってもらったし、今日の事はそれでチャラって事にしよう!」

唯「明日も学校楽しみだな~」

次の日!

唯「うんたん♪うんたん♪」

唯「あっ、ムギちゃんだ!おはよう~!!」

紬「おはよう、唯ちゃん」

唯「そういえば昨日のパフェ美味しかったね~。ほっぺたが落ちそうだったよ~」






14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:57:52.10 ID:kX/xpqWu0
紬「ええ。生クリームがとっても美味しかったわね」

唯「そうそう!あのチョコソースがかかった生クリームが……

ドゴォォォォン!!!!!

唯「!!??」

唯「ムギちゃん、今の音何!?」

紬「玄関から聞こえたわ!急いで見に行ってみましょう」

私達は桜高の玄関に向かって急ぎました。

唯「何これ……」

玄関は煙でいっぱいでした。

「キャアアアーー!!!下駄箱が爆発しましたーー!!」

「けが人はいませんかーー!!!」

下駄箱の一つがあとかたもなく吹き飛んでいました。






16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:58:43.28 ID:kX/xpqWu0
唯「(さっきのは下駄箱が爆発した音だったんだ……)」

私が玄関の前で立ち尽くしていると、煙の中から一人の人間が出てきました。

澪「ケホッ、ケホッ……」

唯「澪ちゃん!!」

それは澪ちゃんでした。

唯「澪ちゃん、もしかして今の爆発に巻き込まれたの!?」

澪「ん?ああ……。でもなんとか大丈夫だよ」

紬「何があったんですか?」

澪「私が靴を取ろうとしたら、下駄箱が爆発したんだ」

澪「律の仕業だよ、全く」

澪「人に迷惑をかけるような殺し方はやめろっていつも言ってるのに……」





17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 20:59:31.74 ID:kX/xpqWu0
紬「他に被害を受けた人は?」

澪「いない。律はそこら辺をきちんと計算してるからな。私以外の人間には傷一つついてないよ」

紬「そう…。それはよかった」

澪「律には後で説教してやらなくちゃ。他の生徒の靴がめちゃくちゃだ」

紬「でも澪ちゃんが死ななくてよかったわ」

澪「爆弾ぐらいじゃ死なないよ。もう慣れてるからな」

紬「そうなの。なんだか楽しそうね」

澪「慣れるまではちょっと大変だったけどな。って、もうこんな時間だ!唯、ムギ、急がないと遅刻しちゃうぞ」

紬「いけない!それじゃあまた後でね、唯ちゃん」





18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:00:20.69 ID:kX/xpqWu0
澪「唯も急いだ方がいいぞー。じゃあまた部活でな」

そう言って、澪ちゃんとムギちゃんは走って教室に向かいました。

唯「(あわ……、あわわわわ!!!)」

唯「(昨日の話って本当だったんだ……!!)」

私は頭の中を整理するので精一杯でした。

唯「とりあえず、落ち着こう……!!」

唯「まず、靴を履き替えなきゃ……」

唯「あ………」

唯「私の靴も爆破されて無くなってる……」

唯「どうしよう……」





19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:01:11.16 ID:kX/xpqWu0
放課後!

澪「いつも言ってるだろ!!他人に迷惑をかけるなって!!」

澪「しかも、私の靴まで爆破するなんて!!」

澪「おかげで今日一日スリッパで過ごすハメになったんだからな!!」ガミガミ

律「わ、悪かったよ……。今度からは気をつけるから……」

澪「いつもそう言って約束してるだろ!!全く、何回言ったら分かるんだ!!」

律「ごめん…。でも澪はあれぐらいじゃ死なないから大丈夫かなーって思って……」

澪「そういう問題じゃない!!」

紬「まぁまぁ、澪ちゃん落ち着いて。お茶が入ったからみんなで飲みましょう?」

澪「……分かったよ、ムギ」

澪「律!!次やったら絶交だからな!!」

律「分かったよ……。もうしません……」





20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:02:10.43 ID:kX/xpqWu0
紬「唯ちゃんも一緒にどうぞ」

