闇速

けいおん!系SSを中心に、2ちゃんねるからSSスレを独断と偏見でまとめてます。
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唯「にゅーじぇね!」 

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:17:48.66 ID:+xopziqh0
唯「はあぁー練習疲れたーちょっと休憩しよー」

律「さんせー」グデー

紬「あらあら」

澪「まだ十分しか練習してないだろ・・・」

梓「そうです!せっかく澪先輩が新曲書いてきてくれたのに!休憩はもう少しちゃんとこの曲を練習してからです!」

唯「あずにゃーんそんな怖い顔しないでー」ダキッ

梓「ちょ、唯先輩そんなにひっつかないで・・・」


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:19:58.88 ID:+xopziqh0
唯「ほら、ケーキだよ。あーんしてあーん」

梓「あ・・・あーん・・・」パク

唯「おいしい?」

梓「お、おいひいれふ・・・」

唯「じゃあ休憩だね!」

梓「なんでそうなるんですか・・・ほんとに少しだけですよ・・・」

澪「結局こうなるのか・・・」





4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:22:45.25 ID:+xopziqh0
律「それじゃー今日の部活終わり!おつかれ!」

澪「全然練習してないから疲れてないって・・・」

梓「そうです。ちょっとって言ったのに結局あれからずっと休憩しっぱなしでした」プクー

唯「ほらあずにゃん、だからそんな怖い顔しちゃだめだよー。一緒に帰ろー」

紬「最近このあたりで物騒な事件が起きてるみたいだから皆帰りは注意してね?」

律「ああ、ニュージェネか」

唯「にゅーじぇね?」

律「ニュージェネも知らないのかよ。ちょっとぐらいはニュースとか見ろって・・・」





5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:25:11.52 ID:+xopziqh0
梓「最近このあたりでニュージェネレーションの狂気って呼ばれる異常な殺人事件が連続して起きてるんです。
  一件目が集団ダイブって呼ばれてて高層ビルの屋上から高校生五人が飛び降りて亡くなったって事件で、
  二件目が妊娠男って呼ばれてて男性の遺体のお腹の中に胎児が詰められてたって事件で・・・」

澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ・・・」

律「梓、あんまり澪を怖がらせるんじゃないぞー」

紬「そういうわけだから、ほんとに気を付けてね。私は車で迎えに来てもらうけど・・・」

唯「私はあずにゃんと一緒に帰るから平気だよ!」

律「私も澪と帰るから大丈夫だよ。ほら澪いくぞー」

澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ・・・」

紬「そっか。じゃあ帰りましょう」






7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:27:39.04 ID:+xopziqh0
帰り道

唯「にゅーじぇねかー。全然知らなかったよー」

梓「律先輩も言ってましたけどニュースぐらい見ましょうよ・・・」

唯「ええー、そんな怖いニュースなら知らない方がいいよー」

梓「一般常識ですよ。それに最初からニュース自体見なかったら怖くないニュースも見逃しますよ」

唯「うーん・・・気が向いたら見てみるよ」

梓(絶対見ないんだろうなあ・・・)






9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:30:49.55 ID:+xopziqh0
その日の夜

唯(アイスが切れてたから買いに外に出たけど・・・今日にゅーじぇねの話聞いちゃったからなんか怖いよ・・・
  憂と一緒に来ればよかった・・・やっぱり怖いニュースなんて知らない方がいいんだ・・・)

唯「あれ・・・何だろこの音・・・」

唯の家からコンビニに向かう道の途中、突然脇道から金属音が聞こえてきた。
カーン、カーン、と一定のリズムを刻んでその音は鳴り続ける。

唯は恐怖や不気味さを感じるより先にその音の正体を確かめたくなり、ついその脇道に入っていった。
道を進むにつれて音は大きくなっていく。確実に音の発信源に近付いているようだ。

唯(この曲がり角の向こう、かな?)

唯は本当に軽い気持ちで、何も考えず、その曲がり角を曲がった。
そして、そこから見える景色に目を見開いた。





10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:33:10.84 ID:+xopziqh0
そこから見えたものは、人の死体。
体中に杭をうたれ、血まみれの状態で壁に磔にされている。
そして、その死体の前に立っていたのは―――梓だった。

唯「あず・・・にゃん・・・?」

梓「唯先輩・・・」

梓も唯に気付いたようで、振り返り唯を見つめてくる。
しかし振り返った梓の姿は返り血を浴びて真っ赤に染まっており、
手には死体に刺さっているのと同じ杭が握られている。


うわあああぁぁああああぁぁああぁあああああああ


梓の次の言葉を待たず、女の子らしからぬ絶叫とともに唯は来た道を全力で引き返していた。
脇道を抜けたところで一度振り返ったが、梓は追ってきてはいないようだ。
それでも家まで全力で走った。
家に飛び込み、慌てて鍵をかけた。





11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:35:47.22 ID:+xopziqh0
憂「お姉ちゃんおかえりー」

唯「・・・・・・」

憂「おねえちゃん?」

唯「憂・・・・・・」

憂「ど、どうしたの?汗びっしょりだよ?それにアイス買いに行ってたんじゃなかったの?」

唯「え・・・」

唯(そっか、アイス買いに外出てたんだっけ・・・でもあずにゃんが・・・)

唯「なんでもない・・・やっぱりアイスは食べたくなくなった・・・」

憂「そうなの?珍しいね」

唯「あはは・・・今日はもう寝るよ。おやすみ・・・」





12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:38:02.56 ID:+xopziqh0
次の日

唯(全然寝られなかった・・・当たり前だよね、あんな怖いところ見た直後だもん・・・
  学校・・・行きたくない・・・今は外に出たくない・・・でも・・・)

憂「おねえちゃーん朝だよー」

唯(憂に心配かけるわけには・・・)






14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:40:52.51 ID:+xopziqh0
通学中

律「よう唯!
  昨日またニュージェネ起きたな。ちゃんとニュース見たかー?」

唯「あ、りっちゃん・・・おはよう・・・って、え?にゅーじぇね?」

律「やっぱり知らないのか。昨日言っただろ。ニュージェネレーションの狂気。それがまた起きたんだよ。
  今度はなんかおっさんの死体が壁に磔にされてたとか・・・そういや唯ん家の近くだったぞ」

唯「え・・・」(磔って昨日のあずにゃんの・・・!?)

律「なんだよ元気ないなー。そんなんで放課後までもつのか?」

唯「あ、私ちょっと体調悪いかも・・・」

律「それじゃ学校着いたら保健室連れてってやるよ。部活までには治すんだぞー?
  さすがに昨日だらけすぎたし今日はちょっとまともに練習しようと思ってたんだから」

唯「うん・・・」





15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:42:55.90 ID:+xopziqh0
保健室

律「ベッド使わせてもらえるってさ。」

唯「ありがとうりっちゃん・・・」

律「おー、いいってことよ。じゃあゆっくり休めよー」ガラガラ ピシャ

唯(私どうしたら・・・放課後部活行くのがこわい・・・
  あずにゃんはどうなんだろう・・・私を見たら、口封じのために私も殺すのかな?
  それとも昨日のは見間違い・・・その可能性も十分あるよね。普通に考えてあずにゃんが犯人なわけないし・・・
  でも私があずにゃんを見間違えるなんて・・・それもあんな殺人現場で・・・)

様々な考えが頭の中を巡ったが、身体は疲れていたようで考えているうちに眠ってしまった。
そしてそのまま放課後まで目を覚ますことはなかった。





16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:45:30.47 ID:+xopziqh0
放課後

唯(音楽室に入るのが怖い・・・こんなの初めてけいおん部に入った時以来だよ・・・
  たしかあの時はこうやって入るの躊躇してたらりっちゃんが・・・)

律「おー唯、来てたのか。何やってんだ、早く入れよ」

唯(こんな風に私を引いて部屋に入ったんだっけ)


唯「こ、こんにちはー・・・」

律「唯、もう大丈夫か?」

紬「唯ちゃん大丈夫?」

澪「無理はするなよ?」

部屋に入るなり律と紬と澪が優しい言葉をかけてくれる。ありがたいが、今の唯にとって何より大事な問題が別にあった。

唯(あずにゃんは・・・)





17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:48:05.63 ID:+xopziqh0
梓「唯先輩・・・」

唯「あ、あずにゃん・・・」

梓「どうしたんですか?そんな怖いものを見るような目で見て・・・」

唯「・・・」

梓「やっぱりまだ体調悪いですか。
  あ、あの、少しでも元気出るなら今日はいくらでも私のことぎゅーってしてもいいですよ・・・」

唯(あずにゃん・・・なんでそんなに何もなかったかのようにしていられるの・・・?)