唯「う、うん。ありがとうムギちゃん」

澪「ん?唯もなんでスリッパなんだ?」

唯「それが、私の靴も爆発に巻き込まれちゃって……」

澪「………!!!」

澪「ほらこうやって唯にも迷惑がかかってるじゃないか!!律、唯にもちゃんと謝れ」

律「唯、ごめんな。もうしないから……」

唯「だ、大丈夫だよ律ちゃん……。全然気にしてないよ……。それより早くお茶飲もう?」

律「だよなーー!?澪が神経質なだけなんだよ」

澪「調子に乗るなっ!!」ゴツンッ

律「あいてっ!!」





21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:03:10.06 ID:kX/xpqWu0
唯「つかぬ事をお聞きしますが…」

唯「澪ちゃんが腰につけてるのって刀だよね?」

澪「ああ、そうだよ。私の愛刀の鬼切だ」

唯「どうしてそんなものを……」

澪「……律のせいだよ。最近はところ構わず、私を刀で斬り殺そうとしてくるから、私も常に刀を装備してないと対抗出来ないんだ」

澪「いい迷惑だよホント」

律「だって澪を見てると殺したくなっちゃうんだからしょうがないだろー?」

律「唯もそう思わない?」

唯「えっ?…うん、そうだね、アハハ……」

唯「(なんだろう、この会話……)」





22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:04:13.47 ID:kX/xpqWu0
唯「あの……、律ちゃん…」

律「何?」

唯「私の事も殺したいとか思ってる…?」

律「そんな訳無いだろー、唯とはまだ知り合ったばかりだし」

律「さすがに私もそこらへんは遠慮するよ」

唯「そ、そうだよねーー!!」

唯「(よかった…!本当によかった…!!)」

紬「律ちゃん、私はいつでも大歓迎よ。ちゃんと日本刀も購入しておいたから」

紬「今日も持ってきてるの、ほら」

澪「それは名刀、蜘蛛切!!さすがはムギだな!!」

律「おお、すげー。ムギ、それいくらくらいした?高かったろ?」

紬「確か1200万くらいだったかしら」





23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:05:02.03 ID:kX/xpqWu0
唯「(1200万……!?)」

澪「いいなー。私の鬼切は確か1000万くらいだったんだ。私ももっといいのが欲しかったんだけど」

唯「(1000万……!?)」

律「澪は贅沢なんだよ。私の八雲丸なんて500万だぞ!!」

澪「誰のせいだ、誰の」

澪「唯も今後の事を考えて、日本刀を買っておいた方がいいかもな」

唯「う、うん、そうだね……」

律「唯もムギも私のためにそこまで……。ありがとう、二人とも」

紬「大丈夫よ、律ちゃん。私達は友達じゃない」

律「ムギ……」





24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:05:48.42 ID:kX/xpqWu0
紬「あっ、そういえば私、もう一本刀を購入してたの」

紬「唯ちゃん、よかったらそれ使ってみない?」

澪「ちなみに何の刀?」

紬「たしか…、大典太光世って言ったかしら」

澪「……!!それってすごいいい刀じゃないか、よかったな唯!!」

唯「え……、うん。ありがとうムギちゃん」

唯「ちなみにその刀っていくらぐらいするの…?」

澪「たしか6000万ぐらいじゃなかったっけ?だよな、ムギ」

紬「ええ、多分そのくらいね」

唯「(ろ、ろ、6000万円……!!??)」





25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:06:46.65 ID:kX/xpqWu0
紬「それじゃあ明日持って来るわね」

唯「いやいやいや、いいよムギちゃん!!まだ私には日本刀は早い気がするよ!!!」

唯「(そんなのもらえる訳ないじゃん!!!)」

唯「(6000万円って私の家が2軒はたっちゃうよ!!!)」

紬「そう?じゃあ使いたくなったらいつでも言ってね」

唯「う、うん……。」

澪「それじゃあ、そろそろ練習始めようか。」

律・紬「おーーー!!」

唯「おーー……」

唯「(どうしよう、会話に全然ついていけないよ……)」

唯「(私、これからやっていけるのかな……)」





26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:07:32.56 ID:kX/xpqWu0
後日!