18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:50:31.72 ID:+xopziqh0
律「ま、とにかく練習始めるかー。唯は調子悪いんだったら遠慮なく言えよ。休憩にするから」

唯「うん、ありがとう・・・」

紬「昨日もちょっと練習した新曲だったわね」

唯(そういえば昨日は澪ちゃんが新曲書いてきたんだったっけ。あまりちゃんと見てなかったな。
  今日はまず歌詞をちゃんと読んでみよう)

杭を打て 杭を打て
闇夜を切り裂き 月光を浴びて

唯(!?)

幾千もの鉄槌は 汝の痛みとなりて
今 解き放たれる

唯(これって昨日のにゅーじぇね・・・磔?)





19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:52:28.91 ID:+xopziqh0
唯「澪ちゃん、この詞どうしたの・・・」

澪「ん、ああ最近グラジオール記黙示録詩篇って本読んだからそこからちょっと思いついた詞を書いてみたんだけど・・・」

律「甘々な恋愛ソングしか書けないと思ってたのにこんな詞も書けるとはなー。
  どっちにしろすごいクセのある詞だけど」

紬「たまにはこういう雰囲気の違う曲もいいと思うわ」

唯「そうじゃなくって、この詞って・・・昨日のにゅーじぇね・・・」





20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:55:28.84 ID:+xopziqh0
律「ニュージェネ?ああ、言われてみれば・・・磔か」

唯「なんでそんな殺人事件のことなんか歌にするの!?澪ちゃんおかしいよ!」

紬「落ち着いて唯ちゃん。この曲は昨日の部活の時点でもうできてたの。だからこれは昨日の夜に起こった事件のことを書いたものじゃないのよ?」

唯「あ・・・そっか・・・」

澪「自信作だったのに・・・ひどい言われよう・・・」

律「おーい澪、元気出せってー。唯も間違いだって解ってくれただろー」





21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:57:44.95 ID:+xopziqh0
律「よーし今日の部活はここまで!おつかれ!」

澪「今日はかなり練習できたな。毎日こうだといいのにな、律?」

律「え、いつもこんなもんだろ?」

澪「どの口がそんなふざけたことを抜かすか・・・」

紬「あらあら」

唯(全然集中できなかった・・・早く帰りたい・・・)





22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 19:59:58.17 ID:+xopziqh0
唯「それじゃ帰るね・・・」

紬「あ、私は今日も車で迎えに来てもらうんだけど・・・昨日あんな事件があったばかりで怖いし皆私の家の車で帰らない?送っていくわよ」

唯(あ、それありがたい・・・外は歩きたくないし)

梓「大丈夫ですよムギ先輩。唯先輩は私と帰りますし、律先輩と澪先輩も一緒に帰るんですから。そこまで気を使ってもらわなくても」

唯(え!?あずにゃん!?)

律「そうだぞー。小学生じゃないんだから大丈夫だって」

唯(・・・)

紬「そう・・・?じゃあ皆、ほんとに気をつけてね?」

律「ああ大丈夫だって。じゃあまた明日なー」





23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:03:13.62 ID:+xopziqh0
帰り道

唯「・・・」

梓「・・・」

唯(あずにゃん全然喋ってくれない・・・やっぱり昨日のこと・・・)

梓「・・・あの」

唯「えっ、な、何?」(急に話しかけられた・・・びっくりした・・・)

梓「唯先輩・・・今日はなんだか私を避けてたみたいでした。
  ぎゅーってしてもいいって言ったのに無視しましたし・・・」

唯「え、いやちょっと体調悪かったから元気なかっただけだよ!
  いつもならぎゅーってしてたよ、あはは・・・」

梓「そう・・・ですか」

唯(あずにゃん・・・昨日のはやっぱり幻だったの?あずにゃんじゃなかったの・・・?)






24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:05:27.49 ID:+xopziqh0
その日の夜 唯の部屋

唯(部活中は納得したけど・・・
  やっぱり普通に考えてこんなタイミングで磔っぽい詞書いてその後すぐにあんな事件が起きるなんて普通じゃないよ・・・
  でもそれだと澪ちゃんとにゅーじぇねに関係が・・・?)

唯(澪ちゃんが犯人・・・?)

唯(そんなわけないよね。にゅーじぇねの話聞くだけで怖がる澪ちゃんが殺人なんて無理に決まってるじゃない・・・)

唯(じゃあ澪ちゃんが突然あんな詞を書いたのは・・・)

唯(予知能力?)





25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:07:35.82 ID:+xopziqh0
次の日

唯(今日も寝られなかった・・・)

唯(昨日は昼間あれだけ寝たんだし仕方ないよね)

唯(学校行きたくないな・・・)

唯(ほんの二日前までは学校行って皆に会うのが楽しみだったのに・・・今はあずにゃんや澪ちゃんと会うのが怖いよ・・・)





26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:10:02.00 ID:+xopziqh0
通学中

和「おはよう唯」

唯「和ちゃんおはよう・・・」

和「あら、元気ないのね。そういえば昨日は一日中保健室だったって聞いたけど・・・」

唯「いや、大丈夫だよ・・・」

和「そう?ならいいんだけど」





27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:12:43.19 ID:+xopziqh0
和「それにしても最近このあたりも物騒になったものよね。
  近くに殺人犯がいるかもしれないのに呑気に学校行ってて大丈夫なのかしら・・・」

唯(またにゅーじぇねの話か・・・)

和「未だに最初の事件についても何も明らかにされてないんだから警察の捜査もなかなか進まないんでしょうね。」

唯「和ちゃん・・・私怖いよ・・・」

和「ああ、ごめんね唯。怖がらせるつもりじゃ・・・
  でも磔については目撃者がいるみたいだし、警察の捜査もきっともっと進んでいるわよ」





28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:14:35.24 ID:+xopziqh0
唯「目撃者?」

和「ええ。現場の近所に住んでる人が言ってたの。杭を打ちつける音が鳴ってたと思ったら突然女性の悲鳴が聞こえて、
  外を見たら誰かが走っていくのが見えたって。恐らく殺人現場を目撃した人が慌ててその場から走り去ったんじゃないかって言われてたわ」

唯(それって)

和「ただその人は夜だったからよく見えなくて服装とか年齢とかは詳しく分からなかったみたいだけどね」

唯(私のこと・・・)





29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:17:32.71 ID:+xopziqh0
放課後

唯(今日も音楽室に入るのが怖い)

唯(でも大丈夫だよね?あずにゃんか澪ちゃんが犯人だとしても、りっちゃんとムギちゃんもいるし)

唯「こんにちはー」ガチャ

澪「おう唯」

梓「唯先輩こんにちはー」

唯(普通だ・・・)





30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:19:57.87 ID:+xopziqh0
二週間後

唯(あれからしばらく経ったけど・・・新しいにゅーじぇねも起きないし、
  あずにゃんも澪ちゃんも今まで通りだし、やっぱり私の考えすぎだったみたい)

唯(それにもうすぐ学園祭だし、いつまでもこんなこと引きずってちゃだめだよね!)






32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:22:42.50 ID:+xopziqh0
学園祭三日前 放課後

律「おー皆いい感じだなー。これはまた澪が転びさえしなけりゃ最高のライブになるんじゃないのか?」

澪「もう転ぶか!ていうか思い出させるな!」

唯「あはは、大丈夫だよりっちゃーん。皆で澪ちゃんに注意しててこけそうになったら支えてあげればー」

梓「澪先輩に注意するあまり自分が転ばないようにしてくださいね・・・」

律「あっはっは、それこそ大丈夫だって。あんなところで転ぶような真似するの澪だけだ・・・ってあれ」フラッ





33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:25:27.35 ID:+xopziqh0
紬「りっちゃん!」

澪「律!」

律「いやいや大丈夫大丈夫。ちょっとフラッてしただけだって。
  前から貧血気味だったんだ。心配ないから」

唯「貧血?」

律「ああ、ちょっと前からな。くそー血が足りないぜー。
  B型の血液が不足しています!誰か分けてください!」

梓「その様子だとほんとに大丈夫そうですね・・・」

律「悪い悪い。ほんとにどってことないから」





34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:29:37.51 ID:+xopziqh0
帰り道

唯「いやー、それにしても今日のりっちゃんにはびっくりしたねー」

梓「そうですね。心配ですけど本人が大丈夫って言ってますし、
  私達も今まで知らなかったぐらいですから本当に大した症状ではないんでしょう」

唯「そうだといいんだけどね」

梓「それより、もうすぐ学園祭ですけど唯先輩こそ大丈夫なんですか?」

唯「なにが?」

梓「演奏ですよ!もうあの曲完璧に弾けるんですか?」

唯「うん。もうだいたい覚えたし、あと二日もあれば余裕だよ」





35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:32:28.79 ID:+xopziqh0
次の日 朝

律「おー唯おはよう」

唯「りっちゃんおはよー」

律「昨日久しぶりにニュージェネ起きたなー」

唯「そうだねー・・・って」

唯「え」





36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:34:29.93 ID:+xopziqh0
律「なんだよ、やっぱり今回も知らないのか」

律「駅のトイレの中から、血を抜かれてミイラみたいに干からびた人の死体が発見されたらしいぞ。
  しかもその事件が発覚する前に、既にその遺体の写真がネットオークションに出品されてたんだってさ。
  出品者名はヴァンパイ屋って名前で、そのオークションの見出しが『B型の血液が不足しています!』だって。
  血を抜き取った犯人がそんなこと言ってるんだぜ?ほんとどうかしてるよな・・・それは前から分かってたことだけどさ」

唯(なにそれ・・・またにゅーじぇね・・・もう起きないと思ってたのに・・・)

唯(いや、でも今回は私が目撃したわけじゃないし関係ないよね。第一の事件と第二の事件も私とは何の関係もないし。
  たまたま第三の事件だけ現場を目撃しちゃっただけで・・・)





37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:37:36.19 ID:+xopziqh0
唯(ほんとに私と関係ないの?)

唯(だって今の話の中に・・・なんか聞いたことある言葉があったような・・・)

唯(なんだろなんだろ・・・ミイラ?オークション?ヴァンパイ屋?B型?)

唯(B・・・型の血液が・・・)

唯(それって・・・昨日りっちゃんが・・・)

律「ん、なんだよ唯ー。そんなビビった顔すんなって。所詮私たちとは関係ない話なんだからさー」





38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:40:45.64 ID:+xopziqh0
唯「・・・」

律「おい唯、どうしたんだよ」


唯「いやああああっ!」ドンッ

律「いてっ、なんだよ唯!」

唯「いや!来ないで!」タタタタッ

律「こら唯待て!待てって!」





39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:44:06.15 ID:+xopziqh0
唯(思わず逃げちゃったけど・・・りっちゃん怒ったかな・・・)

唯(でも昨日りっちゃんが言った言葉とにゅーじぇねで使われた言葉が同じって・・・あり得るの・・・?)

唯(でもでも、何気ない会話の中だし、言ったりっちゃん自身も覚えてるのか分からないような言葉だよ?
  にゅーじぇねにりっちゃんも関係あるかもなんて考えすぎ・・・)

唯(でもでもでも、『B型の血液が不足しています』だなんて普通に過ごしてたらまず聞くことなんてない言葉だよね。
  そんな言葉が一語一句違わずに使われるなんて・・・)

唯(もう何を信じればいいか分かんない・・・)

唯(もうすぐ学校も始まるのに、学校とは全然別方向に走ってきちゃった・・・)

唯(今日は学校は休もう・・・どんな顔して皆に会えばいいのか分かんないよ・・・)





梓「唯先輩!」





40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:46:32.36 ID:+xopziqh0
唯「あ・・・ずにゃん・・・?」

梓「大丈夫ですか唯先輩?なんだかとても辛そうですよ?」

唯「あずにゃん、どうしてこんなところに?学校もう始まってるよ・・・?」

梓「そんなことより唯先輩の方が心配ですよ・・・唯先輩こそ何でこんなところに?」

唯「わ、私・・・りっちゃんから逃げてきちゃった・・・もう誰も信じられない・・・」グスッ

梓「唯先輩・・・」

唯「うう・・・グスッ・・・皆が怖いの・・・どうやって皆と接したらいいのか分かんないの・・・・う、ヒック・・・うわあああああん!」





41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:49:28.37 ID:+xopziqh0
梓「唯先輩・・・大丈夫です・・・誰が何と言おうと、私は絶対にどんな時も唯先輩の味方ですよ」ギュッ

唯「あず・・・にゃん・・・」グスッ

梓「何にも怖くはないです。私が一緒にいますから・・・」

唯(あずにゃん・・・あったかい・・・)

唯「ほんとに・・・あずにゃんのこと信じても大丈夫なの・・・?」

梓「はい、私が唯先輩を裏切るなんてあり得ません。」

唯「あずにゃん・・・あずにゃん・・・うわああああああん!!」





42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:52:32.11 ID:+xopziqh0
梓「落ち着きましたか?」

唯「うん、あずにゃんごめんね・・・ありがとう」

梓「いいんですよ。私は唯先輩の味方なんですから」


梓「とにかく、学校に戻りましょう?ほら、明後日は学園祭ですよ?」





43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:56:02.05 ID:+xopziqh0
唯(もう放課後か・・・ずいぶん長い時間泣いちゃったなあ・・・)

唯(それにしても音楽室・・・入るのが怖い・・・)

梓「大丈夫ですよ唯先輩。私がついてます」

唯「あずにゃん・・・」


唯梓「こんにちはー」ガチャ





44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 20:59:41.91 ID:+xopziqh0
律「お、唯来たのか。どこ行ってたんだよ。今日はいきなり走ってどっか行っちまって」

澪「そうだぞ唯。私も律からその話聞いてすごく心配したんだからな」

紬「しかもそのまま学校もお休みだったし・・・やっぱりどこか具合悪いの?」

唯「ごめんね。もう大丈夫だから・・・」



梓「どうです?皆さん怖くなんてないでしょう?」

唯「うん、いつも通りの皆だね・・・」





45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:03:03.57 ID:+xopziqh0
学園祭当日

唯「結局この二日間あずにゃんにべったりだったなあ・・・ごめんね?」

梓「いいんですよ。私も唯先輩と一緒に居られて、唯先輩の役に立てて嬉しいです。
  そんなことより今日のライブに集中しましょう?今日ミスされる方が私は悲しいですよ」

唯「うん、あずにゃんと一緒なら大丈夫だよ」

梓「それじゃあ、行きましょうか」





46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:06:18.29 ID:+xopziqh0
本番前

律「よーし練習の成果を見せてやるぞー!」

唯紬梓「おー!」

澪「見せてやるのはいいんだけど・・・この衣装・・・」

紬「よく似合ってるわよ澪ちゃん」

律「しっかしさわちゃんもまたきわどいの作ってくるよな」

澪「これじゃもし転んだらまたパンツ見られるよ・・・」

律「おーい、もう転ばないんじゃなかったのか?」

澪「そうだけど・・・」



―――次は、軽音楽部によるバンド演奏です






47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:09:06.23 ID:+xopziqh0
ジャジャン ジャジャン ジャーン
パチパチパチパチパチ

律(決まった・・・!)

唯(今までで一番上手く演奏できたかも!)

梓(完璧でしたよ!)