紬「はい、お茶どうぞ」

唯「ありがとう、ムギちゃん」

澪「ありがとう、ムギ」

唯「そういえば、律ちゃんは?」

澪「今日はちょっと遅くなるって言ってたな」

唯「そうなんだ……」

澪「ふあ~~~」

唯「澪ちゃん、寝不足?」

澪「うん。昨日の夜、律の奴が私の部屋に手榴弾投げこんで来てさ」

澪「それでその後、近くの公園で朝まで殺し合いしてたんだ」

唯「そ、そうなんだ~。お疲れさま……」

唯「(聞くんじゃなかった……)」





27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:08:20.95 ID:kX/xpqWu0
紬「私も律ちゃんと殺し合いしてみたいな~」

澪「律はまだ照れてるんじゃないかな。もう少しすれば唯、ムギの事も殺そうとすると思うよ」

紬「楽しみにしてるわね。ねっ、唯ちゃん?」

唯「う、うん」ビクッ

唯「(あれ…?もしかして私がおかしいのかな……?)」

澪「それにしても律の奴遅いな……。なにやって

紬「澪ちゃん、危ないっ!!!」

唯「!?」

パァン!!!

パリンッ!!

――――ドサッ





28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:09:06.46 ID:kX/xpqWu0
銃声のような音と窓ガラスが割れる音がして、澪ちゃんが床に倒れました。

唯「(な、な、な、何が起きたの……!?)」

紬「澪ちゃん、大丈夫?」

澪「いたた~~」ムクッ

どうやら澪ちゃんは無事みたいです。

唯「澪ちゃん、ど、どうしたの!?」

澪「律が私の事を狙撃したみたい……。ほらこれ」

澪ちゃんの手には銃弾がありました。

澪「ムギが言ってくれなきゃ危なかったよ」

唯「大丈夫なの…?」





29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:09:51.52 ID:kX/xpqWu0
澪「ああ。弾が私の頭に当たる瞬間に力を込めたし、弾を掴んで貫通しないようにしたから」

澪「それにしても痛かったな~」

澪「律のやつ、少しは手加減しろよ……」

唯「………!!」

唯「(銃で頭を撃たれて、なんで平気なんだろう……?)」

―――バンッ!!

律「やったか!?」

ドアを勢いよく開ける音とともに律ちゃんが音楽室に入ってきました。

澪「残念でした。生きてるよ」

律「何だよ~。今度こそ殺したと思ったのに」





30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:10:33.69 ID:kX/xpqWu0
澪「ムギがお前の狙撃に気づいて、私に声をかけてくれたからな」

紬「うふふ、ごめんなさいね、律ちゃん」

律「そっかー。狙撃なら行けると思ったのに」

紬「律ちゃんにも今お茶入れるわね」

律「うん」

唯「(おかしい……!!この人達は絶対におかしい……!!!)」

唯「(正常なのは私……!!私だよ……!!)」

また後日!

唯「今日は律ちゃんはまだ来てないんだね……」

澪「先生に呼び出されたらしい。何をやってんだか……」

唯「(このまま来ないで欲しいな……)」

唯「今日のお茶、美味しそうだね!」

澪「うん、香りもいいし」






32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:11:21.10 ID:kX/xpqWu0
紬「茶葉を変えてみたの。たまにはいいかなって思って」

唯「それじゃ、いただきま~

澪「待てっ!!唯!!!」

唯「」ビクゥッ

唯「な、何…?澪ちゃん……」

澪「ちょっとそのカップ貸して」

唯「う、うん……」

澪ちゃんは私のカップを受け取ると、窓に向かって歩いて行きました。

唯「……?」

澪「唯、ちょっとこっち来てみて」





33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:12:06.74 ID:kX/xpqWu0
そして、澪ちゃんは窓を開けて、お茶を窓から外に捨ててしまいました。