澪(新曲もちゃんとできた・・・)

澪(あとは退場だけ・・・緊張してたからか足が震える・・・転ばないように転ばないように・・・)

コケッ

澪「え」

バタン

律「あ」

紬「なんと」

ワーキャーマタアノコヨーパンツパンツーヒャッハー

澪「いやあああああああああああああ!!!」





48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:13:22.88 ID:+xopziqh0
音楽室に向かう廊下

律「あっはっはっはっは!澪の奴また転ぶなんてなー」

梓「笑い事じゃありませんよ・・・。あのまま半狂乱状態でどこかに走っていったんですから・・・」

律「なーに大丈夫だって。どうせ先に音楽室戻って部屋の隅で泣いてるだろうから。去年もそうだったし」

唯「りっちゃーん、澪ちゃんの前では笑っちゃだめだよ。ちゃんと慰めてあげてね」

律「分かってるって。さすがにずっとあの状態にはしとけないしさ」





49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:17:19.17 ID:+xopziqh0
律「お、ほら音楽室のドア開いてるぞ。やっぱ澪が先に戻ってたんだな」ガチャ

唯「澪ちゃーん、大丈・・・ぶ・・・?」

律「なんだよこれ・・・」





51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:20:13.80 ID:+xopziqh0
律「音楽室の中・・・ムチャクチャじゃねえか・・・」

唯「なにこれ・・・テーブルもティーセットも・・・ボロボロに・・・」

梓「澪先輩は!?」

紬「そこで倒れてるわ!」

律「澪!おい澪!」

澪「」

紬「気を失ってるみたい・・・」

律「澪・・・」

唯(澪ちゃんの横に落ちてるもの・・・剣?)





52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:25:06.78 ID:+xopziqh0
唯(あの剣で音楽室をメチャクチャに?)

唯「ねえねえ皆、澪ちゃんの横に落ちてる剣って・・・」

律「剣?なにワケのわからんことを言ってるんだよこんな時に!」

紬「そうよ唯ちゃん。そんなことより救急車を呼んで!」

唯「え、あ・・・ごめんね・・・」(どうして誰もあれにつっこまないの・・・?)



梓「ディソード・・・そんな・・・」

唯(? あずにゃん何を言ってるの・・・?)






54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:30:14.64 ID:+xopziqh0
律「はあー、結局澪が何もケガしてなかったことだけが救いだな・・・」

紬「そうね、音楽室はムチャクチャに荒らされてたし澪ちゃんは病院でまだ目を覚まさないけど・・・」

律「何があったっていうんだよ一体・・・音楽室を荒らした犯人がいる場に澪が戻って、気絶させられたってか?」

紬「うーん、それは澪ちゃんが目を覚まさないことには何とも・・・。
  もっとも、もともとあんな状態だった上での出来事だし目を覚ましても何も覚えていないかもしれないけど・・・」

律「なんにせよ澪が目を覚ますのを待つしかないな・・・」

紬「・・・・・・」



梓「・・・」

唯(あずにゃんずっと黙ってる・・・私だって怖いのに・・・あずにゃんに甘えたいのに・・・)





55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:36:26.66 ID:+xopziqh0
次の日

唯「澪ちゃんが病室から消えた?」

律「そうなんだよ!今日の朝一にお見舞いに行ったら病室に澪がいなかったんだ!
  澪が勝手にどこにも行くはずがないのに!誰も澪が出て行ったところを見てもないって言うんだ!」

唯「そんな・・・どういうこと・・・」

紬「・・・」

梓「・・・」





57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:42:22.25 ID:+xopziqh0
一週間後 帰り道

唯(どれだけ経っても澪ちゃんは戻ってこない・・・完全に行方不明に・・・)

唯(こんなに待っても警察も見つけてくれないってことは、もう死んでるのかも・・・)

唯(もしかして・・・これもにゅーじぇね・・・?)

唯(あずにゃん・・・怖いよ・・・)

梓「・・・」

唯(なのにあずにゃんも黙ったきり・・・)





58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:45:51.76 ID:+xopziqh0
唯「ねえあずにゃん、澪ちゃん見つからないね・・・」

梓「そうですね・・・」

唯「もう死んでるのかな・・・」

梓「そんなわけありません!縁起でもないこと言わないでください!」

唯「だって!じゃあどうして見つからないの!?どこかで殺されちゃってるからじゃないの!?」

梓「大丈夫です!澪先輩をまだ殺しはしないはずなんです!」

唯「え・・・」

梓「あ・・・」

唯「どういうこと・・・?」

梓「・・・」





59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:50:39.67 ID:+xopziqh0
唯「ねえ、あずにゃんは澪ちゃんが行方不明になってること何か知ってるの?どういうことなの?殺しはしないって?」

梓「・・・」

唯「ねえあずにゃん、お願い!教えて!
  あずにゃんは私の味方だって言ってくれたよね?それだったら隠し事はしてほしくないよ!」

梓「・・・分かりました。全部お話しします・・・」






61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:54:37.05 ID:+xopziqh0
梓「とんでもない話なんですけど・・・」

唯「大丈夫だよ。私あずにゃんのこと信じてるから」

梓「ありがとうございます・・・。
  まず、唯先輩は音楽室で澪先輩が倒れてたところに剣が落ちてたのが見えてましたよね?」

唯「うん・・・りっちゃんやムギちゃんにはワケのわからんことって言われたけど・・・」

梓「あれは、澪先輩が作り出したものです」

唯「澪ちゃんが?作り出した?」

梓「何もないところから剣、ディソードっていうんですけど・・・を作り出す能力、この能力を持つ人をギガロマニアックスっていいます」

唯「澪ちゃんが、そのギガ・・・」

梓「ギガロマニアックス」

唯「ギガロマニアックスってやつなの?」

梓「はい」





62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:57:05.15 ID:+xopziqh0
唯「で、でも澪ちゃんがそのディソードっていうの出してるところなんて今まで見たことないよ。
  たまたまあの場所に落ちてたからって本当にあれが澪ちゃんの剣なの・・・?」

梓「他のギガロマニアックスのものだったらわざわざディソードだけあの場に置いて姿を消す意味はないと思うんです。
  澪先輩のものだからこそ一緒にあの場に倒れてた」

梓「そして、今まで澪先輩がディソードを扱っているのを見たことがないとのことですが・・・それはそうだと思います。
  澪先輩は恐らくあの時初めてギガロマニアックスの力に覚醒したんです。」

唯「覚醒って・・・?」

梓「ギガロマニアックスとして目覚めるにはその・・・ちょっと条件がありまして、
  バイオリズムの上昇によって中脳辺縁系ニューロンのドーパミンが過剰分泌された時・・・」

唯「???」

梓「ですよね・・分かるわけありませんよね・・・。
  ええと・・・要するに危機的な状況や、ひどい興奮、悲しみ、憎しみ、笑い等とんでもない精神状態じゃないと無理ってことです」

唯「なるほど」





63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 21:59:49.06 ID:+xopziqh0
唯「あの時澪ちゃんはまたステージ上でパンツを見られたことで半狂乱状態だったね」

梓「普通はその程度のことでギガロマニアックスの能力に目覚めるなんてあり得ないんですけど・・・
  澪先輩にとってはあそこでまたパンツ見られたのがそれほどショックなことだったようです」

梓「恐らく音楽室まで走って、絶望のあまり泣き叫んでいたところでディソードが見え・・・掴むことができたんだと思います」

梓「そして興奮状態の澪先輩はそのままディソードを振り回し、音楽室をめちゃくちゃにしたところで力尽き倒れていた・・・というのが真相だと思います」

唯「じゃああれは私たちの知らない怖い犯人が忍び込んだとかじゃなかったのか・・・」

梓「恐らくですけどね」





64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:04:34.41 ID:+xopziqh0
唯「それで、そのことと澪ちゃんが行方不明なのとどう関係があるの?」

梓「その・・・これもまたあり得ないような話なんですけど・・・
  人間を家畜化して管理するっていうとんでもない装置を開発して世界を手に入れようとしている人達がいます」

梓「その装置を完成させるために、ギガロマニアックスのCODEサンプルが必要で・・・」

唯「???」

梓「ええと、つまりギガロマニアックスは普通の人には使えないような脳の働きを使っているんです。
  その装置はその働きを参考に作られてまして、完成させるには多くのギガロマニアックスの脳の働きのサンプルが必要になるんです」

梓「つまり澪先輩はその連中にサンプルを取るために連れ去られたんだと思います」

梓「まだ殺しはしないっていうのは、少なくともサンプルを取るまでは殺されるはずはないっていう意味です・・・」

唯「じゃあ、そのサンプルを取られたら・・・?」

梓「それは・・・分かりません・・・」






66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:06:58.94 ID:+xopziqh0
唯「そんな!じゃあ放っておいたら澪ちゃんがほんとに殺されちゃうってこと!?」

梓「そうは言ってません!サンプルを取ったら開放してくれるかもしれませんし・・・」

唯「そんなこと言ったって確実じゃないんでしょ!?じゃあ助けに行かなきゃ!」

唯「澪ちゃんは誰に捕まってるの?そこまで詳しいってことは知ってるんでしょ?教えて!」

梓「それは・・・」







梓「琴吹グループ・・・・・・ムギ先輩の家です」





67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:09:31.11 ID:+xopziqh0
唯「そん・・・な・・・ムギちゃんが、悪者だったの・・・?」

梓「それは分かりません。あくまでムギ先輩のお父さんの会社がやってるっていうだけで、ムギ先輩自身は何も知らないのかもしれません」

唯「そう・・・だよね・・・ムギちゃんが澪ちゃんをさらうなんて・・・あり得ないよね・・・」

梓「・・・」

唯「あ・・・じゃあムギちゃんにこのことを話せば協力してくれるんじゃ・・・!」

梓「いえそれは危険です。ムギ先輩が本当に関係ないのかまだ分からないんです。下手に話して私たちも捕まったら・・・」

唯「あずにゃん・・・ムギちゃんのこと、信用してないの・・・?」

梓「はい・・・すみません」





68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:11:45.52 ID:+xopziqh0
唯「そんな!ムギちゃんが悪者なんてあるわけないじゃない!」

梓「私だってそうは思いたくないです!でも、可能性がある以上仕方ないんです!」

唯「そんなこと言ったらあずにゃんが今話したことが全部絶対に本当だって証拠はあるの?
  実はあずにゃんが悪者だっていう可能性もあるよ!疑いだしたら誰も信用できないじゃない!」

梓「!!」

唯「ムギちゃんのこと悪く言って・・・私たちの仲を悪くさせて何がしたいの・・・?」

梓「唯先輩・・・私は・・・」





69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:14:04.51 ID:+xopziqh0
唯「でも・・・あずにゃんは・・・」

梓「え?」

唯「私の味方だって言ってくれたよね・・・絶対にどんな時もって・・・
  だから私は・・・その絶対を信じるよ・・・」ギュッ

梓「唯先輩・・・」

唯「うう・・こんなにあったかいあずにゃんが私の敵なわけないよね・・・。
  ぐすっ・・・ごめんね、ひどいこと言って・・・もうあずにゃんのことだけは疑わない・・・」

唯「うわあああああああん!」






70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:17:29.52 ID:+xopziqh0
唯「ごめんね、また思いっきり泣いちゃって・・・」

梓「いや、いいんです・・・こちらこそすみません」


唯「ところでさっき聞きそびれたんだけど、澪ちゃんが音楽室で倒れてた時、
  りっちゃんやムギちゃんにはディソードなんてまるでないかのような反応をされたのはどうして?」

梓「それなんですけど・・・ディソードはギガロマニアックスにしか見えないんです」

唯「え、それって・・・つまり・・・」





梓「はい、唯先輩も―――ギガロマニアックスです」





71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:20:34.07 ID:+xopziqh0
唯「え・・・それじゃあ私も澪ちゃんと同じで・・・その・・・ディソード、出せるっていうの・・・?」

梓「はい・・・といっても、唯先輩はギガロマニアックスとして覚醒してるわけではないので今はまだ無理ですけど・・・」

唯「じゃあ、覚醒しちゃったら私もさらわれてそのなんとかサンプル取られちゃうの?」

梓「そうなる可能性は高いと思います」

唯「そんな・・・」

梓「ですから、澪先輩を助けには私一人で行きます。唯先輩が捕まったら取り返しがつきませんから」

唯「そんな!あずにゃん一人なんて危ないよ!」





72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:22:52.97 ID:+xopziqh0
梓「仕方ないんです・・・唯先輩は捕まったら危ない、だからって律先輩みたいな普通の人を巻き込むわけにもいかない・・・
  こんなとんでもない事件に警察なんてあてにできない・・・だから私一人で行くしか・・・」

唯「あずにゃん・・・」

梓「大丈夫ですよ。そんなに心配しないでください。
  澪先輩を助けて、その装置を破壊してくるだけです」

唯「どうしてそんな簡単そうに・・・」





73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:25:29.58 ID:+xopziqh0
梓「本当は何も言わずに行ってきて颯爽と澪先輩を救って帰ってくるつもりだったんですよ?
  まったく、唯先輩が余計なこと言ったせいで台無しですよ・・・あはは・・・」

唯「あずにゃん・・・強がらないで・・・あずにゃんだって怖いんでしょ・・・?」

梓「そんな・・・ことは・・・」

唯「私も一緒に行きたい・・・あずにゃんの助けになりたい・・・。
  でも、行かないよ・・・あずにゃんが来るなって言うんだから・・・」

唯「その代わり、絶対帰ってきてね・・・。また一緒にケーキ食べてギター弾くんだから・・・」

梓「はい、もちろんです」

梓「それじゃあ、ちょっと行ってきます」





74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:27:51.92 ID:+xopziqh0
一週間後 放課後

律「はあー・・・澪に続いて梓も行方不明・・・どうなってんだよ・・・!」

紬「ほんとに・・・どうしちゃったのかしら・・・」

唯「あずにゃん・・・」





75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:30:35.75 ID:+xopziqh0
唯(あずにゃん・・・まだ戻ってこないっていうことは・・・あずにゃんも捕まって・・・)

唯(いや、ギガロマニアックスじゃなかったら捕まえる意味なんてないのか・・・。
  じゃあもう死んで・・・?そんなのやだよ・・・)

唯(ギガロマニアックスじゃなかったら・・・?)


唯(あずにゃんも、澪ちゃんの剣、見えてたみたいだったよね・・・?じゃああずにゃんも・・・)

唯(ギガロマニアックス!?)





76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:33:24.18 ID:+xopziqh0
唯(ギガロマニアックスの私が捕まったら危ないとか言ってたくせに、自分もギガロマニアックスで・・・
  なのに私のために一人で行ったっていうの!?)

唯(そんな・・・そんなの・・・ひどいよ・・・)

唯(私だって、あずにゃんの力になりたいのに・・・)

唯(でも、ギガロマニアックスだっていうことは、まだ殺されてない・・・ってことだよね。
  なんとかサンプル取らないといけないって言ってたもん)

唯(じゃあ、今のうちに助けられたら・・・!)





77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:36:16.82 ID:+xopziqh0
唯(でも、私一人でどうやって?あずにゃんも一人で行って無理だったのに?)