唯「澪ちゃん…!なにを…?」

澪「唯、下を見てみろ」

唯「……?」ヒョイッ

唯「………!!」

唯「(草木が、どんどん枯れてってる……!!!)」

澪「危なかったな……。飲んでたら死ぬとこだったよ」

唯「あわ、あわわわわ……!!!」

澪「ムギ!これからはカップは使う前に洗っておくようにしてくれ」





34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:12:51.88 ID:kX/xpqWu0
澪「使った後と使う前の2回。多分カップ、もしくはポットに毒が塗られていたんだろう」

澪「ポットを洗うのも忘れずに」

紬「わ、分かったわ…」

澪「あと、お茶っ葉も毎日変えた方がいいな」

紬「これから気をつけなきゃね」

澪「いよいよ始まったな……」

唯「いよいよって何が……?」

澪「カップ、またはポットに毒が塗られていた」

澪「そしてカップは誰がどれを使うか分からない」

澪「つまり、私以外の人間が死ぬかもしれなかった」

澪「現に今、唯は毒入りのお茶を飲むところだったろ?」





35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:13:38.71 ID:kX/xpqWu0
澪「……律が、私だけじゃなく、唯とムギも殺そうとしてるって事だよ」

唯・紬「!?」

澪「二人とも、これからは常に命を狙われてると思って気をつけてくれ」

紬「分かったわ。……楽しみね」

唯「(律ちゃんの事、国で保護とかしてくれないかな……)」


それからは大変でした。

登校中に看板が落ちてきたり、信号無視した車が突っ込んできたり、靴の中にサソリを入れられたりしました。

授業中に催眠ガスが私の教室に流され、ガスマスクをした澪ちゃんが助けに来てくれた事もありました。

夜は律ちゃんは大抵、澪ちゃんかムギちゃんの家を襲撃しているらしく、私の家には来なかったのが唯一の救いでした。

私は、なんとか生き延びる事が出来ていました。





36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:14:28.02 ID:kX/xpqWu0
唯「今日は何も起きないみたいだね……」

唯「学校に行くのに、こんなに神経を使うなんて、人生初だよ……」

律「おーっす、唯!!」

唯「」ビクゥッ

唯「り、り、律ちゃん…!!お、お、お、おはよう!!」


律「どうしたんだよ、そんなに驚いて」

唯「い、いきなり声をかけられたから、ちょっとびっくりしちゃっただけだよ…!!」

律ちゃんは手に拳銃を持っていました。

律「そうかー。唯は可愛いな~、このこの」

唯「痛いよ、律ちゃん~」

唯「(大丈夫……!今日はちゃんと防弾チョッキ着てるし……)」




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:15:16.19 ID:kX/xpqWu0
前に一度、音楽室で律ちゃんが私に向けて銃を撃ったことがありました。

その時は澪ちゃんが刀で弾きかえしてくれたからよかったものの、澪ちゃんがいなかったら私は完全に死んでいました。

その日から私は防弾チョッキを毎日かかさず着る事にしたのです。

唯「律ちゃん、その手に持ってる銃は何に使うの……?」

律「これ?さっき澪と一緒に登校してる時にぶっぱなしたんだけど、澪に弾を全部切り落とされちゃってさー」

律「澪にはもう銃は通用しないみたいで」

律「弾を斬るなんて、本当に人間なのか、あいつは」

唯「(律ちゃんがそれを言うの……!?)」

唯「じゃあ、その銃の中に弾はもう入ってないの?」

律「うん、全部澪に向かって撃ったからなー」

唯「(嬉しい……!!私今、すごく嬉しいよ律ちゃん……!!!)」





39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:16:04.10 ID:kX/xpqWu0
唯「澪ちゃんと一緒に来たんじゃないの…?」

律「澪は忘れ物を取りに家に一回帰ったよ」

律「だから私は寂しく一人で登校ってわけ」

唯「そうなんだ~……」

唯「(澪ちゃん、早く来て……!!お願いだから……!!)」

放課後!