唯(今の私に頼れるのは・・・)






唯(ムギちゃんしかいないよね・・・)





78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:40:39.90 ID:+xopziqh0
唯(あずにゃんは信用できないって言ってたけど、そんなこと言ってたらあずにゃんも澪ちゃんも助けられない)


唯「ねえ、ムギちゃん。部活が終わったらちょっと話があるんだけど・・・」

紬「あら、何かしら」

律「なんの話だよ。だったらもう部活終わりにしようぜ。どうせ澪と梓がいないで部活なんてできないんだ」

唯「りっちゃん・・・」

律「それじゃ私はもう帰るから、音楽室の戸締りよろしくな。じゃあなー」ガチャ バタン





79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:43:00.78 ID:+xopziqh0
紬「それで、私に話って?」

唯「ムギちゃん、実は・・・」




紬「そんなことが・・・それ本当なの!?」

唯「うん・・・だからムギちゃんのお父さんの会社に行って、あずにゃんと澪ちゃんを探したいんだ」

紬「分かったわ。それじゃ一旦帰りましょう。後で唯ちゃんの家まで迎えに行くわ。」

唯「うん、ありがとう」

紬「いいのよ。私にとっても大事なお友達のことなんだから」






81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:45:26.34 ID:+xopziqh0
その後 唯の家

唯(今日私もムギちゃんちの会社に・・・怖いよ・・・)

ピッ ピッ プルルルルル プルルルル

律『もしもし?どうしたんだ唯』

唯「ちょっとりっちゃんの声が聞きたくなって」

律『はあ?何言ってるんだよ。さっきまで一緒にいたじゃないか』

唯「それでも今、聞きたくなったの」

律『よくわかんねーな・・・』

唯「あはは、ちょっとした気まぐれだよ」





82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:47:55.27 ID:+xopziqh0
唯「それより澪ちゃんとあずにゃん、心配だね・・・」

律『ああ・・・一体どこ行ってるっていうんだよ・・・』

唯「見つかったらどうする?」

律『そうだな・・・私たちを心配させた罰として向こう一ヶ月あいつらだけメイド服で部活だ』

唯「あはは、そんなことしたらまた澪ちゃん恥ずかしくて倒れちゃうよ」

律『ははは、そうかもしれないな』



律『なあ、唯。さっきムギに言ってた話って何だったんだ?』

唯「え?」





83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:50:24.62 ID:+xopziqh0
律『なんていうか、今の唯・・・声が震えてるというか・・・何か嫌なことでもあったのかって思ってさ。
  さっきのムギへの話と関係あるのか?』

唯「りっちゃん・・・うう・・・グスッ」

律『おい唯!泣いてるのか!?どうしたんだよ!』

唯「何でもないの・・・りっちゃんにも今度絶対話すから・・・それまで待ってて・・・」

律『そうか・・・?唯がそう言うなら無理には聞けないけど・・・』

唯「ごめんね、私は大丈夫だから・・・」

律『何があったのか知らないけど、元気出せよ。何があっても私は唯の味方だからさ』

唯「うん、ありがとう。それじゃあもう切るね。また明日」

律『おう、また明日な!』

ピッ





84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:52:55.85 ID:+xopziqh0
唯(そろそろムギちゃんが迎えに来る頃か・・・)

ピンポーン

唯「はーい」

紬「お待たせ。それじゃあ行きましょう。車に乗って」

唯「うん」





85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:55:19.67 ID:+xopziqh0
唯(ずいぶん走ってるけど、ムギちゃんちの会社ってそんなに遠いの?
  ていうかこの辺りにそんな大会社のビルなんてないんだけど・・・)

紬「着いたわ」

唯(え、ここ?なんだか古いビルで・・・ほんとに大会社・・・?)

紬「さあ、行きましょう」





86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 22:58:31.15 ID:+xopziqh0
ビルの中

唯「中に誰も人がないないけど・・・ここってほんとにムギちゃんちの会社なの?」

紬「いいえ?違うわよ?」

唯「えっ・・・どういうこと!?」

紬「だって唯ちゃんは、うちの会社になんて用はないでしょ?澪ちゃんと梓ちゃんを助けに来たんだから」

唯「何言ってるの?だからムギちゃんちの会社に・・・」

紬「だから、澪ちゃんも梓ちゃんもここに居るって言ってるの」

唯「どういうこと?」

紬「どういうこともこういうこともないわ」

ガチャ





87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 23:03:07.18 ID:+xopziqh0
唯「何この部屋・・・部屋の真ん中にあるおっきな装置・・・」

紬「それが、ノアⅡよ」

唯「のあつー?」

紬「私が中心になって琴吹グループの研究チームで行っているプロジェクト・ノアの成果よ。」

唯「???」

唯「ムギちゃん・・・一体?」






89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 23:07:03.45 ID:+xopziqh0
紬「唯ちゃん、梓ちゃんに忠告されなかった?私を信用しない方がいいって。
  どうして私に声をかけてきたのかしら」

紬「私としては苦労せずに唯ちゃんをここに連れてこられてラッキーだったけどね」

唯「そんなムギちゃん・・・やっぱり・・・」





90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 23:11:02.90 ID:+xopziqh0
紬「そうそう、澪ちゃんと梓ちゃんを助けに来たんだったわね。澪ちゃんはお返しするわ」スッ

唯(ムギちゃんが指差した方向・・・人が倒れてる?)

唯「澪ちゃん!」

唯(よかった、息してる・・・身体にもとりあえず目立ったケガはないみたい)





95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 23:18:33.42 ID:+xopziqh0
唯「ムギちゃん、あずにゃんはどこ?あずにゃんも返して!」

紬「それはできないわ。だってあんな化け物は殺してしまわなきゃ」

唯「殺すって・・・どうして・・・」

紬「全てはあなたを覚醒させるためよ、唯ちゃん」

唯「どういうこと?」





96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 23:21:38.43 ID:+xopziqh0
紬「あのね、唯ちゃんにはとても大きいギガロマニアックスとしての力があるの。
  ノアⅡのために是非そのCODEサンプルが欲しいんだけど・・・」

紬「困ったことに、唯ちゃんったらいくらちょっかいかけても覚醒しようとしないんだもの。
  ニュージェネなんて連続殺人事件起こして恐怖を与えようとしたのに、まさか事件そのものを知らなかったなんて」

唯「え、にゅーじぇねって・・・ムギちゃんがやってたの・・・?」

紬「私が直接やってたわけじゃないわ。でもうちの研究員が、唯ちゃんに恐怖を与えるためだけに起こした事件なのは確かよ」

唯「そんなことのために・・・人を何人も?」

紬「そんなことなんてひどいわ。ノアⅡは人類の夢なのに。 ・・・まあいいわ。
  でもさすがに、事件を知ったその日にわざわざ澪ちゃんが書いてきた歌詞に似せた殺し方をしたら反応してくれたわね」

唯「あ、じゃあヴァンパイ屋も・・・」

紬「そうよ。たまたまりっちゃんが口走った言葉を利用させてもらったわ」

唯「そんな・・・じゃあ最初から澪ちゃんもりっちゃんも事件には関係なくて・・・」






98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 23:25:37.33 ID:+xopziqh0
紬「そうよ。唯ちゃんが勝手に恐れてただけ」

唯「そんな・・・」

紬「でも、それでもまだ足りないみたいだったから・・・今度は梓ちゃんを目の前で殺してあげる。
  そうすればさすがに覚醒してくれるわよね?」

唯「そんな!あずにゃんにひどいことしないで!」

紬「いいじゃないあんな化け物どうなったって」





99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 23:30:17.02 ID:+xopziqh0
唯「なんなのさっきからあずにゃんのこと化け物化け物って!
  そんなこと平気で言えるムギちゃんの方がよっぽど化け物じみてるよ!」

紬「あら、ひどいこと言うのね。私はちゃんと人間だけど、梓ちゃんは本当に化け物なのよ?」

唯「だから!どういうことなの!」

紬「梓ちゃんはね」








紬「あなたがギガロマニアックスの力を使って、妄想によって作り出した存在なのよ」





100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 23:34:59.44 ID:+xopziqh0
唯「え・・・?ギガロマニアックスの力・・・私の・・・?
  ギガロマニアックスの力って、ディソードを出すものじゃなかったの?
  それに、私はまだギガロマニアックスとしては覚醒してないって・・・」

紬「ディソードを出してどう使うかが重要なのよ唯ちゃん。
  本来これは、妄想を現実にできる力をもつものなの」

唯「妄想を・・・現実に・・・?」

紬「例えば唯ちゃん、磔の現場で血まみれの梓ちゃんに会ったわよね?」

唯「あ、うん・・・」

紬「このノアⅡっていうのは、ギガロマニアックスの力をもっと簡単に、広範囲に渡って使える装置なんだけど・・・
  あの梓ちゃんは磔の実行犯がノアⅡの力を使って唯ちゃんに見せた妄想なのよ。
  つまり、本当はあんなところに血まみれの梓ちゃんなんていなかった。」

唯(妄想を現実にっていうのはよく分からないけど、磔の現場に居たあずにゃんは偽者だったってことだよね・・・。
  やっぱりあずにゃんも事件の犯人じゃなかった・・・疑ったのは悪いけど、違っててほんとによかった・・・)