律「合宿をしよう!」

唯・澪・紬「合宿?」

律「そう、合宿!」

唯「合宿ってなんの…?」

律「バンドの強化合宿だよ!!朝から晩までみっちりと練習しようぜ!!」





40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:16:49.42 ID:kX/xpqWu0
律「夏休みが明けたら学園祭があるからな!!」

澪「合宿って言ったってどこでやるんだ?」

澪「私、富士の樹海はもう嫌だからな」

律「今回はバンドの合宿だから、そんなところには行く訳ないだろ!!」

唯「(樹海……!?)」

唯「(今、会話に変な言葉が入ってた気がするけど、これには突っ込んじゃ駄目だよね……)」

唯「(よし、聞いてない、聞いてない。スルー、スルー)」

紬「澪ちゃん、富士の樹海って?」

唯「………!!」

唯「(ムギちゃんのばかーー!!)」





41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:17:54.80 ID:kX/xpqWu0
澪「中学3年の時の夏休みに、律から逃げてたら富士の樹海に迷いこんじゃって」

澪「それで2週間ずっと、樹海で律と殺し合いだよ」

澪「あの時は大変だったなー。何せ一日の睡眠時間が5分だったから」

澪「それに夏なのに、樹海がものすごく寒くて」

紬「そんな事があったのね~。ふふ、面白そう」

唯「(1ミリも面白さを感じない……)」

澪「合宿っていってもスタジオ付きの旅館とかあるの?」

唯「私、お金無いよ?(というか合宿なんてしたくない…!!)」

律「うっ……」

律「ム…ムギ、別荘持ってたりしない…?」

紬「ありますよ?」





42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:18:42.80 ID:kX/xpqWu0
唯「(どんだけーー!?)」

律「よし、じゃあそこに行こう!!決まりだな!!」

唯「(合宿かぁ……)」

唯「(やっぱり、私も行かないといけないよね……)」

唯「(うう…、行きたくないよぉ~~)」

合宿の夜!

律「気持ちい~」

澪「まさか露天風呂まであるとは……」

唯「(今日一日は何も無かったからよかった……)」

唯「(やっぱり、合宿だから律ちゃんも私達を殺そうとはしないよね……)」

唯「(ふぅ……、久しぶりにゆっくりできるよ~)」





43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:19:30.93 ID:kX/xpqWu0
真夜中!

唯「Zzz……」

澪「おい、唯。起きろ」ユサユサ

唯「はっ……!!」

唯「澪ちゃんどうしたの…?」

澪「これを付けてくれ」

唯「なにこれ……?」

澪「暗視スコープだ。これがあれば夜でも外が昼と同じに見える」

澪「あと、これも」

唯「これは……?」

澪「麻酔銃だ。律の姿を視認出来たら躊躇なく撃つんだぞ」

澪「間違って私やムギを撃ったりしないでくれよ」





44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:20:17.10 ID:kX/xpqWu0
唯「なんでこんなものを……?」

澪「律の姿がさっきから見えないんだ。多分、私達を殺す準備をしているんだと思う」

唯「………!!」

軽音部の合宿だから律ちゃんは私達を殺そうとはしない。

そう考えていた時期が私にもありました。


澪「ムギとは森で落ち合う事になってるから」

唯「な、な、ななな……!!」

澪「くれぐれも私とはぐれないように」

澪「しっかりと着いてきて

ドゴォォォォン!!!





45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:21:05.88 ID:kX/xpqWu0
唯「!?」

澪「始まったな……。唯、こっちだ!!」

そう言って澪ちゃんは私の手をとり、走り出しました。

唯「澪ちゃん、どっ、どっ、どこに行くの!?」

澪「森に隠れる。姿を隠さないといけないからな」

森の中!

唯「(なんでこんな事に……)」

澪「しっかり私に着いてきて」

唯「う、うん……!!」

ガサガサッ!!

澪「律かっ!?」

紬「待って!澪ちゃん」

澪「なんだ、ムギか……。無事だったんだな 」

紬「ええ、なんとか」





46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:21:53.28 ID:kX/xpqWu0
紬「さっき、律ちゃんと戦闘になったわ」

紬「律ちゃんはもう森の中にいるみたい……」

澪「そうか…、唯、防弾チョッキは着てる?」

唯「ごめん、急いでたから着てない…」

紬「じゃあ私のを使って?」

唯「いいの?ムギちゃん」

紬「ええ。私にはもう必要ないもの」

唯「どうして……?」

紬「さっき、律ちゃんに銃で撃たれたんだけど、弾丸がゆっくりに見えたの」

紬「だから、全部弾き落とす事が出来たわ」





47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:22:39.90 ID:kX/xpqWu0
唯「…………!!」

どうやら澪ちゃんだけでなく、ムギちゃんにも銃は効かなくなったみたいです。

唯「(ど、ど、どうしよう……!!)」ガタガタ

唯「(この三人の中で真っ先に殺されるのは確実に私だ……!!)」

私は震えが止まりませんでした。

澪「はは、大丈夫だよ、唯」

澪「律は夜戦があんまり得意じゃないんだ」

澪「だからよっぽどの事が無い限り、殺されはしないと思うよ」

澪「多分……」

唯「(そこは断言して欲しかった……)」





48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:23:26.82 ID:kX/xpqWu0
澪「それじゃあ二手に別れよう。一ヶ所に固まってると狙い撃ちされるからな」

澪「ムギ、また後で会おう」

紬「ええ。またね、澪ちゃん、唯ちゃん」

そう言って、ムギちゃんは森の奥へと消えて行きました。

それから私と澪ちゃんは、律ちゃんの攻撃を受け続けながら森の中をさまよいました。

唯「(足が痛い……、もう帰りたいよぉ……)」

澪「もうすぐ夜明けだ。唯、あと少しの辛抱だからな」

唯「うん……」

澪「唯、ちょっとここで待ってて」





49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:24:11.67 ID:kX/xpqWu0
澪「罠が仕掛けられてないか確認して来るから」

唯「うん…、分かった」

そう言って、澪ちゃんは先に進んでいきました。

その時です。

ドガァァァァン!!!

澪「襲撃だっ!!唯っ!!逃げろっ!!!」

唯「え……、え……!?」

澪「早く逃げろ!!逃げないと死ぬぞ!!!私はここで律の相手をするから!!」

唯「いっ、いやぁぁぁぁ!!」

私は叫びながら森の中を走りました。

唯「(早く逃げないと…!!遠くへ……!!!)」ハァッ、ハァッ





50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:25:15.20 ID:kX/xpqWu0
私は途中で転んだりしながらも、懸命に走りました。

唯「ハァ、ハァ……!!」

唯「(ここまで来れば、大丈夫だよね……)」

唯「って、あれ…?ここ、どこ……?」

私は一人で暗い森の中を歩き続けました。

唯「うぅ…、さっき転んだ時に暗視スコープ落としちゃったから何も見えないよ……」

唯「澪ちゃんともはぐれちゃったし……」

唯「どうしよう……、今襲われたら死んじゃう……」

ガサガサッ!!

茂みが音を立てて揺れました。





51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:26:04.14 ID:kX/xpqWu0
唯「だっ、誰……!?」

唯「澪ちゃん……?それともムギちゃん…?」

唯「お願いだから返事をしてよ……」

その時、私の背後で声がしました。

律「唯、見ーつけた♪」

唯「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」

唯「いやぁぁぁぁ!!律ちゃん、やめて、殺さないで!!」

律「ごめん、それ無理」

唯「うわぁぁぁぁ!!」バンバンバン!!

私は律ちゃんに向けて麻酔銃を撃ちました。

けれども私の腕が震えているせいなのか、一発も当たりません。





52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:26:49.73 ID:kX/xpqWu0
カチャッ、カチャッ!!

唯「(た、弾切れ!?そんな……!!)」

律「弾がもう無くなったみたいだな」

律「じゃあ観念しろって」

唯「ああ…、あああ……」

澪「唯っ!!伏せろっ!!」

唯「澪ちゃん!?」

ガキィィィン!!