101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/30(火) 23:38:13.57 ID:+xopziqh0
紬「とにかく唯ちゃんはね、その力を使って梓ちゃんっていう化け物を生み出したの。中野梓なんて本当はこの世にいなかった」

唯「そんなの信じられないよ!だって実際にあずにゃんはいるし・・・」

紬「あのね唯ちゃん、ちょっと冷静に考えてみて?」

紬「どうして唯ちゃんと同じくギターが弾けて、しかもとっても上手くて、唯ちゃんに懐いてて、憂ちゃんとも仲が良くて・・・
  そして何より、こんな事件のことを全部知ってる、唯ちゃんにとって何もかも都合の良い後輩が存在するの?おかしいとは思わない?」

唯「そんなの・・・」





106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 00:04:06.14 ID:wKD++iZD0
紬「たまたまなんて言わせないわよ。唯ちゃんが生み出したの。
  まだ上手くギターを弾けない自分に教えてくれるためにギターが上手くて、
  何も知らない自分の代わりに自分が知りたいことを何でも知ってる、そんな後輩を」

唯(あ・・・そういえば、ヴァンパイ屋事件の次の日、りっちゃんから逃げた私の前に現れてくれたのも・・・
  私がそう望んだから・・・?)

紬「そして、さっき唯ちゃんは自分はまだギガロマニアックスとして覚醒してないって言ったわね。
  そう、その通りよ。その上で、人一人、しかもギガロマニアックスの力を持った人間を生み出すなんて普通じゃない。
  普通は覚醒していても、妄想から人を生むなんて無茶をしたらエネルギーの使いすぎで倒れてもおかしくないわ。
  こんなの無意識にできるレベルじゃないの」





紬「梓ちゃんのこと化け物って言ったけど・・・その梓ちゃんを生み出した唯ちゃんも充分化け物よ」





107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 00:08:15.06 ID:wKD++iZD0
唯「そんな・・・私もあずにゃんも化け物・・・」

紬「そう。分かってくれた?唯ちゃんのこと化け物って言ったのはともかく、梓ちゃんはほんとにもともとはこの世にいないはずなの。
  というより、いちゃいけないの。 だから、もう殺しちゃうわよ?」

唯「化け物・・・私もあずにゃんも・・・」

紬「あらあら、もう聞こえてないのね」





110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 00:13:38.05 ID:wKD++iZD0
紬「それじゃ、梓ちゃんを殺してみましょう」パチン

紬が指を鳴らすと、ノアⅡの前に十字架のようなオブジェが運ばれてきた。梓はそこに張り付けられている。
紬はそれに近付きながら、手を横に伸ばし、何かを掴むように動かした。すると、そこに剣、ディソードが現れる。

紬「そうそう、私もギガロマニアックスなの。
  澪ちゃんが覚醒した時、剣なんて見えないって嘘ついてごめんね?」



梓「唯・・・先輩・・・」





111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 00:20:51.48 ID:wKD++iZD0
>>109
優愛のことか? このSS書き始めたきっかけとは関係ないよ


唯(あずにゃんが殺される。化け物だから・・・)

唯(ほんとはこの世にいちゃいけない・・・)

唯(だから殺される・・・)

唯(そんなあずにゃんを生み出した私も化け物・・・)



梓「唯先輩ーっ!!!!」






113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 00:24:42.17 ID:wKD++iZD0
唯「!」

紬「あら、気付いた?」

唯(ムギちゃん・・・ディソードを持ってあずにゃんを・・・早く止めなきゃ・・・)

唯(でも、すぐ目の前に見える剣・・・のようなもの・・・これは?)

唯(こんなのに構ってる場合じゃないのに!早くムギちゃんを追わなきゃ!)

唯(でも・・・)スーッ

傍から見れば唯は空中をぼーっと眺めて手を伸ばしているだけに見える。

しかし、その手を握った瞬間、先ほどの紬と同じように、そこに剣が握られていた。



唯「これが、私のディソード・・・?」





114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 00:29:06.76 ID:wKD++iZD0
唯「ムギちゃん!」

紬「あら唯ちゃん、まだ梓ちゃんを殺す前だっていうのに、もう覚醒してくれたの?嬉しいわ」

唯「そう、覚醒したよ。だからあずにゃんを開放して」

紬「それはできないわ。だって梓ちゃんは多くのことを知りすぎてるんだもの。このまま生かしておくと危険だわ。
  もちろん唯ちゃん、あなたもCODEサンプルさえ取ったら殺してあげるから」

唯「そんな!」

紬「それに梓ちゃんだって妄想からなんて生まれ方して、生きてるのが辛かったこともあるはずよ?ここで殺してあげるのが梓ちゃんのためじゃない?」





115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 00:33:13.51 ID:wKD++iZD0
唯「あずにゃん・・・そうなの・・・?」

梓「・・・・・・」

紬「沈黙ってことは肯定ね」

梓「いえ・・・」

唯「!」






116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 00:36:07.94 ID:wKD++iZD0
梓「辛かったことがあるのは事実です・・・私はそんなことのために生まれたんだって・・・。
  でも唯先輩と触れ合っていくうちに、唯先輩ともっと一緒に居たいって思うようになって・・・」

梓「だからここで死にたいなんてことは絶対ないです!
  それに唯先輩と約束しました!また一緒にケーキ食べてギター弾くって!」

唯「あずにゃん!」

紬「あらあら」

紬「まあ、梓ちゃんが何を言おうと唯ちゃんのCODEサンプル取って二人とも殺すのには変わりないんだけどね」





117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 00:38:50.19 ID:wKD++iZD0
唯「あずにゃんは殺させないよ!」

紬「ええ、それより唯ちゃんを捕まえる方が先だわ。その後二人仲良く殺してあげる」

唯「ふざけないで!そんなことはさせな・・・?」

唯「りっちゃん・・・?」

気がつくと、唯と紬の間に律が割って入っていた。





121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 01:06:39.18 ID:wKD++iZD0
唯「りっちゃん!?なんでこんなところに!?いつの間に連れて来られてたの?」

律「そんなことどうだっていいだろ。それより今の話聞いてたんだけど・・・唯って化け物だったんだな」

唯「!」

律「唯が化け物で、後輩の梓も化け物・・・何だよこれ・・・けいおん部って化け物ばっかりじゃないか!」

唯「りっちゃん・・・なんでそんなこと・・・」

律「何でもなにも、化け物の相手ばかりさせられてた私の身にもなれって! 唯・・・いや、化け物はもう消えろ!」





123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 01:10:13.52 ID:wKD++iZD0
唯「りっちゃん・・・」ヘタリ

梓「唯先輩!」

紬「いくら呼んでも無駄よ。唯ちゃんは私の見せた妄想にとりつかれてるから」

梓「そんな・・・」

紬「さて、それじゃあゆっくり唯ちゃんのCODEサンプルを取らせてもらうとするわ」

梓「いやああああ!唯先輩!唯先輩っ!」





124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 01:14:33.60 ID:wKD++iZD0
唯(りっちゃん・・・私・・・)

律「化け物が気安く私の名前呼んでんじゃねーよ! 早く死ねって!」

唯(りっちゃんにこんなひどいこと言われて・・・
  せっかくあずにゃんと澪ちゃん助けて今まで通りのけいおん部が復活すると思ったのに・・・)

律「はあ?化け物が二人もいて今まで通りもクソもないだろうが!」

唯( ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ )





125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 01:17:59.15 ID:wKD++iZD0
唯(りっちゃん・・・さっきはあんなに優しく話してくれたのに・・・)

唯(そうだ・・・さっき・・・りっちゃんは、私の味方って・・・また明日って・・・)

唯(じゃあ、このひどいこと言うりっちゃんは・・・)




唯(妄想?)





126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 01:21:32.28 ID:wKD++iZD0
唯「えっ!?」

突然唯の目の前から律の姿が消えた。
そして代わりに、紬が唯の目の前まで迫っていた。

紬「そんな・・・私の見せた妄想が・・・どうして?」

唯(ムギちゃん・・・なんか驚いて・・・
  いやそれより!ムギちゃんはあずにゃんと私を殺すって!)