澪「唯っ!!ここは私に任せて早く逃げろっ!!」

澪ちゃんが日本刀で律ちゃんに切りかかりました。

律「澪……!!邪魔すんなよ!!」

澪「ぐっ……!!」

ガキィン!!ガキィン!

澪「逃げろっ!!唯っ!!!」





53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:27:35.09 ID:kX/xpqWu0
唯「う、うん……!!」

律「隙ありっ!!」

澪「しまっ……!!」

ドゴッッ!!

唯「澪ちゃん!!」


澪「ぐっ…、はっ……!!」

澪「ゆ……い…、逃げ…ろ…」バタンッ

唯「(澪ちゃんが、律ちゃんにやられちゃった……!!)」

律「さーて、邪魔者もいなくなった事だし、ゆっくりできるな。」

そういって、律ちゃんは私にだんだん近づいてきました。

唯「(あわ、あわわわわ……!!!)」

唯「(腰が抜けて、立てない……!!)」





54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:28:25.13 ID:kX/xpqWu0
唯「や、やめて!!殺さないで!!」

律「だからさっきも言っただろ?無理だって」

唯「………!!」

唯「(もう……駄目だ…!!)」

私は思わず目を瞑りました。

―――バキッ!!!

唯「(………あれ?)」

唯「(痛く……ない……?)」

私が恐る恐る目を開くとそこには

唯「ムギちゃん!!」

紬「よかった…。間に合ったみたいね」






56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:29:12.63 ID:kX/xpqWu0
ムギちゃんが目の前にいて、律ちゃんが倒れていました。

唯「ムギちゃん、澪ちゃんが!!」

紬「大丈夫、澪ちゃんも律ちゃんも気絶してるだけよ」

唯「そうなんだ……、よかった……」

唯「うっ、ううっ、ムギちゃぁ~ん!!」ダキッ

私は泣きながらムギちゃんに抱きつきました。

紬「よしよし、よく頑張ったわね唯ちゃん」ナデナデ

唯「怖かったよ~~!!うわぁぁ~~ん!!」

そうして私はひとしきり泣いた後、ムギちゃんと一緒に森を出る事にしました。

澪ちゃんはムギちゃんがおぶっています。

唯「夜明けだ……」

空が白み初めて来ました。





57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:30:51.60 ID:kX/xpqWu0
唯「生きててよかった……」

唯「ムギちゃん、私、こんなに夜明けが嬉しかったのこれが初めてだよ……」

紬「ええ、私もよ」

澪「う、う~ん」

澪「はっ!!ゆ、唯は無事か!?」

澪ちゃんが目を覚ましました。

唯「私もムギちゃんも無事だよ、澪ちゃん」

唯「ムギちゃんが私の事助けてくれたんだ」

澪「そうか……。よかった」

澪「それにしても律の奴、また強くなったみたいだ……」

澪「唯に気を取られてたとはいえ、私が気絶させられるなんて……」





58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:31:39.26 ID:kX/xpqWu0
そして、私達は別荘に戻り、ムギちゃんが作ってくれた朝ごはんを食べました。

ただのおにぎりと味噌汁があんなに美味しいものだとは知りませんでした。

唯「(つ…、疲れた……)」

唯「(でも生きててよかった……)」

唯「(これでやっと帰れる……)」

月日は流れ、学園祭も無事、成功を収めることが出来ました。

相変わらず私達は律ちゃんから命を狙われています。

澪ちゃんが私の事をかばって2tトラックにひかれたり、

紬「左足の複雑骨折。全治2ヶ月だそうよ。」

澪「ミスちゃったよ。まさかあんな手を使ってくるとは思いもよらなかった」

唯「(なんでトラックにひかれたのに骨折だけですんだのかな……?)」





59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:32:25.76 ID:kX/xpqWu0
ムギちゃんが青酸カリを紅茶に入れられて入院したりしました。

澪「よかったな~、あの場に私達がいなかったら結構危なかったぞ」

紬「ええ、カップはしっかり洗ったと思ったのに……」

紬「油断しちゃったわ」

唯「(あの紅茶の中に青酸カリが入っていたとしたら、ムギちゃんは全部飲んだんだから完全に致死量越えてるはずなんだけどな……)」





60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:33:49.57 ID:kX/xpqWu0
それから2年が経ち、私は卒業の日を向かえました。

唯「もう卒業かぁ……」

唯「あっという間だったな……」

私は刀をもって、音楽室で律ちゃんを待っています。

―――バァン!!