唯「うわああああああ!」

自分と梓が危ない。
唯はその危機本能だけで、目の前にいる紬がもともと友達であったことを考える前に、思い切り前にディソードを突き出した。

紬「きゃああああああっ!!」






128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 01:26:21.77 ID:wKD++iZD0
紬(完全に不意をつかれた・・・唯ちゃんのディソードが・・・私の身体をつき破ってる・・・か。
  もう助からないわね・・・)


紬「私の負けよ・・・唯ちゃん。私がこのプロジェクトの責任者だから・・・
  ここで私が死んでノアⅡを壊せば・・・このプロジェクト・ノアは終わりよ・・・」

唯「えっムギちゃん!?
  死ぬだなんて!いつもの優しいムギちゃんに戻ってよ・・・」

紬「自分で・・・刺しておいてよく言うわ・・・。
  それに、いつもの優しい私・・・ね・・・」

唯「そうだよ!ムギちゃんはそんな・・・私たちを殺すとか、人間の家畜化だとか、そんな怖いこと言う人じゃないよ!
  それに・・・さっきこの装置を人類の夢って言ってたよね・・・どういうこと?」

紬「家畜化なんて・・・人聞きの悪い・・・ノアⅡで人々の心を浄化して・・・世界を平和にするのよ・・・」






130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 01:30:38.72 ID:wKD++iZD0
唯「世界を平和に?」

紬「そうよ・・・人間から負の感情を消し、争いをなくす・・・そんな世界を夢見てたの・・・」

紬「まあ・・・争いを消す前に殺人まで犯してるんだから・・・説得力ないかもしれないけどね」

唯「そんなこと・・・」

紬「じゃあね、唯ちゃん・・・けいおん部で過ごした日々は楽しかったわ・・・
  澪ちゃんとりっちゃんにもよろしくね・・・?」

唯「ムギちゃん・・・息が・・・」





132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 01:33:58.01 ID:wKD++iZD0
唯「そうだ、あずにゃん!」

梓「唯先輩!」

唯「そうだ、その十字架から下ろさなきゃ・・・」


梓「ありがとうございます唯先輩」

唯「とにかく、あずにゃんと澪ちゃんが無事でよかったよ・・・ムギちゃんは・・・死んじゃったけど・・・」

梓「いえ、仕方ないです・・・」

唯「いくらひどいことしようとしたっていっても、ムギちゃんを・・・友達を私が・・・」

梓「唯先輩・・・」

唯「うわああああああああああん!!!」






134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 01:37:41.96 ID:wKD++iZD0
唯「グスッ・・・あずにゃんの前で思いっきり泣いたのは三回目だね・・・」

梓「いいんです唯先輩。それより、ノアⅡですけど・・・」

唯「ムギちゃんが・・・世界平和のために作った装置・・・」

梓「このままにしておきますか?」

唯「いや、壊そう。いくら平和のためでも・・・人の心にこんな機械で干渉するなんてよくないよ」

梓「そうですね・・・私もそう思います。唯先輩と同じ意見で安心しました」

唯「じゃあさっさと壊して、澪ちゃんと一緒に帰ろうか」

梓「はい!」






138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 02:04:22.96 ID:wKD++iZD0
ノアⅡがあったビルから帰って、行方不明になってた澪ちゃんとあずにゃんは保護され、入院することになりました。

澪ちゃんは精神的にかなりまいっていたようです。

でもそのおかげか、幸い捕まってからムギちゃんにされたことは、というよりムギちゃんに捕まってたということ自体覚えていませんでした。

ギガロマニアックスの力のことも覚えてないようなので、今後もまた多くの人にパンツを見られるかそれ以上のことがない限り覚醒はしないはずです。

そしてりっちゃんと澪ちゃんには、死んだムギちゃんのことは遠くに引っ越したと言ってあります。

澪ちゃんとあずにゃんを助けに行く前の「ムギちゃんへの話」がその引越しについての話だったんだと嘘をつきました。

もちろんりっちゃんは怒りましたが・・・






139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 02:08:02.37 ID:wKD++iZD0
数日後 病院前

唯「今日はあずにゃんと澪ちゃんの退院日かー。無事でほんとによかったねー」

律「まったくだ。澪に何かあったら私も後を追ってたかもしれね」

唯「もうりっちゃん!怖いこと言わないでよー」

律「はは、悪い悪い」

唯「あ、出てきたよ」





140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 02:11:50.40 ID:wKD++iZD0
澪「おー、唯、りつー!」

梓「すみません、わざわざ病院まで来て頂いて」

唯「何言ってるのー。あずにゃんと澪ちゃんの退院に立ち会わないわけないでしょ?」

律「そうだぞー。これでようやくけいおん部復活だな!
  ・・・今度はムギがいないんだけどさ。これは仕方ないことだし」

唯「ムギちゃんはいないけど、私たちがバンド続けてもっと有名になって、ムギちゃんのところまで曲が届くようにするんだよ!」

澪「・・・そうだな。退院もしたことだし、いつまでも落ち込んではいられないな。
  よし律!明日からの部活ではこれまで以上に気合い入れて練習するぞ!」





141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 02:14:37.22 ID:wKD++iZD0
日常(といってもムギちゃんは居ませんけど)が戻ってしばらく経ちました。

澪ちゃんの言ったように、皆ほんとに気合いの入った練習をするようになり・・・

このままこの状態がずっと続けば本当にメジャーデビューもできるんじゃないかって思います。

他のバンドがどれぐらい練習してるのかは知らないけど。

ムギちゃんはノアⅡで世界を平和にしようとしたけど、私は放課後ティータイムの歌で、人々の心を少しでも動かせたらと思います。





143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 02:17:33.37 ID:wKD++iZD0
ある日の帰り道

唯「ねえあずにゃん・・・ほんとに妄想からあずにゃんを生み出したりした私を、少しも恨んでない?」

梓「どうしたんですか突然」

唯「改めて考えてね、やっぱり私ってひどいことしたんじゃないかって思って・・・。
  だってあずにゃんは、無意識とはいえ私のただの思いつきから生まれて・・・」

梓「いえ、あそこでも言いましたよ。私は唯先輩ともっと一緒にいたいです。」





145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 02:21:52.62 ID:wKD++iZD0
梓「初めは唯先輩の「こんな後輩がいたら」っていう妄想だったとしても・・・今の私は独立した一人の人間です。
  私は自分の意志で、唯先輩と一緒にいたいって思ってるんです。
  恨むどころか・・・寧ろ私を生んでくれて、感謝しないといけません」

唯「あずにゃん・・・。
  私も、あずにゃんがギターが上手いとかいろいろ知ってるとかそんなこと関係なしに、
  あずにゃんっていう一人の女の子のことが大好きなんだよ。」

唯「だから、これからも私と一緒に居てほしいの」

梓「こちらこそ・・・これからも一緒に居させてくれますか?」

唯「うん、もちろんだよ・・・!」ダキッ





146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 02:24:07.56 ID:wKD++iZD0
以上です
なるべくカオスヘッド知らなくても分かるようにと思って書きましたが、分かりにくい点、矛盾点等あったかもしれません
けいおんしか知らずにこれを読んで少しでも面白いと思ってくれた人は是非カオスヘッドやってみてください

では、俺の妄想にお付き合い頂きありがとうございました





147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/31(水) 02:25:11.83 ID:McjqLBTz0
終わりかー
お疲れ様







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[ 2010/05/18 20:00 ] クロスSS | TB(0) | CM(2) | このエントリーを含むはてなブックマーク


その目誰の目?
[ 2010/05/18 23:35 ] [ 編集 ]


眉毛ェ・・・・
[ 2010/05/19 16:54 ] [ 編集 ]
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ひさびさに左上更新してみましたw


とはいえ特に書く事もありませんが(笑)


このブログも開設から1年以上経過するんですね…


とりあえず「けいおん!!」のアニメが終わるまでは頑張って更新し続けたいと思います
2010年7月24日


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