音楽室の扉が勢いよく開きました。

律「……ここにいたのか」

唯「律ちゃん、待ってたよ」

律「唯……、あとは唯だけなんだ」

あずにゃんは1ヶ月前に、ムギちゃんは2週間前に、澪ちゃんは一昨日、律ちゃんに殺されてしまいました。

私の持っている刀はムギちゃんの遺品で、律ちゃんの持っている刀は澪ちゃんの遺品です。





61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:34:40.70 ID:kX/xpqWu0
唯「律ちゃん、一つ聞いてもいい?」

律「何?」

唯「律ちゃんはなんで仲良くなった人を殺したくなるの?」

律「なんでだろうな……。私にも分かんないや……」

唯「そう……」

律「でも確実に分かる事が一つあるよ」

唯「何それ?」

律「私がその人を殺したいって思うのは、私がその人が好きで好きでたまらないからなんだ」

律「私は梓もムギも澪も大好きだった」

律「だから、殺したんだ」

唯「そうなんだ……」





62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:35:27.77 ID:kX/xpqWu0
私は刀の柄に手をかけました。

律「唯……」

唯「……何?」

律「私、唯の事大好きだよ」

唯「……私もだよ、律ちゃん」

律ちゃんも刀の柄を握りました。

唯「…………」

律「…………」

唯・律「うおおおおお!!!!!」

私達の戦いはまだ始まったばかりだ!








63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:36:51.71 ID:kX/xpqWu0
いいオチが思いつきませんでした。読んでくれた皆様、ありがとうございました。





65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02/18(木) 21:47:53.08 ID:O53c4yZN0
けいおん!キャラに持たせたい拳銃

唯→ベレッタM92F

澪→コルトパイソン

律→グロック18C(×2)

紬→スミス&ウェッソンM500

梓→ワルサーP99

さわ子→モーゼルC96

憂→オート9

和→シグザウアーP239

純→スタームルガーKP90(×2)







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[ 2010/04/09 12:00 ] けいおん!SS | TB(0) | CM(10) | このエントリーを含むはてなブックマーク


バトルマニアにしか見えねぇw
[ 2010/04/09 12:26 ] [ 編集 ]


和とシグの組み合わせには異論はない
[ 2010/04/09 15:56 ] [ 編集 ]


趣味の渋い唯ちゃんにはベレッタよりもブローニングハイパワーマークⅢあたりを持たせたい。
左利きで手が大きめの澪ちゃんにはH&K USPを持って頂きたい。
[ 2010/04/09 17:59 ] [ 編集 ]


話が破綻しすぎ
[ 2010/04/10 01:20 ] [ 編集 ]


なんとひどい
[ 2010/04/10 02:03 ] [ 編集 ]


オチさえよけりゃいい作品だったのに。
ベタに感動オチでもいいから。
[ 2010/04/13 04:49 ] [ 編集 ]


銀魂の作者の読み切りでこんな漫画あったね
[ 2010/04/13 10:40 ] [ 編集 ]


銀魂すぎてわろた
[ 2010/05/01 15:26 ] [ 編集 ]


きが くるっとる
[ 2010/07/02 05:05 ] [ 編集 ]


黄泉と澪が被った件について
[ 2010/08/28 16:30 ] [ 編集 ]
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けいおん系SSばっかりです。


ひさびさに左上更新してみましたw


とはいえ特に書く事もありませんが(笑)


このブログも開設から1年以上経過するんですね…


とりあえず「けいおん!!」のアニメが終わるまでは頑張って更新し続けたいと思います
2010年7月24日


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